with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

穏やかな天気に、低山ハイク「寄居」へ

2013年02月23日 | 04. 山歩き

天気に不安がなかったので、寄居の「釣鐘堂山」へ山歩きへ出かけた。

 

8時頃東上線に乗り寄居まで、平日(金曜日)だったが、小川町まで乗客結構あり、

さすがに寄居までの電車はガラガラだった。

寄居に近くなると車窓からも武蔵の山々が綺麗に見えてくる、ワクワク・・・。

 

 

 

人気のない寄居駅北口に降り立ち、ネットで調べた道順をスタート、

しかし駅周辺が異様に綺麗な街である、税収入が多いのか役所もとてもきれいだ。

 

コースは統一された道標で非常にわかりやすい(鐘撞堂山まですべて同じもの)、

地図は不要なくらいだったのでその人気の高さを知ることができる。

最初は一般道を歩いて行くのだが、途中民家の庭にきれいな蝋梅の花を見つけた。

いい天気の中で素敵な黄色い花を披露している。

 

 

コース半ばで大正池に出会う、さすがに2月なので緑は少ないが

風のない静かな水面にその冬姿を写している。 

急ぐコースではないので、池の横にある四阿にてトイレ休憩をとり一服。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一息ついて歩き出すと、池の畔に「~辨財天」という石碑を発見、上の部分は読めず(笑)。

それにしてもいい天気だ、ただ、風がないせいかはたまた大陸から黄砂が飛んでくる時期のせいか(?)

遠目が効かない、単に空気が澄んでいないだけ・・・?。 

 

コースに戻り歩いていると少し道が荒れてくる、いよいよ登山口も近い感じ。

突然目の前にきれいな「青い鳥」が飛んできた。

よーく目を凝らしてみると、どうも「ルリビタキ」のようだ、

道とガードレールを何回か行き来して餌を探しているよう・・・、

しばらく観察していたが、さすがに近寄ろうとすると林の中へ飛んでいってしまった。

そういえばここのところいつもCobbyが一緒で、じっくり鳥見へ行ってないなあ・・・。

 

「ここは交差点、必ず止まって右左」と不思議(笑)な立て札を抜けていよいよ登山口、

ここからはしばらく気持ちのよい森林浴をしながら登っていく。

 

途中「竹炭工房」があり、作業中のご主人と挨拶を交わし通りすぎる、

こんな竹のトンネルを抜ける場所もあり、とてもいい雰囲気だ。

ここまでくると頂上まであとわずか。

 

頂上の四阿と櫓(やぐら)が見えてきた、まあこの時期は風景に色気はないですね。

最後に頂上までは急な階段を登ってたどり着く。

 

緑がない時期だが、逆に樹木に葉がない時期でもあり、視界は良好。

(↓奥武蔵の)山々が四方に展望できて気持ちが良い。

 

こちらは上州方面の眺め、それほど豪快な眺めではないが、

300mm級の山からでもこんなにスケールの大きな展望が可能なので

この鐘撞堂山が人気なのだろう・・・。

 

櫓に登れば寄居の市街地が、一望できる。

ただ、やはり天気はいいのにいまひとつ遠くは望めない状況だ、残念。

この櫓は木がじゃまで観望はいまひとつ。

 

頂上の四阿でいつもの家で淹れてきたコーヒーで休憩、

さすがに平日、お昼時でも頂上には7~8人くらいしか人はいなかった、

皆さんそれぞれに昼食をとっていましたね。

 

私は20分くらいの休憩後下山、円良田湖・少林寺方面へ向かう。

しばらくは里山の景色の中を気持ちよく歩ける。

 

 

こんな素敵なところがありました、ずっと歩いていたくなる風景ですよね。 

 

当日のコースとしてはこの後五百羅漢山・少林寺方面へ向かい、

五百羅漢山で昼食後、千体荒神・五百羅漢を見学(フォト・セッション:笑)している。

円良田湖へ向かう途中、静かな里山風景のなか野鳥たちが小気味良くさえずっていた。 

その後に回ったところがこちらの円良田湖、

天気も最高で穏やか、そんななか沢山の人がボートや人工堤防でへらぶな釣りを

楽しんでいました。 

 

ほとりの四阿にて一服していたら、まさにソフィスティケートされた素敵な鳴き声とともに

野鳥の群れがやってきた。

ほんとに綺麗な鳴き声でしたねぇ~、体が誘われるように動いて行きました(笑)。

鳴き声は聞いたことがなかったので帰ってから写真で調べてみたら、

どうやら「ウソ」のようですね、オスの襟まわりに赤い特徴的な色と単調な色のメス。

写真ではわかりづらいですが、少し赤いのがわかります(オスです)。 

 

円良田湖のちょうど堰き止めてある場所辺り(天端の一角)に銅像があります、

聞きかじりですが、このダムの建設を請け負った当時の“ダム構築の権威”だったそうです。

聡明・温厚そうな性格が感じられる素敵な銅像です。 

 

さあここからは五百羅漢で一仕事終えていますので、お楽しみの温泉目指して参ります、

目指すは「かんぽの宿・寄居」。

果たしてこのかんぽの宿へ向かう道が一番里山らしい景色で素敵でした。 

 

竹やぶの隙間から太陽が…、歩いていても汗ばむくらい。 

すでに登り始めの竹炭工房のちょい先くらいで上を2枚ほど脱いでザックにしまいました。

それくらいこの日は山歩き日和、気持ち陽も少し伸びてます。

 

最後の登り坂の手前まで横を沢が通っています。

歩いているとこの沢の音が気持よく響いてきます。

一箇所下に降りられる所も、冷たい水に触れます。

(飲んでいいかは不明・・・)

 

どうです?下は枯葉の絨毯です、

フカフカの道を歩くのはほんとに気持ち良い。

秋でもないのに不思議な感じです。

 

この道なりにずっと流れている沢の音・・・、とても癒されます。 

きつい登りを過ぎると、いよいよお目当ての「かんぽの宿・寄居」へ到着。

駐車場には車が随分と留めてあり、ちょっと不安に・・・。 

フロントで日帰り入浴・代金800円也を支払い6階へ、

入ってみたらお客は3人だけ、ゆったり浸かれました。

山歩きの疲れをとるには「温泉」最高です、

しばらくすると同じようなハイカーがいっぱい入って来ました、お年寄りばかりです。

最近は山で高齢者の方々がいっぱいですよね、それも皆さんお元気です・・・。

 

露天風呂では今歩いてきたコースで年配のハイカーとひと盛り上がりです(笑)。

景色が非常に良いです、それもそのはず写真のようにちょっとした山を同じ高さ目線で

見られるほどの高台にあるのです、この湯上り休憩所でもご覧のとおり。 

 

露天を含め3つある湯船全てにゆったり浸かり、ほぼ1時間命の洗濯でした。

3:15の寄居までの送迎バスでコース終了です。

先ほどの高齢者ハイカーなど帰りのこのバスは満員でした、もうビックリ・・・(笑)。 

 

すいている平日の「鐘撞堂山」ハイクでとても楽しめましたが、

やはり新緑の季節か紅葉の季節にもう一度来てみたいですね。

この温泉付きは病みつきになります・・・ああ足の千里が痛い(笑)。



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