弟夫婦が忙しい合間に2-3日の暇を作りやってきた。関西観光もあるが、せっかくだから一緒に車で梅雨さなか2泊3日の北上の旅に出かける。
私たちの父親は海軍(潜水艦乗組員)なので軍艦が見える舞鶴港に立ち寄る。ちょうど掃海艇が朝礼中。週末には波止場で一般公開があるのだが、今日は平日なので柵の隙間からちょい見。
その後、東尋坊に立ち寄る。運よく雨が小降りになり迫力のある断崖まで歩いて近づけた。ここは確か来たことはあるが、いつ来たのか2人とも思い出せないほど忘れている。お陰で東尋坊の再訪は新しい記憶に残る。
今夜の宿泊地は飛騨高山なので、景色の雄大な白山ホワイトロードを走ろうとナビ設定したが案内ルートが安定しない(走っている途中ルート変更になる)。2-3度走った道なので白山市から中宮料金所に近づくと、通行止めの看板がある。アッ、激しく降り出した雨のため通行規制が始まったようだ。ナビの案内不安定理由が判明。急遽、富山五箇山経由をナビに入れ直し、土砂降りのなか、白川郷までやってくる。
白川郷道の駅で合掌作りの内部が見学できる。我々も中学までは藁葺の家だったので、いろりや土間、くどなど懐かしい。その後、白川郷合掌村(荻町)を車で通り抜ける。普段は通行規制で一般車は乗り入れ禁止だったと思うが、この日は土砂降りのためガードマンも立っていない。それでも観光客(ほとんどが外国人)は傘をさして歩き回っている。そこから高山まで国道を走り、荘川ダムで沈没した村から移植された荘川桜を横目で見ながら、予約していた高山ワシントンホテルチェックイン。新しく整備された駅前の便利な近代ビジネスホテルで快適。翌朝、保存町並み歩いて回るが、早いので観光客もいなく気持ちがいい。雨も上がり、信州のきれいな景色も見れそうなので乗鞍、長野、志賀高原を回る。日本一標高の高い国道渋峠からの眺望は残念ながら霧(雲)の隙間から草津、白根山がちらり。しかし良かったのは2年前の白根山噴火以来通行止めになっていた草津道路が開通、やはり眺めは雄大。長い間通行止めだったため、カモシカの道路を横切る姿もみることができた。
草津の湯畑で足湯(熱い)を楽しみ、浅間山を眺めて軽井沢、八ヶ岳を走り抜け、夕食は茅野の小作でほうとう、その夜のホテルは中津川ルートイン。
翌朝は雨、馬籠宿、妻籠宿を見学。
2泊3日、兄弟夫婦で約2000kmドライブ旅行でした。
このコースは何度行っても日本の絶景が楽しめる。
実は私は雨の馬籠で石畳を下っている時、左足かかとが滑り、右足の膝で着地。幸いにも骨への損傷はなく歩行影響はなかったが、右ひざに打ち身と軽い出血があった。家に帰り、ネットで馬籠観光センターに安全対策(滑る注意書きだけではなく、石畳に横溝や凹凸を付ける)をお願いした。センターからは返事があり今後の対策を検討するとのこと。私も、かかとがすり減ったスニーカーを滑りにくそうなのに買い換えた。