昨日の休みは午前中の小用のあとのんびり家で過ごしていた、このところ出掛けることが少ないのは天気だけでなくどうも何かをする気力が衰えてきたような気がする(笑)。夜勤の弊害だろうかなどと思ってしまいます、これはいかんと思いながらつい暑さに出鼻をくじかれているような状態だ^^;)。そろそろ陽気も落ち着いてきた感じもするのでCobbyとの散歩にも小さな秋を見つける努力をしている・・・散歩スナップばかりではなく車でちょっとでかけてもよいのだが、そのへんが変な癖みたいのがついてしまったようだ・・・イカン、イカン。
さて午後4時前にCobbyを見ると...
相変わらず彼もヘタっている、なんともいえない格好だ^^。
そ~ッとそばに寄って「散歩」と声を掛けるといままでの姿が嘘のようにすっくと立ち上がって尻尾までピンと上を向いてくるのである(笑)。
ゲンキンなやつなんです・・・といっても彼にしてみれば一日2回だけの1時間ほどの外出なのだから嬉しいに決まってますよね。
そんなCobbyとのきょうの散歩はD700にAi Micro-Nikkor 105mm F2.8Sを付けて出かけました。
このところ以前の写真を見返していたんですが、α7IIもそこそこいい写真が出てくるんですがやはりD700の画というのがとてもしっくり来るんですよねえ。もう重たいからといって持ち出すことをめんどくさがっているとなにか大切なものを見失いそうでちょっと考えを方向転換してみようと思いました。もうこの10月を過ぎるとD700はNikonのサービスセンターで修理その他の受付自体もできなくなるそうです、現在別段不具合も出てないので気にしてはいませんが、相手は機械なのでいつかは壊れるし・・・それならばガンガン使い倒すほうが潔いお別れができるんじゃないかと。
Distagon T* 1.4/35も少しずつ面白い画が出てくるようになってきましたし、そろそろ自分なりのD700への決着のようなものを付けたくなってきました^^。そんなわけでこのところ悪戦苦闘をしているAi Micro-Nikkor 105mm F2.8Sを持ち出したわけですね。
まあやはり気持ち良い写真が出てきます...
ミツバチとイチモンジセセリがニラの花に寄ってきてましたので...
どちらもf4.0で撮影したんですが、もう少し被写界深度を深めにとっても良かったですね。
それにα7IIのピント拡大機能もよいのですがこうして光学ファインダーを覗いているとD700はピントの山もつかみ易いですねえ。ミツバチもイチモンジセセリも目にピントを持っていくのが非常に楽です・・・そしてとても臨場感がありますよね。
そして民家の玄関脇に今が盛りときれいに咲いていたタマスダレ、これは見事でしたね。
これもf5.6かf8でも良かったかもですね、もうこの右側が車道なのでCobbyを抑えながら車を気にしなくてはならないのでプレビューボタンをを押して確認する余裕がなかったです(笑)。
そして小さな秋とまではいかないけれどハナミズキの実ですね、ずいぶんと赤くなりだしていました。
葉がずいぶんと茶色く枯れてきていましたのでちょっと背景がゴチャついていますが、クリアで立体感も感じられますよね。
そして気持ちよかったのが秋らしくなってきた空と日を透かす緑ですね...
風は強かったですがなんとも爽やかな空気を感じさせる画になっているかなと思います。
そしてもう一枚、緑つながりで...
緑のトーンだけで見せてくれるのがD700ですかね(笑)。少し絞っているので池の反射光が7角形に出ているのはご愛嬌ですが・・・^^。
そしてなんとも意味のない写真なんですが、池にできた太陽の道を入れて構図を作っただけの一枚です。
これが(私にとって)とても気持ち良い写真になりました、まさにイメージ通りの一枚なんです。逆光ですからファインダー覗いていて池の反射がとても強く眩しいのですが、ベンチを含めこう出て欲しいなあと思ったとおりに収まっています。ゴーストもフレアも出てません、なかなか逆光に強いレンズかもしれませんね^^。
最後は秋らしい空の中で風が強いというのが見て取れる雲の一枚です...
なんともいえない雲のカーブですよね、そして動きを感じる雲です・・・みるみる形を変えていくんですが・・・こういう時の空はホント見ていて飽きないです。
帰って現像していて思うのですが、やはりまだ絞りを開けすぎの感じですかね。もう1~2段絞って被写界深度を稼いだほうが良かった写真が多かったです、特にマクロ域ですかね...だいぶつかめてきた感じです。
そろそろ目のさめるような一枚が出てきても良いかな・・・(笑)。
※ カメラ: Nikon D700
レンズ: Nikon Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S