キッチンハウスの裏通路を運搬車力丸が通れるように拡張工事。力丸普段その付近に置きっ放しだがそろそろ最終格納庫(そんな立派なものではないが)を作ってやろうかと思う。その理想的な場所がこのキッチンハウスの南側、しかし今は人がやっと通れるぐらいなので通路の拡張と崖の補強工事(石垣積み)開始。以前だったらユンボで一かきだったが今度はツルハシとスコップで作業だ。寒いのでちょうど良い。石はこの崖から出て来たのを(多分砂岩)使ったが少しもろい。まあセメントで補強すれば大丈夫だろうが、いずれにしても足りないのでまた採集に行こう。いつもの秘密の落石現場は更に奥にはなるがまだゴロゴロ落ちているはず。ここの石は玄武岩か安山岩で角がありとても硬くて石垣には最適だ。
砂もセメントも在庫が無くなり仕入れにいく。今回は作業足場が良いので材料(石、モルタル)の運搬が楽で助かる。石垣の中に入れる栗石も掘り出した土の半分は石ころなのでそれを利用。余った土は今作成中の花壇に入れる。
家内は花壇で咲いた花の茎を刈り取り冬支度だが、刈り取った花の茎だけで軽トラに数杯分になる。毎年この量は増えるが近所の山に捨てさせて貰っている。春には腐葉土となる。
今日は仕事で使っていた事故の原因究明手法の話。
アメリカのTAPROOTと呼ばれる手法だが、事故の要因(根本原因)を全ての角度(分野)で検証するのだが、日本の原因追究手法と異なるのは組織も検証の対象になる。私にしたらこの点が一番大事なところで、現場に問題点があるのに組織(つまり上部)が金を惜しんだり、問題点を隠したりして問題が手に負えないところまで事態が悪化し、事故が発生する。本来責任のある上部は現場に責任を転嫁し、挙句は現場の人的要因で事を片付けられてしまう。JR尼崎事故、福島原発事故等、本来全て組織に根本問題があるのだが、そこは取り上げられることはない。今回沖縄で米軍オスプレイが給油訓練中にプロペラでホースを切ってしまい墜落した。多分、気象条件が悪かったのだろうが、そういう時を選んだ上官の判断能力、それをアシストや阻止するチェック機能不足、すべて組織に最大要因があったようと思うのだが? それにしても沖縄知事の反応相当焦点がずれていて(この件だけではないが)県民を騒動に誘導することで人気維持している。