with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

写りはどうかな、ROKKOR...

2019年06月28日 | 02. カメラライフ

​さて先日絞り羽​​根からすべてのレンズ(玉)まできれいに清掃を終えた?お気に入りのAUTO ROKKOR-PF 55mm F2ですが、さっそくCobbyの散歩に持ち出します。

まずは開放付近(f/2.8)でご近所のストリートキャットを...?

DSC04408_street cat.jpg

​​​路地が交わるど真ん中にちょこんと座っていましたのでこちらも日の丸構図で対応です(笑)。周辺減光の中でしっかり浮かんでいますね、背景はそれほど強烈にボケた感じはしませんが程よいボケ加減がにゃんこを浮き上がらせています。

そして氷川神社へ向かう途中で見つけた民家の玄関先に咲いていた鮮烈な黄色で目を引いていたユリを開放で。


続いて​​その近くの真っ白いアジサイがとても見事に咲いていたのでついシャッターを...

DSC04426_ajisai.jpg

これ開放​​だったかなあ?なまじ絞り羽根が直っているので覚えておかねばいけませんでした(笑)。前ボケもいい感じでありませんか?

この日は開放​​からf/4くらいまでで撮影したと思います...f/4って50mmの時なぜかけっこう使いますねえ。

DSC04428_komainu.jpg

そして氷川​​神社です、これがまさにf/4でした。光の方向が左からだったんですが、狛犬の右前足から被写界深度内にある石などの立体感はすごいですね。

そして氷川​​神社とくればにゃんこです...

DSC04433_temple cat.jpg

この日は境内では​​なく裏の広場に2匹いましたね。この子はうちのCobbyの天敵です^^。ものすごい形相で睨まれてしまいました(笑)。でもこの広場、少し前まで降っていた雨でけっこう濡れているんですよねえ、冷たくないのでしょうか...2匹ともこの草むらで昼寝をしてました、うちのCobbyと違ってなんともたくましいですね。

ここまで寄れる​のはもちろんうちのCobbyを少し離れた杭にリードを留めているからなんです。いつもはおとなしく待ってくれるんですが、この日はクゥーンとずいぶん鳴いていました。食いしん坊のCobbyは屈んで写真撮ってる私がにゃんこにおやつでもあげているのかのように見えたようです(笑)。

DSC04444_hakuchousou.jpg

​そして大通りまで出るとカフェの前庭に「白蝶草」が咲いてます。一回枯れたとばかり思っていたのですが、このハクチョウソウは6月~10月が開花時期なんだそうですね...半年以上の開花期間って...長く楽しめるんですねえ。

​これは開放で撮ったんですが、こうして見ると同じF2のNikkor-O・C Auto 35mm F2と比べるとボケ量は多いはずなのにそれほど消え入るような強いボケは見られませんねえ、でも優しいボケ方は好きな方です。

​​その横のつい先日までバラやヒゲナデシコで楽しませてくれた広い庭のお宅では、いま道路際にたくさんの花菖蒲を咲かせています。

DSC04450_hanashoubu.jpg

​​雨に濡れて梅雨の時期らしく素敵な姿でしたねえ。と、横を見るとうちのCobbyが濡れた草むらへガシガシと入りそうだったので慌てて退散してきました(笑)。

​​キラリ☆ふじみへ着くといつものCobbyの休憩です。そういえばCobbyの写真を撮ってないのを思い出し、おやつ休憩の後池の淵で一枚撮ってみることに...

DSC04460_cobby.jpg

​​曇り空のうえに手足だけでなく濡れた草むらへ入っていくので口の周りまで濡れているのでちょっと冴えない顔になってますが、いい雰囲気で収まりますね。

​どうやらこの『雰囲気』がこのレンズの開放付近の持ち味のようです。開放でしか撮れなかった時のCobbyの写真もそうでしたが、強くはないがTamron風味のボケ味で・・・RIKENONのように「解像感」を醸すというよりも・・・適度な立体感と合わせ嫌味のないハッキリとした色味とともに非常に柔らかい雰囲気を醸し出すレンズと言えそうです。

​名前は不明ですが葉の一部が白くなるこの植物でも...開放では、

DSC04462_white leaves.jpg

​ピント面の花や葉はしっかり解像してますが、タッチは柔らかです。

​​そしてf/4まで絞ると...

DSC04469_white leaves.jpg

​(同じ被写体にすればよかったのですが)ともに最短撮影距離くらいで撮ってますので少し絞っても距離のある背景はけっこう?ボケてますね。でもf/4ではずいぶんとパキッとした写りになってます。

どんなレンズでもいえますが、開放ではボケが少し煩雑になる距離・対象というのがあって、そこだけは気をつけないといけませんよね。

池の周りのノウゼンカズラを撮ったものでそのへんが分かると思います。

DSC04473_nouzenkazura.jpg​​

こちらはある程度背景まで距離があるんですが奥に向けて平面的に僅かな距離なので自然なボケで終始してますが...

DSC04474_nouzenkazura.jpg

同じ花を角度を変えてみました。暗くなってくると足元を照らすおしゃれなフットライトがあったので写し込んでみようかと思ったのものですが、どうでしょう・・・ちょっとボケがうるさくなってますね。おまけに横に伸びたツルがまるでロープに見えてしまうような写り方をするなんて・・・うかつでした(笑)。

さてこのレンズしばらく開放だけの我慢の撮影でしたが、それもまた良しで...いま思うとその開放の味が強く目に焼き付いてい離れないくらいこのレンズがお気に入りになった経緯があるんですね...F2スタートということで開放からシャープな写りも楽しめるしですね。

これで普通に使えるようになり、加えてきれいになったレンズのおかげで視界も良好ですし言うことなしに楽しめるようになりました。

大事に使っていこうと思わせてくれるレンズがまた一本増えました。


 ※ カメラ : α7III

   レンズ : AUTO ROKKOR-PF 55mm F2