土曜日に降り始めた雪が45年ぶりの大雪だという。
今となっては昨日のことだが、この大雪には散々振り回された感じだ。
日曜日の朝、車は役に立たないと思い、電車で本日の店舗・所沢へ向かう。
完全防備で向かったので、多少の足元の悪さは平気だったが、さすがに歩きにくい。
通勤途中の川越では東上線の「川越駅」から西武線の「本川越」まで歩くのだが、
さすがに今回のような大雪で駅周り・商店街は早くから雪かきに精を出していて
随分と助かった。
ようやく航空公園駅に着くと、
この状態だ、道がほとんど見えていない、覚悟を決めて店舗までのほぼ一直線を歩き出す。
いつもは車なので駅のこうしたロータリーは目にしていなかったのだが、
駅前広場にある大きなYS-11を目の当たりにして天気も良かったのでちょっと感激。
人も車もまばらな道路をひたすら歩く、市役所の横に素敵な竹林を発見、
こうして竹だけを写真に撮れるくらい密集して植えられているのは素敵な雰囲気作りで素晴らしい。
続いて2000席を有するコンサートホールなどを持つ市民文化センター「ミューズ」の敷地角には
少女が双翼の飛行機を掲げた像が目を引いた。
「離陸」とタイトルを付けた像であるが、音楽ホールに飛行機とはいかにも航空公園らしい。
このミューズのホールにはとても素晴らしいパイプオルガンもあるらしい、一度見て聴いてみたいものだ。
さらに進むと「航空公園」の入り口に着く、
逆光の中で素敵なシルエットを見せているモニュメントがあり、このまま入って行きたい衝動に駆られる(笑)、
道路脇には笹かな、緑と黄色の裏表が素敵なコントラストを雪の中で見せてくれていた。
あと少しで店舗に着くというところで、チェーンを巻いた車がけっこうなスピードで走ってきた、
思わず歩道の端によったのだが、案の定泥水を引っ掛けられたのだった。
まったく困ったものだ、交差点の信号が変わりそうで急いでいた感じ、
「待てこのやろう!」の大声にも知らんぷりでスルー、まったく朝から一日ブルーになるような出来事だった。
(矢印のシルバーメタリックの車)
さあ店舗についてからは広い駐車場の雪かきが待っている。
去年も同じ頃(1月成人の日)作業の後腰をいためのは記憶に新しい(笑)、
今回は焦らず地道に作業を進めた、しかし雪の量が半端じゃない・・・トホホである。
雪かきしながら隣の畑の一面の雪の表情がとても素敵だったのでつい一枚、
雪のでこぼこが創りだす規則的な陰影、なんとも自然の美しさを感じてしまう。
この日は午後から日が暮れるまで雪かきに精を出していた、ロードサイド型の店舗は駐車場が命。
車を止められないと商売にならない、実際一区画の雪かき終わると直ぐに車が入ってくる、
ありがたいことです。
こんな「縁の下の力持ち的」努力もみるみる報われるのです・・・ハイ。
夕日が映える空にはきれいな月が見てくれていました、
次の日まで持ち越しのスペースがあり、二日続けての作業になった、
この日はなんか電車にのるのが面倒で、筋肉痛もあったのだが歩いて自宅まで帰った。
3.11の大震災の時に自転車で50分かけてきた記憶があったので、まあ倍くらいで着くかなと思ったが
雪のせいもあり、まるまる2時間かかってしまった。
家について風呂と食事を済ませたらもうバタンキュウ、ついでに布団の中で足もつってしまった。
翌日も持つかどうか不安になりながらの就寝だったが、
本日しっかり駐車場半分は生き返ってまずはほっと一安心・・・、ヤレヤレ。