女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

会社の選び方

2019-05-17 | 日記

中村です。

仕事柄就職活動中の女子学生と接する機会が多い。

話していて強く思うことがある。


それは、


就職活動のをしっかり持って活動してほしい


就職活動の軸=判断のモノサシ



これをしっかり持たずにいると、


「内定もらった」
「内定を複数社からもらってどこに決めようか・・・」

という場面で決断できない。
あるいは、間違った判断をしてしまう危険性がある。







どんな会社で働きたいか?を思いつくままに羅列してみる

たとえば、

◆職種:営業アシスタント職
◆やりがいのある仕事ができる
◆給料が良い
◆転勤がない
◆年間休日が多い
◆残業がない
◆家から近い
◆魅力的な上司がいる
◆アットホームな雰囲気
◆○○業界(食品業界、インテリア業界)

などなど


これら全てが満たされる会社は残念ながらない

いくつか(あるいは多く)の項目はあきらめざるを得ない。


その際の、これだけは譲れないもの


これが就職活動の軸=会社選びの際の判断のモノサシ

となる。これが明確であればあるほど迷わず判断できる。
不明確だと、


世間的に名前が知れているから大丈夫だろう
知り合いが勤めているから大丈夫だろう
両親に反対されたからやめておこう


となりがち。



自分の判断なら、たとえその判断が誤っていてもあ
きらめがつく。

だって、自分で決めたんだから仕方がない。
誰を責めるわけにもいかない


でも、自分以外の誰かの(しかも)不確かな情報で、
決断し、上手くいかなかった時、絶対後悔する。


「~しておけばよかった(=後悔)」や「~さんが言
ったから(=言い訳)」という人生を送りたい



私は絶対に嫌だ



「大阪が好き=大阪勤務で転勤のない会社」
「趣味の活動を続けたい=残業や休日出勤のない会社」
「自己成長できそうな会社」
「少々しんどくてもガッツリ稼げる会社」


などなど、何が軸でも構わない。周りと同じ軸を持つ
必要は全くない。

だって、自分と自分以外の人は「価値観」も「好みも」違
う。相手にとって魅力的な会社が自分にとって魅力的と
は限らない。









ある会社の選考で出会った女子学生。

就職活動の軸は?と問うと、


営業事務職
社風がアットホーム


の2点。軸が明確なので、

「事務職希望なので、自宅からあまり遠くない会社で
働きやすいアットホームな雰囲気の会社で働きたい
と思っています。正直業界や業種にこだわりはありま
せん。」

と受け答えに憂いがない。


実際心理学専攻の彼女が受検中の会社は電気設備の
会社で文系の彼女には縁遠い業界。それでも彼女の関
心事は業界や事業内容ではなく、業務アシスタント職の
仕事の中身と社内の雰囲気。


彼女は間違いなくいい会社に就職できると思う。







ここからは私見だが、営業職や技術職の場合、業界
業種も会社選びの大きな要素になる。「何を売るのか」
「大学時代の専門分野が活かせるか」にこだわるのも
当たり前。


しかしながら、こと事務職、アシスタント職に関しては、
業界・業種に関しては少々妥協しても、職種の中身と
一緒に働く人(=会社の雰囲気)に関しては絶対に妥
協しないほうがいい。

職種の中身に関しては、事務職、アシスタント職と
言っても企業によって仕事の内容はさまざま。

あくまでも事務職・アシスタント職として「事務仕事」
「補助的な仕事」をしてもらいたいと考えている会社も
あれば、

事務職・アシスタント職とはいうもlのの、事務仕事だ
けでなく、お客様との対応や外出、出張など総合職
的な役割を期待している会社もある。


その会社が職種に何を期待しているのかをしっかり
認識していないと。「やりがいがない」と物足りなさ
を感じたり、「こんなことまでやらされる」と負担に感じ
ることになりかねない。


さらに、事務職の場合社内にいることが多いので、他
の職種以上に職場の雰囲気は会社選びの重要ポイント。


どれだけ、他の条件が良くても、社内の人と合わなか
ったらいられない。


逆に考えれば、一日24時間。そのうち寝ている時間を
除いた時間の少なくとも半分以上の時間を過ごす会社
で、面白い仕事と居心地の良い空間があればビジネス
社会は快適


自分の周りに次々と内定が出、焦り始めるこの時期だから
こそ今一度自分の就職活動の軸をしっかり見直し、その軸
で選考中の会社を見直してみては