曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

転院時 どたばた

2013年11月05日 | 高齢者

実家母Yこさんの転院の日

市内とはいえちょっと奥まったところに転院するYこさんの転院。

転院先には10時半までには行かなくてはいけないので、朝は忙しい。

9時半に出発予定で、9時までには私も行くつもりでいて、でも、本心はここは、弟に頑張ってもらいたい。弟は転院の為の介護タクシーの手配もし、姉さんが行くまでには行って、準備している…筈が…

9時に病室に行っても、ベット周りは散らかったまま、母親の姿もなし。

弟も来ない。

とりあえず、棚に入っているものを下ろし、これは、片付けてしまってもいいだろうと思われるものを適当に袋に詰めて…なんて、しているうちに、山の様な薬の束が届き、「中身を確認しておいてください。」と言い置いて忙しそうに看護師さんは行ってしまい…。

一応、薬の一覧と、照らし合わせていると、母親登場。

片付けちゃっていいものを片付けようかと言うと、もう、片付けてあるなぞ言ってます。とYこさんは、こちらへと連れて行かれ、その留守に、やっと、弟登場。

「え?呼ばれた?じゃあ、ちょっと○○(今日発売の雑誌)とコーヒー(こやつ、レギュラーコーヒーしか飲まないメンドクサイ奴なのよ(;一_一))を買ってくるけど(へ?今?)姉さんは?」

「今行くの?」

「コーヒーいるのいらないの?(そこじゃなくてさ!今行かなくてもいいだろよ)」

「私はいらないですよ(いらないじゃなくて、今呑気に飲む間があるのけ?」

と言う訳で、弟いなくなり…

またまた、看護師さんが書類の束を抱えてやってきて、「これが○○で、これが○○。それからこれがレントゲンなどのデータが入っているCDRです。で、これが、向こうに渡してもらう書類で、これが、保険がどうとらこうら。そして、診察券に予約券。予約は○○日に入っています。(は?転院先で診察じゃなかったの?)(←これが、またこの後問題になるンすがあ~)そして、保険証と、お預かりしていた○○」

一気にまくしたてて、はいじゃあ、この後すぐベットを使いますから(入院してくる人がいる)即退場!と早口で言われて、薬の袋に書類の束に、Yこさんの散らかしたままの様々なものに、そして、予約券だの保険証だの、う~~、どれからやっつける?

と、呑気ら弟がコーヒーと雑誌など抱えて登場。

もちろん、コーヒーなんぞすすっている暇はないダスが、色々指示しながら、コーヒーすすりいの、雑誌を読みいの(後でわかったんだけど、その雑誌に自分の勤め先が取材されたものが載っていて、早く確認したかったらしいが、その時は、何やってるん?って思ったさ)しているといっても、そのうち、介護タクシーが迎えに来てしまって、大慌て。

なのに、(今までは早く支度し過ぎるぐらいの気の早い母親だったのに)Yこさん、のたりくたり。

どれをどう仕舞うのか、どうしたらいいのか、ただ、ベットに座りこんでしまって、ちっとも動かないので、一度介護タクシーの車いすを部屋の外に出してもらって、荷物をとりあえず、ぶち込み。向こうに行ってから、そろえよう。転院に必要な書類は弟がすべて預かって、はい、これはうちに持っていけばいいね?なんていうと、そこでまたぐずぐず言いだして、とにかく、一回ここ、引き上げようと、介護タクシーに「ぶち込み」母親も荷物も。

弟の車は病院のPに入っているので、それを出庫させてなんて、介護タクシーの待たせると悪いので後を追いかけるから、先に行っていてくださいと慌ただしく送り出し、駐車場に急ぐ。

これまた、料金の精算などもあるし、けっこう時間がかかる訳ね。

退院時は割引も受けられるので、それも列に並んでの清算だからね。

そして、飲み残しのコーヒーをすすって、書類、再度確認。そうそう、Yこさん自筆の書類も何部か必要で、それも、慌ただしく書かせたのでしたよ。

でも、介護タクシーは、料金は掛かるけれど、やはり便利ですね。

病室のベットまで、介護タクシーの車いすを持って迎えに来て、車いすごと乗せてくれて、転院先のロビー(受付に声を掛けるまではやってくれます)まで車いすごと運んでくれて、そこで、転院先の車いすへの移乗まではやってくれました。

半年前、右足の手術後のリハビリに連れて行った時の苦労はいったい…。

もちろん、転院先でも患者さんは入院待ちの患者さんで溢れ、しばし待たされた後(受付事務が掛かる)、部屋に移動。

そのあと、様々な説明に、診察に、その前に、持ち物検査!

持ってきたものをすべてかき出し、必要のないものは持ち帰り。持ち物は入歯入れだの、歯磨き粉だの、結構細かいものまで、書きだして、とにかく持ってきたものに、自分の名前を書くことの徹底。そして、持ち込んだもののリストが書類となって確認書を交わす(細かいようですが、実際、いろんな人がおり、間違いも起き、トラブルも多々あるとの事でした。まあ、Yこさんも、転院してすぐに○○がないと、大騒ぎしました(;一_一))持ってきてないものを持ってきたと言い張る人もいて、書類での確認になるそうです。

でもまあ、心象としては、なんていうか、なんですわ(Q )) ><ヨヨ

う~~、ここまでするかあ、みたいなねえ。

その代わり、タオル類は入院の料金の中に入っていて、おしぼりタオルに、普通のタオル、浴用タオルもすべて使いたいだけ使えるので、楽です。

ただ、今までの入院先には各ベットに小さな冷蔵庫がついていましたが、各階に1つの冷蔵庫を共同で使うとのことで、ちょっと不便。

その時は、ベットにライトもベットの上で使用する机なども置いてなくて、ただただ、寝るだけのベットになっていたのが、気になりました。(後日、行ったら、色々そろえてくれてあって、使い勝手がよくなっていましたが)

聞き取り調査も家族関係から生活全般。かなり踏み込んだ調査だったようです。

結局、悠に転院先でも2時間以上の時間がかかり、帰り道弟と話しながら帰りましたが、決して明るい気持ちではなかったのです。

正直言って、周りは、殆ど身動きのできない、話もできない人ばかりでしたから。今までの部屋は交通事故で入ってくる人がほどんどで、同じような年頃だったりで、仲間がいるって感じで、仲良くやっていましたが、部屋も暗い感じで、設備も古いものが多かったので、あそこに、3か月は結構辛いだろうな、と、たぶん、弟も仕方のないことだけれど、後悔もあるってところだったんじゃないでしょうか。

リハビリ病院も街中に新しくできたところがあり、弟もそこに入れると確信していたようなので(甘いぜ!)、帰りに遅い食事でもと思ったんですが、寄れるところもなく、結局お互い家に戻っての、残り物をかじるかって事にしたのでした。

とまあ、このぐらいまではテン張っていたんですがね、やっぱり、夕方になってきたら、→ こんなんなっちまいましたです。

今は、それなりに母親も慣れてきて、洗面台やお風呂もやはり、それなりに作ってあるので、何よりも、お風呂にゆっくりつかれたっていうのが、うれしかったみたいですよ。

でもなあ、3か月。転院前も入れて4カ月だからなあ。

やっぱり長いよなあ~~。(3か月で戻って来れればですが、もしかしたらもあるのでね(;一_一))

 

ココログに ウラナミシジミ③ アップしました~~。

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ついに、翔を広げてくれました~~(*^^)v