めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

砂漠(伊坂 幸太郎)

2011-07-28 21:44:47 | 本(普通) あ行の作者

言ってみれば、
砂漠= 社会 で、大学生活= オアシス という掛け合わせのタイトルでした。

仙台市にある 某国立大学に在学中の 仲良しグループ(男女混合)の生活を描いた作品です。
伊坂先生ご自身、東北大OBなんですね。
頭 い ぃ~~!

てことは、伊坂先生ご自身の青春時代が ベースになっているのでしょうかねぇ。
麻雀あり、 ミスコンあり、 ボーリングあり、
そして、なんといっても 男女交際あり! (← ミーハーなおばちゃん的 発想…)

ま、
もちろん、小説ですから、学生生活は、学校とバイトだけではなく、
各季節ごとに 事件が起こり、そこに彼らが絡んでいきつつ、
また 時は流れゆく 。 。 。
という内容の作品でした。

高校までは、同じ地域に住む友人との 社会形成が、
大学で ガラっと全国区になり、
さらには、社会人になると、広大で果てなき砂漠に 巣立ってゆく …
という実感は、もしや、男子四大生の方が 重く受け止められるのかもしれませんね。

ワタシなんかは、
短大(超多忙)で、多大な課題と実習に追われ、
あれよあれよという間に、2年間を走り抜け、このレールの終点 = 就職  (結)。
って、感じだったもので… (泣)

いいなぁ~~
4年間の大学生活(= The 青春!)って 。 。
これが、この作品の率直な感想です。
コメント
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