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プールして使っていた蘇芳(すおう)の煮出し汁を使い切ってしまったので新しく煮出しています。
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乾燥蘇芳のパック。
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フライパンにお湯を煮立てて、中にボールで蘇芳を湯煎にかけて煮出します。不織布の三角コーナーカバーを別のボールに被せて一番汁を移します。
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一番汁に溶いた焼きミョウバンを加えると、一瞬で黄色味がかった煮汁が紫っぽく発色します。
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蘇芳の身にまた水を足してさいど湯煎に。もったいないので色が出なくなるまで2番汁、3番汁…。ミョウバンを加えた煮汁は冷ましてから瓶に詰めて冷蔵庫で。
染織ではなくて三春人形、堤人形、相良人形をはじめとする江戸時代の人形の煮出しの発色のさせ方は、これという決定版はわからないけれど、この数年で何となく数歩要領がみえてきたような、そうでもないような…。