女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

磯野貴理子の離婚に想う

2019-05-23 | 日記

中村です。


磯野貴理子が離婚した。
彼女に対して特別な思い入れはないが、同郷(三重県
出身)で同年代
テレビの情報番組で彼女の離婚報道について論じるコ
メンテーターやネットニュースにはある程度関心を持って
目を通した。


その多くが、彼女に対して好意的、共感的で


「かわいそう」
「相手(もと旦那)がひどい」


という類のもの


が、私はそうは思わない。


以下、反論覚悟で私見を述べたい。


24歳年下の男
しかもイケメン


ということを鑑みると、今回の結末を世間の多くの
人は予見していたのではないか。


私もその一人。


自分に置き換えるとそうとしか思えない
※ちなみに、私は年下もイケメンもあまり好きではない
ので彼女の決断自体があり得ない


本人もそう思っていたのではとさえ思う。



で、想う。


彼は自分の夢を語り彼女はそれを一緒に実現する夢
を買った。


そして、その夢の期限がきた。



のだと・・・。


目には見えないが、そこには売る側と買う側にしかわから
ないお互いの価値があった。もちろん、彼にはそれを売って
いるという意識もなかっただろうし、彼女もそれを買ったとい
う意識はないだろうが・・・。


だから


彼女のことをかわいそうだとは思わないし、彼のことをひどい
とも思わない。



彼女が離婚を告白した場面を観た。



「自分の子供が欲しい」


という相手に


「うんうん、そうだよね」


離婚を切り出した相手に対して、


「感謝しかないもん」



テレビとは言えなかなか言えないよなぁ~


こんなセリフ


もちろん本音は違うし、
最大級の強がりにも思える、



が、


彼女が、たとえ強がりであったとしても


笑って、「さよなら」 


と言えるのは、彼女が自活しているから
であり、この夢を買うと決めたのは、他の
誰でもなく自分自身だから。


そうでなければ、こうはきっぱりさよならは
言えない。


社会に出て一生懸命働く


それが評価されて、それなりの立場や相応の
収入を得るようになる。自己成長が確認でき、
欲しいものをある程度自由に手に入れられる
のはとても楽しい。一方、ビジネスの場は戦場
なので「女だから」の甘えは許されず、場を仕
切って成果を出すことが求められる。当たり前。



せめてプライベートでは、女全開でいきたい
ごろにゃんと甘えたり
あなたの言いなりになりた~い

と思う人も多いだろう

 

が、


これが案外難しい。そういうつもりでもついつい
仕事での仕切り体質がでてしまう。

可愛い女にはなりきれない・・・あっ、これ私か


あるいは、自分はそのつもりでも相手や周りが
そうでなければ上手くいかない。


これを実現しようとすると、プライベートを共にす
る人が自分よりもいろんな意味で器の大きい人で
ないと難しい・・・。


50歳を超えると、ビジネス社会におけるゴール
が見えてくる。どのような結末が幸せかは、それ
ぞれの価値観によって違う。


幸せの形は一つではない



ただ、全て自己責任


自分が選んだ道を、「これが良かった」と満足して
終えられるように頑張ろうと思わせてくれる一件