オットの数少ない休日のお楽しみといえば、酒屋さん店内での立ち飲みである角打ち。
日曜日は、お馴染みの丸本酒店さんで、手打ち蕎麦名人の佐川さんとのコラボがあったので、もちろん行ってきました。
13時頃に到着すると、いま打っている分で蕎麦粉が無くなります、とのことで、ぎりぎりセーフで間に合いました。
そばが打ちあがるまで、ドリアンのパンとオリープ油で、間を持たせます。
酸味の強いドリアンのパンが、ワインにあうのは、すでに検証済み。
角打ちこそ、袖振り合うも多生の縁を、地で行く場。
立ち飲みのカウンターを囲んで、知らないもの同士が、おしゃべりしたり、ツマミをわけあったり。初めて出逢う人とも、距離が近い、近い。
ご近所さんだけではなく、流川で日本酒バーを営む熱燗師匠(プロ)や、角打ちを飲み歩く会「角打ち学会」のメンバーなど、セミプロの酒飲みたち。
うちのオットなんて、まだまだひよっこですわ。
そうこうするうちに、打ちたて、茹でたて、〆たての蕎麦が出来上がってきました。シコシコ、つるつる。なんの具がなくても、十分美味しい。
蕎麦焼酎をそば湯で割ったらいけるよ、と教えてもらって、どれどれ???と試してみたら、なるほどまろやかな呑み口。オットは、がぜん気に入って、おかわりを重ねていました。これなら、家庭でも出来ます。
そのうち、ご近所の⑦パパさんや、⑦パパさんのお誘いをうけて、テツヤ丸さんも、ご来店。
テツヤ丸さんは、ステーキガストでお腹いっぱい肉を食べてきた直後でした。
・・・・・なのに、心やさしいテツヤ丸さんは、「そば、最後の1枚ですよ。良かったですね、間に合って。」と、周囲の無邪気な笑顔の圧に押され、その最後の1枚を注文されました。
・・・・・・が、テツヤ丸さんの胃袋には、もう蕎麦20本ぐらいしか入るスペースが無かったのです。残りは、⑦パパさんのビッグサイズのお腹の中に消えました。