本格的?介護になってきて、というか、その前から、「介護ブログ」を読んだりして、参考にさせてもらっていたのですが、そこには、想像がつかない事も多々あり、いろんな事を考えさせられます。
更に、現実は、案外、つまらないような事が、苦痛のもとになって、介護が苦になってしまうものなんですよねえ。
今日、友達とメールをしていて、う~~んと思わずうなってしまうような事が。
実は、その人、ある重大な役を受けている人で、責任感も人一倍強い人で、完璧主義の人です。そこまでやらなくてもいいのにと思うような、事も本当に熱心にやってくれる人なのに、期日を守らず(守れず)多くの人に迷惑を掛けることになりました。その間1週間ほど音信不通になり、心配していたら、今日、介護仲間の私のところにメールが来たのですが…。
その人のご主人のご両親が本当は、先週にはご自宅に戻られる予定で、「明日にはすべてが終わる。」と介護から解放される喜びに浸っておったんであります。
義母さんの方は心臓が悪く、義父さんの方は、要介護4で、自力ではほとんど何もできないのですが、一度入った施設が合わず出てきてしまい(というか出るのをご主人や義母さんが決めた)その後、1年にわたって、彼女の家に引き取ってショートステイとデイサービスでしのいでおり、やっと、新たな施設に入所できることになって、先週の金曜日には、義父母で地元に帰ることになっていたそうです。
ところが!この寒波で、足止め。結局介護用のタクシーの都合もあり、急遽1週間日延べになってしまい、その間ショートもデイも予約もとってなかった為に、おじいちゃんの自宅介護。昨日はデイに行ったそうですが、最悪の1週間だったそうで。
1週間の日述べをご主人が決めた時、ショックで号泣してしまったとか…。
ずるずる落ちてしまうおじいちゃんを引っ張り上げ、お下の世話に食事の世話。
元看護師で口だけ五月蠅いおばあちゃんのメンドクサイ相手もあり……
そりゃ、おかしくなるわなあ~~
洗濯物も半端ないしねえ…。
これで解放されるって思ったら、天国から地獄ですものねえ。
しかも、その間高熱が出て、時間外診察を受け、更に夜間緊急病院への搬送…。その日の帰宅は12時過ぎだったそうで。
これで、また帰れなかったら…と、気持ちが不安定になって、ただただ泣いていたそうな。。
旦那はどうしたんだ!病院も彼女一人で連れて行ったんだとか!
いやあ、そりゃあ、私でもおかしくなるわ。
わたし、義父を抱き上げるなんてことは、物理的にも心理的にも抵抗があるんですけど、彼女はそれは慣れているから平気だそうで。
彼女が一番耐えられなかったのは、義母の愚痴を聞かなくてはならないことだったそうで、特に昼食は2人で食べるので、その時間が吐き気がするぐらい嫌だったそうですわ。もちろん、義父さんの汚物の処理も嫌なんだけれども、それよりも、義母さんが彼女が探してきたショート先やらデイサービスやら、病院の処置が、ことごとく気に入らないのだそうで、愚痴というか批判と言うかゴネルといいましょうか、それが耐えられないのだそう…。
うわ~~。
うちのBこさんや実家のYこさんの「口」もかなりうっとうしいですけど、いやあ~~~、こりゃたまらんわあ。
メールでのやり取りだけなんだけど、うわ~~~!
ぎょえ~~~!
我が家にも、そう言う時がいずれは来るでしょ~~~。それにさあ、今は批判の対象の義母さんのように、自分がならないとは言えないし。
本人は、気が付いているんでありましょうか?ヨメさんがそんな風に思っているなんて。
オットの事は世話を掛けているって自覚はあるでしょうけど、耐えられないのはオットではなく、自分だって事を。
気が付いてないだろうなあ。
それが一番怖いわ。
うわ~~。
私もそうならないでいられるだろうかあ~~~。
こ、こわいわ~~。
極寒の日の、妖怪の話し~~。怖すぎて震えが止まらんぞえ~~
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