今日は午前中家の前の雪かき、昼食後はCobbyと早めの散歩。
なにせ凄い雪だったので、昨日かいた雪が残っており、避けておく場所がない。
こんなに降ったのは記憶に無い。
随分まえ、たしか中学の時だから、なんと45年前だ!今回の大雪が45年ぶりとニュースで伝えていたので間違えない、人間の記憶も結構しっかりしているものだ(笑)。
中学生時おじのところでバイトをしたお金で初めて「エレキギター(もちろん中古)」を買いに都電にのって神保町まで雪のなか、欲しくて欲しくて我慢できずに行った鮮明な記憶がある。
そうかあれ以来の大雪だったんだ!
そんな感じで午前中汗をかき、午後は雪も雨も降っていないので完全防備でのんびりCobbyを連れて土手の散歩へ出かけた。
それにしても雪が深い!
いつもはCobbyと一緒に土手を駆け上って行くのだが、私はすべりCobbyは埋もれて身動きできずという状態。
どっかで見てたらとても笑える光景であろう・・・。
歩き出すと、餌を探して苦労しているのかスズメやムクドリがたくさんたむろしていた、
こうして雪の中で見るスズメたちはとても可愛く見えるものだ。
フェンスの下に少しだけ顔を出している草や土のあたりをみんなでついばんでいたが、なんとか腹は膨れたのだろうか・・・こんな大雪、経験のない鳥達ばかりだろうから心配になる。
ふと見ると飛び出したムクドリの中に見慣れた姿の鳥を発見、
なんと昨年はとうとう一度も会えなかったイカルチドリのエガちゃんではないですか?
ピーッと一声発して元気に飛んでいきました。
違う個体かもしれないが、以前より幾分大きくなっていた、これでまた江川の散策が楽しくなる。
カルガモは雪だろうが我関せずといった面持ちだ(笑)。
しかしよく見ると、雪解け水のためかかなり川の水位が上がっている。
いつも見えている合流点の高い壁が殆ど見えない、すごい水量が流れ込んでいる証拠だ。
これから天気が回復したら、今積もった雪も溶けて流れるだろうから、こんな状態が暫く続くのだろうか。
まあ足元がとても不安な状況である、ほとんど人も歩いたあとがなく雪がとても深い。
Cobbyと二人でラッセルして歩いているようだ(笑).
ようやくの思いで「この木なんの木広場」へ着いた、今日は誰もいない。
雪の時だけリードを外して遊ばせているが、さすがに身動きが不安でCobbyが何処かへ走り出したらまず追いつけないだろう。
だがCobbyの場合は食いしん坊なので「おやつ』という切り札があるのでまあ安心。
昨日と一緒で楽しそうに走り回るかとおもいきや、さすがに今日は思うように走れないようだ(笑)。
ほぼ足が全て埋まりそうになりながらあっち行ったりこっち行ったりの状態・・・。
ズボッとはまった様を見ると思わず噴出すほどおかしい (^-^)。
こちらはようやく咲き出した「梅の花」を撮影することに、
まだほんの1・2分咲きだが、すでにムクドリやヒヨドリなどについばまれているものがあった。
きれいなものを探し、何枚か撮ってきた。
まだ白梅の方はぜんぜんだったが、紅梅の方はこんな感じで咲きだしている。
きのうはこの花の上に雪が積もっており、Cobbyと遊んでいてTG-2持ってたのに撮るの忘れてしまった。
とても残念なのだ・・・トホホ。
撮り終わるころ、Cobbyのおやつ催促で「この木なんの木」にて休憩。
何度見ても立派な木だ、2本に分かれた太い幹がとても力強い。
Cobbyは足が冷たくないのだろうか、肉球はけっこう鈍感ということ?
一応ベンチにあげておやつタイム。
けして命令だけではこうして待たないかも、おやつの力は絶大なのだ(笑)。
久しぶりにじっくりベンチの上からCobbyを眺めていると逞しくなったその姿にやはり「成犬」を感じる。
ウエストの締り具合はうらやましいくらい、いただいた先のHARUさんもCobbyの両親と比べ羨んでいた。
最近はけっこう我を張ることも多く、駆け引きが面白くなってきているのだ。
こうしてみるとおしゃれな写真だが・・・、
このあと引き返すために、このまっさらな新雪の土手を登らなければならないのだ、
私が滑ったのが2回、Cobbyが尻を押されたのが1回、負けた!
帰りの道のりも遠い、
見渡すかぎり深い雪だ、Cobbyはこんな少しだけ顔を出している草に長時間鼻を押し付けて楽しんでいる。
どんな情報を得ているのだろうか・・・。
帰り際のいつもの一服場所ではすごい音とともにまさに「雪解け水」が流れ込んでいた、
通常の何倍かの流れだ、こんなに大量の白い泡は普通は出ていないのだ。
まさか増水で氾濫ということはないだろうなあ、なにせ観測史上最大の雪というから分からないかな・・・。
自宅前まで来ると、西の空が明るくなってきていた、
明日は晴れるかな・・・。