Bこさん、「要支援」余波 その1 の続きでございます~~。
オット母Bこさんの、「どうしても、病名が欲しい病」あるいは「病名を無理やりつけたい病」に屈して、わたいの最後の砦のY整形外科にやってきたんであります。
案外、当日は空いておりまして(と言っても受け付けから診察まで、2時間)座るところもゆったりとあり、わたいは、本持ち込み出し、先に自分のリハビリをやって、待合室に出てきたところで、丁度、Bこさんの診察に呼ばれました。
問診をし、次に診察台の上で、足の動きや知覚等をチェック。やはり関節の動きは悪くなく、というか、とてもよく動く。(なぜに自分じゃ動かせないのか不明)
本人=Bこさんは、右足だけ内反足になってきたから、膝か足首が悪くなったに違いない。→何か注射でもしてもらって「治りたい」との希望。
先生はやはり背骨の曲がり=右前に大きく傾いているため骨盤が歪み、その重みで膝が伸びず結果的にエックス脚になってきたのではないかとの診たて。
仰向けに横臥して、足を出すと、右足が短くなり、筋肉も落ちてきていて、右足だけ細い。いや、もともと細いんですけどね、左足よりも右足の方が2回りほど細くなってました。ただし、いつも曲がったままの膝も手を添えると、特別痛みもなく、真っすぐ伸ばせるんです。
もちろん、膝がしっかりとお腹につくまで曲げることが出来ます。知覚も問題ない。
とにかく、腰回りと膝のレントゲンを向きを替えて何枚か撮りましょうとの事で。
はい!またまた、大騒ぎではございましたが、(特に向きを替える時にこっちは向けないだの、こうはならないだのごねておりましたが。動けるつうに!)先生や看護師さんに「ちょっとの間頑張っていてくれないと、診察できませんよ。」と言われて、観念して横向きに。
曰く「私は横向きに寝たことはないから、横向きにはなれない。」のだそうですが、腰は4方向、膝は2方向から撮影。
正面からの写真
どうやっても、真っすぐ前に向けないようでして(^_^;)
大きく背骨は右に旋回しておりまして、普通ならあばら骨も左右対称に写るはずですが、どうなっちまってるんだあの状態です。
もっとも、以前撮った頭のCTだって、
こんなに非対称なんですから、ずっと、右に傾いたまま人生を送ってきたつうことなんでしょうなあ。
ただし、関節自身はどこも悪くない。
ただただ、背骨の積み重ねがずれているだけで。
つまり、関節炎など起こしていないので、フォルテオを出してもらっている整形外科でリハビリをやってくれないのは、医療ではリハビリが出来ないからだそうです。
介護認定を受けている人の、同じ病名での医療のリハビリは認められないのだそうで、先生「どうしようか」と文字通り腕を組んで悩んでおられまして。
「ほんと、動きはいいんですよ。痛みもないんですよね。ってことは、治療ではないので、注射も薬も出せません。膝も水がたまっている訳でもないし。ただ、膝の外側が圧迫されてきているので、膝関節炎の病名で、短期間しかできませんが、リハビリを…と言っても、何をやったらいいかなあ。う~~む。」
「とにかく、真っすぐになんとか持って行かないと。」
と言っているうちに、座っているBこさん、どんどん右に倒れてきています。
「先生、こういう風になってきたときには、体を起こすように行った方がいいでしょうか?座っている時もどんどん右に倒れてきちゃうんですけど、起こせるなら起こしていた方がいいですよね?」
レントゲンの画面を睨んでいた先生、振り返って
「あらあら、出来るだけ真っすぐしてないと。大丈夫、ちゃんと起こしていられるんですから、姿勢を正しく保ってないと、もっともっと傾いちゃうますよ。なんとか、おきていられないかなあ。」
さてさて、結局Bこさん、どのような「治療」をしてもらうことになったのでしょうか?
まだまだ、続きます~~(*^^)v
ま!また、「病気ではない。異常はない。」と言われた時点で、わたいの気持ちはきまっとりますがね。厳しい路線を歩かせるとね(^_^)v