8月16日(木)は40.9度を記録した地域が全国で2箇所あり74年ぶりの記録的な猛暑とのこと。しかも明けて17日(金)はペルー大地震により北海道から沖縄まで太平洋沿岸は津波注意報のお触れ。
こういう悪条件にもかかわらず、何だか魚が食べたくなったので釣りに行くことにした。場所は釣果が確実に見込めるY半島F防波堤。前回(8月11日)はこの場所で涼風により秋の気配を感じたが、猛暑の昨今、どういう体感が味わえるか確認する興味もある。果たしてあの涼しい気配は見せかけだったのだろうか。
到着したのが、7時50分。予想どおり平日とあって釣り人は誰もおらず広い防波堤は独占状態。早速釣り開始。今日は前回と違って全然風が吹かないようだ。さぞやと覚悟したがそれが不思議なことにあまり暑くないのである。第一に汗が全然出てこない。とにかく蒸し暑くないのでさわやかである。やはり海上の方が秋に一歩近づいている感があり、陸上とは随分違う。
さて、釣果の方だが始めから案の定の入れ喰い状態。型の方は全然期待していないので、機械的に取り込むだけだが、3匹に1匹ぐらいの割合で手の平未満をリリース。
今日もそこそこ釣ったら帰り支度でもするかと思っていたところ、12時前後の引き潮5分目(ごぶめ)ぐらいになってかなりの良型が浮いてきた。一般的に釣れる時合いは上げ3分、下げ7分という言葉があるが、もちろん上げ(満ち込み)向きの防波堤と下げ(引き潮)向きの防波堤と二つのタイプがある。ここは、どうも引き潮向きのタイプのようだ。
こうなると竿の曲がりが気持ちよくなり、俄然やる気が湧いてきて、マキエが完全になくなるまで釣った。納竿は13時15分。
結局、足の裏サイズが10匹前後、手の平サイズが50匹前後は釣れただろうか。全体的に型も良くなり、このF防波堤で良型を全然期待していなかっただけに今日はうれしい誤算だった。この場所はもしかすると夕まずめの干潮前後は大穴場かもしれない。これは是非試してみる価値がありそう。なかなか魅力ある防波堤である。
なお、津波の影響かなと思わせる不自然な波が午前中に突然30cmくらいの高さでザブッと押し寄せてきた。
と き 2007年8月17日(金)、快晴、海上無風
と こ ろ Y半島F防波堤
釣り時間 8時10分~13時15分
潮 中潮
釣 果 足の裏サイズ10匹前後、手の平サイズ50匹前後
メ モ 集魚剤は効果大なので是非使用のこと
今後、金具のヨリモドシは使用不可