なんでも人生

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企業モラル Corporate Moral

2017-12-28 | 日記
日本の企業モラルが問われている。

日産自動車やスバルの無資格者合格検査問題だが、現在では自動車メーカーの完成車の安全検査はすべて自動化されセンサー計測でコンピュータが合否判定しているので有資格者の目視判定など時代遅れ。マスコミは規制そのものを問題視すべきでは? 外国メーカーにはそんな義務はない。敢えて企業モラルを問えば、そんな(馬鹿な)ルールを国交省に是正(廃止)要望を怠ったことと、ルールがあるのを知っていて無視したことだろう。ところで日産、三菱、ルノーの会長ゴーン氏の年棒18億円、どう考えても強欲(ゴーンヨク)人間としか思えないが?
国交省は私の意見など聞くわけないが、ホームページからこの制度撤廃の意見を投稿した。日本の経済発展の阻害となる。

神戸製鋼、東洋ゴム、東レ、三菱マテリアルなど規格外の製品をデーター捏造して規格品として出荷。これは少し(かなり)質が悪い。規格外でも十分に安全性を確保できる製品だと言うが、それは規格外品として顧客の受入れ了承を得て(当然値引き)出荷すべきだ。データー捏造はインチキで企業モラルの低さ(経営者が無責任で無能)の証しである。

最悪だったのはフォルクスワーゲン。ディーゼルエンジン排気ガス浄化装置を計測時だけ稼働させ、普段は大気中に撒き散らすというオッたまげた(巧妙な)インチキをやっていた。アメリカ政府から43億ドル(4,730億円)の罰金を言い渡された。許せないのはこの失態を犯し退任に追い込まれた当時の最高経営者Winterkornは43億円の退職金(慰労金)をせしめている。そしてさらに驚愕なのはそんなVWは今でも世界一の販売台数を誇っていることだ。一番の顧客は中国らしいので、マーそういうことも有り得るか。

なぜこんな不正が起きる? 金儲け主義優先、モラルが低い、結局無責任(無能)経営者がトップに居座っているためだ。

私も会社で退任前、遵守委員長(兼任)として任命されていた。幸いに私が勤務した会社は遵法精神が浸透していたのでそんなお粗末なことはなかった。しかし、難しいのは知らない間に(意図しない)違法行為があった場合だ。迅速な勇気ある対応(正しい決定と行動)が経営者に求められる。ここを間違うと(隠蔽など)取り返しのつかないこと(企業存続リスク)になりかねない。雪印などが良い(悪い)例だ。

私はもう仕事をしていないので、無責任に何でもエラそうに言える。
日本の道路速度制限、順法しているかと問われれば私は前科一万犯は下らない札付きだ。
しかし数年前、京都府警がパトカーで用事もないのに中国道を速度超過(40km以上)で兵庫県までドライブ、無人(自動)速度取締機に捕獲されバレてしまった(もみ消し失敗)。
コメント
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