曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

Bこさん、介護認定審査を受ける

2015年01月23日 | 介護

よく、アルコール依存症の夫の妻は、献身的な妻であるがゆえに依存を増長する。逆に言うとその妻がアルコール依存症の夫を作るとまで言われていますが、介護にもそういう事が言えるのではないかと、感じています。→共依存連鎖する依存関係

一応医療関係の仕事をしていたと言う事もあって、言われなくても先回りして準備をするのが身についているため、相手が手を出そうとすれば、相手が求めているものを相手が受け取りやすいように渡す(何も言われなくても)。

これが当たり前になっています。

だから、生活面でもそれが当然のこととなり、「気がつかない夫」の先回りして、やってしまう。

その積み重ねが、もともと、気が回る方ではない夫の、そういう面を増長してしまっているのではないかと、思います。

そして、私は「この家にはなくてはならない人なのだ。私がやらなくては」と思い込んでいたのですねえ。

それが、先日の「事件で」思い切り、付き物が落ちたように、肩からオット母Bこさん、オットが転げ落ちまして、私は思いっきり身軽になりました。

今回、突然の「介護人指名」は、オットにも、オット母Bこさんにもかなりの戸惑いもあるのですが、それを言えない(今までなら、当然のことのようにやって=はっきり言えば命令)、言い出せない、そんないきなりのバリアが出来たように思っているのではないかと思います。

手始めに、介護認定審査の前の、ケアマネさんとの打ち合わせ。

事前には「やってらんねえ。仕事辞めるわ!」なんてブチ切れたりしたオットも、一応、やらなくてはと思ったようで、当日はそれについて何も抵抗することなく、神妙な面持ちで行いました。

今は要支援2ですが、今回は介護1になる可能性もあり、前回何でも出来るような事を強調してしまっていたBこさんに、色々アドバイス。

「いつも、杖を持っていないとなら、ほら、今持ってきてないと駄目でしょ?なぜ使わないんですか?常に持っていましょう。」と取りに行かせ、立ち上がりやその歩き方をチェック。

もちろん、Bこさんに移動には杖を徹底させる目的もありますし、審査の時に杖歩行であることをアピールしないといけませんからね。

義弟達が来た時のように「杖なし」をアピールしたいBこさんに、まず、ジャブですな!

そして、今度は、オットに「今後の支援あるいは介護」についての考えを確認します。

(その前に今受けている支援についての説明がありました。)

さて、今後?

たぶん夫の頭の中にその構想は白紙でありましょう。

何をしていいのか、するべきなのか、なんのベクトルもない状態でしょう。

オット「もごもご…、同じで…いいん…じゃない…か??」

Bこさんも「別にわたしもいいです。」

 

黙ってそこにいる、私の方に「よしこさんは、どのように思われますか?」と、質問されました。

→いつもながら 続く~~

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