1日~2日おきに投稿しているこのブログだが、どうやら当たり外れがあるようで当方の思惑と読者の好みがずれることが度々ある。
つまり、当方が一生懸命作った答案を読者が採点するという構図のもとに、なかなか筋書き通りにはいかない。
たとえば「いい仕上がりだ」と思った記事が、さっぱり不人気だったり、逆に、「それほどでもない」という記事がアクセスが多かったりする。
ブログを14年間超続けてきたが、いつも翌朝の採点結果が楽しみだし、またそういう逆転現象がマンネリ化を防いでくれるのでとてもありがたい。
そして、去る5日(日)に搭載した「新春初夢物語」は珍しく筆者の思惑と読者の反応が「80点」くらいで一致した例だった。
「オヤッ、なかなか目新しいことが書いてあるじゃないか」といったところかな(笑)。
まだ記憶に新しいところなので記事の解説は不要だろうが、一言でいえば「全国のオーディオ愛好家によるネットワークをつくって気軽に往来し合い試聴できるようになったらいいなあ」という願望がもとでの「夢物語」だった。
すると、さっそくメル友の「I」さん(東海地方)から次のようなお便りをいただいた。
「試聴料2時間2000円というのは、すごく可笑しかったです。
実は、行きつけのオーディオ店(と言っても、利用は端子クリーニングキットを買ったり、レコードの洗浄くらいですが)で、「いろいろな機器を聴かせてもらいたいんだけど、1時間1000円でどお?」 と聞いたことがあります。
副店長さんは「ただでどんどん聴いてください、うちは買ってもらえばいいですから」とのこと。
(私の心の声・・・オレ、買わないんだよな・・・だから有料で・・・)
試聴料単価が、貴協会と同じでした(笑)」
以上のとおりだが、「アハハ」と笑ってしまった。
なぜ試聴を有料にしたかといえば、「I」さんが仰るように「身銭を切った方が試聴者本人の心の負担が軽くなる」ということがあるし、それに「有料だと元を取ろうと真剣に音に向き合うだろう」という狙いからである。
しかし、「有料なら俺は聴きに行かない」という方がいてもちっとも不思議ではないし、受け入れ側にしてもおそらく「有料で聴かせるほどの音ではない」と、ご謙遜される方が大半でしょう。
とはいえ、コンサートのチケット代なんか特等席ともなると数万円もするんだから、1時間千円程度なら安いものだと思うがどうなんだろう。
そもそも、「生の音」と「電気回路を通した音」と比較するのは無理かな(笑)。
そこで我が家の話である。
自分が言うのも何だが、このところ凄く音に磨きがかかってきた気がする。
新たな「200ボルト → 100ボルト」の降圧トランスの活用、新らしいプリアンプ2台の導入、既存のパワーアンプのブラッシュアップなど枚挙にいとまがないほど。
およそ50年のオーディオ歴の中で現在が「会心の仕上がり」といってもいいくらいで、試聴料が1時間千円ぐらいではとても「間尺に合わない」と意気込むほどの「鼻息が荒い」今日この頃ですぞ(笑)。
最後に、高校時代の同級生「T」君が撮影した横浜の「みなとみらい」の夜景で「有終の美」を飾らせてもらいましょう。
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