with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

スキャン本格始動...

2018年02月25日 | 02. カメラライフ

​ようやく接続リング(Nikon BR-5)がきょうの午前中に到着しました。

午後のCobbyの散歩の後いよいよスキャン開始です、さっそくスライドコピアー「ES-1」にセットしてマイクロレンズと接続である。今日は最初なのでオールNikonで行ってみました<D700>久々の出番です。

三脚にセットしてファインダーを覗いてみるとES-1のピント調節が余裕で効くようにしっかりとピントが合いました、さすが純正である。

DSCN1508_film scan.jpg

ネガも写真やさん45・Toylab・カメラのキタムラと全て揃っております、まずは先日の伊豆旅行のネガから開始です...。

LEDライトの色板を前回青にしたらどうにもこうにも青くなりすぎて修正が効かず、参考サイトの色味を見ながら近いものにしてみました。これは試行錯誤で回数重ねないと習得できそうにないですね。

これがベストではなさそうですが、タケルさんの方法を参考に...

ネガを撮影(スキャン)→ Lightroomにてホワイトバランス、レンズプロパティなど調整

 → Photoshopにて階調の反転、自動カラー補正(及び自動トーン調整)→Lightroomにて最終調整

以上の手順を踏んでみました。

やはり回数こなさないと難しいですね、だいたいが元のフィルムの味を知らない人間がスキャンするのですから調整の匙具合がまずわからないです(笑)。なんとかトイラボの画像を参考に最終調整を施してみるのが精一杯でしたねえ。

そんな中からいい味出している画像を何枚かご紹介...

まずはCobbyくん、

DSC_7353-Edit_cobby.jpg

輪郭に青味が残るのが気になりますが、やはりこれはLEDライトの色のせいですかね・・・抜け切りません。

その青味を活かす方向に切り替えて仕上げてみると...

DSC_7361-Edit_akarichan.jpg

いい感じです。

海もいいですよね...

DSC_7370-Edit_haruhiramaru.jpg

そしてこれなんかもGoodでした...

DSC_7373-Edit_haruhiramaru.jpg

DSC_7375-Edit_haruhiramaru.jpg

こうしてユリカモメの画像を見るとけっこうしっかり止まってますね、シャッタースピードがほぼ上限の1/1000~1/2000になりますからね、でもこのレンズplanar T*1.4/50でマニュアルフォーカスなんで置きピンで撮ってます。ピントが外れているのが一枚くらいしか無かったのには驚きでした(笑)。

以上の結果から今度撮影したときには一回紙に焼いてもらってみようかと思います。それと見比べながら自宅でスキャンしてみれば「仕上げ」の腕前も上がっていきそうです^^。

まあやっと始まったばかりなので焦らずのんびりフィルムも楽しんでみたいと思います。


 ※ (スキャン)カメラ: Nikon D700

    レンズ: Nikon Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D



F3ファインダー清掃...

2018年02月25日 | 02. カメラライフ

​明日は休みという土曜深夜、マクロレンズとES-1を繋ぐリング「BR-5」の到着待ちのフィルムスキャンを明日に控え時間に余裕があったのでF3のファインダーを清掃してみようということになった。

google検索で「F3ファイダー清掃」のトップに出ていたサイトも参考に先日入手した展開図を元に作業開始である...

DSCN1498_finder cleaning.jpg

ファインダーを外しペンタ部のカバーを止めるネジを外すと内部が露出した。参考にしたサイトのとおり進めて内部の小さなビスを3つ外す、とこれで接眼部分が外れるはずなのだが・・・どこか引っかかりを感じ分離できない。展開図を詳細に見るとファインダーから入る光を遮る「シャッター」の根本が接眼部分にビス止めされているのがわかった、上記のサイトの説明不足な部分であり<自己責任>の重さを痛いほど感じてしまう羽目になった(笑)。

力づくで外したらえらい目に合うところだった、ただし肝心の根本を止めているビスに合うドライバーが無いことに気がつく・・・トホホである。仕方なくそこまでの作業で露出した部分をブロー及び麺棒が入る範囲でクリーニングをしてみることに。あとは大外のアイピースを外し内側&外側を無水アルコールにてクリーニングして作業を終えました。このアイピースもどれだけ付けていたのかわからないが、けっこう汚れておりきれいになったなあというまできれいにはならなかった、F3用のアイピースなら700円ほどなので新調したほうが精神衛生上も良いかもしれない、まあいつでも入手できるのでそのうちに・・・。

さて完全とはいかなかったが内部の構造も展開図を参考にある程度把握でき、不足したドライバーを用意すれば後はいつでも作業できる状態になったので随分と気は楽になった(笑)。

作業後ある程度はきれいになったであろうファインダーを覗いてみると...

DSCN1503_finder cleaning.jpg

クリーニング前に気になった「絞り込んだプレビュー時の目立つ塵」がほとんどなくなり、文字通りスッキリとしたプレビュー画面が見られるようになりました。随分ときれいになりましたねえ。

ファインダーカバーのビスが一本無くなっていた個体なので前のユーザーが一連のクリーニングを施していた可能性も高いのだろう・・・機体はあちこち傷も多く年季を感じるのだが少し安心しました。後はたくさん種類のあるファインダースクリーンの「P」だったか、斜めスプリットタイプのものが手に入れば言うことなしなんですがねえ・・・。

カメラ前面左側に彫られたF3のロゴも「白」と感じるには無理があるほど、ほぼ黄色がかっているほど使い込まれている個体です。F3で画像検索して出てくるたくさんのF3を見てもここまでものはほぼ見かけません・・・返って元のユーザーのこのF3に対する愛着を感じてしまう私でした(笑)。

「難有り品」で手に入れたとはいえ見事な完動品に変身し、引き継いだ私も大切に使わせていただきます...


 ※ カメラ: Nikon AW130