スイマセン、まだ、京都ネタを引っ張ってます(失笑)
京都で絶対に行きたいと思っていたスイーツのあるお店。
とはいえ、今回は、甘いもの苦手な酒豪辛党K子ちゃんと一緒の旅なので、あきらめていたのですが・・・・
青もみじを見ようと北野天満宮でバスを降りると・・・・バス停すぐにあるそのお店が目に入る。嫌でも目に入る。吸いつけられるように、そのお店が目に飛びこんでくる。
天満宮の正門に向かおうとするK子ちゃんの腕をガシッと取り押さえ「ちょ、ちょ、ちょっと待って」「ちょ、ちょ、こっち来て」と、そのお店の前まで引っ張ってきました。
「ここ、ここ!!ここ、美味しいから。」と、甘いもの苦手なK子ちゃんをだまし討ちして、無理やり店内に押し込みました。
やってきたのは、長年恋焦がれていた「粟餅所 澤屋」です。
クリじゃないよ、アワですよ。
のれんをくぐった途端、白い三角巾のおばあちゃん、おばちゃん、おねえさんがワラワラと「おこしやす」と声を掛けてくれ、注文すると、そのおばあちゃん、おばちゃん、おねえさんたちが、一斉に粟餅を丸め始めます。
ほかほか握り立て。あんこ2個にきなこ1個が1人分。3つで450円だったかな??
いや、これがもうね~、ふわふわでトロトロ。なんちゅうシアワセってくらい、手作りの味がします。
レトロな店内には、次から次にお客さんが現れ、5個入り、10個入りと注文。その都度、お客さまの目の前で1人は餅をまるめ、1人はきな粉をまぶし、1人はあんこをつけ、とみんなが一斉に取り掛かるんです。
そのみなさんの姿がもうかわいいったらありゃしない。
昔ながらの、とか、素朴な、とかの言葉では表現しきれない。丁寧に誠実に自分たちのやりかたと持ち分を守っている姿に感動します。
それにしても、酒豪辛党K子ちゃんにとって、1度に3個の餅を食す、というのは、衝撃的事件だったはず。
そして、もうひとつゼッタイに行きたい、食べたいと思っていたスイーツが、四条大宮の老舗果物店ヤオイソフルーツパーラーのフルーツサンドイッチです。
フルーツパーラーという響きだけでも、テンションあがりませんか???
見てーー!!このビジュアル。いまだかつて、こんなフルーツサンドに出あったことがあったろうか。
苺、メロン、マンゴー、キーウィ、にパイン。よく熟したものが、甘さ控えめなホイップクリームの中に埋もれている。
罰ゲームで、このフルーツサンドを顔にぶつけられても、怒るどころか、むしろ進んで身をのりだすよ、てなもんだ。
ところで、1日で甘いもの2軒ハシゴする、というのは辛党酒豪のK子ちゃんの人生では前代未聞のこと。
なんか、これに懲りて、もう私と遊んでくれなくなるかもしれん。