with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

テストはなんとα7IIIで...

2018年12月30日 | 02. カメラライフ

​さてK&F・Conceptの初代アダプターにつや消し作業が終了してテストはいつできるかと楽しみにしていたのですが、ずっと先延ばしになってしまいました。風邪にてダウンの二日間もあったんですが、実はα7IIが手元になくてこれが来るのを待っていたんです・・・。

DSCN2123_A7m3.jpg

ジャーン!そうですα7の3代目「Sony α7III」がやってきたんです。

たぶん一眼レフはD700が最後となる・・・というか壊れるまで使い続けるつもりだったので、α7IIを最新機種に変えました。ニコンもキャノンもフルサイズミラーレスを出しましたが、ずっとこれまでこの世界を牽引していたSonyはやはり一味違いますというか安定のフルサイズミラーレスだと思います。ソフト的にはけっこう不満もあるんですが、ハードに関しては得意の裏面照射センサーをはじめ満を持して余に出した「ベーシックモデル」なんですよね。

​​使用第一日目のファーストインプレッションとしては大した感想は言えないのですが・・・ISO感度もベース感度のISO100しか使っていませんしテスト日の天気も晴天だったので・・・まあなんとも良い画が出ます(笑)。何といういい加減な評価でしょうか^^、でもRAW現像していて明暗の落差が大きくても情報がしっかり入っているというかダイナミックレンジが広いと言うんでしょうね、実感です。

まだ2代目のα7IIの設定と同じにしてしか使ってないので機能的にどうなのかは不明なところがあります...

DSCN2133_A7m3.jpg

後ろから見ると先代に比べてちょっとボテッとした感触です。AF-ONが独立してありフォーカスポイントを楽に移動させるジョグスティックもあったりと便利そうですが、今のところ私としてはマウントアダプター使用のため宝の持ち腐れ状態です(笑)。ただしバッテリーは大きくなりました、1回の充電で以前の倍以上撮れそうです。

画質とともにビックリしたのがやはりファインダーですね、とても見やすいです・・・さすがT*は伊達ではないのかな^^。最初はノーマルで行こうとファインダー設定はピーキング機能OFFくらいしかいじらなかったのですが、覗いてすぐα7IIとその違いに感動です。あとシャッター音も少し上品に小気味よくなりましたかね。

カメラ持ち出し初日にアダプターテストではテストにならないような気もしましたがこれしかないのでしょうがないですね、というわけで...

DSC00004_small green.jpg
(f/2, 1/3200, ISO100)

ピクチャーコントロールは「ニュートラル」にしてます、でも現像時ほとんど手を入れる必要がないほど色の出方ははっきり目で良いですね・・・そして大事なのはその質ですかね、RAW現像でいじりやすい・加工しやすい実感があります。

DSC00010_kirari.jpg
(f/8, 1/4000, ISO100, -2EV)

Ai Nikkor 50mm F1.4Sと同じアングルで撮ってみましたが、どこにも誇張がなくplanar T*1.4/50 ZFらしい水の表情がとても良いです・・・センサーの違いがくっきりですかね。

明暗差の激しい近接撮影もしてみました...

DSC00013_averia.jpg
(f/2.8, 1/640, ISO100, -2EV)

アヴェリアの一輪に陽が差している一角です。写真は等倍して見てもあまり意味がないと思いますが・・・やはり現像時ピントが来てるか確認しますので・・・等倍にしてみた時α7IIとの違いに愕然とします。ノイズ感の無さ、高解像感などヒシヒシと感じます。このへんの解像感が上のキラリ☆ふじみの建物などから感じる高品位なところなんでしょうかね。

少し逆光も試さないとアダプターに怒られますので...

DSC00016_uekomi.jpg
(f/2.8, 1/2000, ISO100、 -0.3EV)

まあもともとplanar T*1.4/50 ZFは逆光に強い方なのですフレアもゴーストも出ていないですね。

色が結構はっきりめに出ると言いましたがその出方もまた繊細で好印象なんです...

DSC00014_kirari.jpg
(f/8, 1/320, ISO100, -0.7EV)

ガラス越しの室内の暖かそうな色と手前の空の写った水の色ですが建物の反射との違いが鮮明にそして鮮やかに映し出されています。先代のα7IIでplanar T*1.4/50 ZFをずいぶん使ってましたが、こういう色合いはあまり見たことないですね。そして現像時にあまり「明瞭度」を使わなくなったこともあり、解像感の高さがうかがえるところじゃないかと思います。

サザンカではplanar T*1.4/50 ZFの開放の柔らかさが際立ちます...

DSC00018_sazanka.jpg
(f/1.4, 1/250, ISO100, -0.3EV)

絞ったシャープ感もまた良しです...

DSC00022_sazanka.jpg
(f/4, 1/80, ISO100, -0.3EV)

先代に比べ確実に写真の質感が変わった感じですね。

こんな逆光の道端のカットがなんとはなしに様になってしまいます...^^

DSC00029_roadside.jpg
(f/5.6, 1/800, ISO100, -1EV)

氷川神社横の雲居の瀧ではいままでになく夕陽の中の柔らかい雰囲気を作り出すこともできます...

DSC00032_unkyonotaki.jpg
(f/2, 1/50, ISO100, -1EV)

これは少しLightroomで色味に手を入れてますが、やはりAi Nikkor 50mm F1.4Sとは比べ物にならない描写です・・・α7IIIで使ってみないとですけどね(笑)。

おまけはCobbyが銅像になった?...です^^

DSC00048_cobby.jpg

これはこの横にある四阿の寄贈標なんですが、Cobbyにちょっとポーズをとってもらいました・・・尻尾が惜しい!もう少しピンと上に立っていれば完璧だったんですがねえ(笑)。

純粋なEマウントレンズを手に入れるまでは手持ちのニッコールレンズで一通り撮影してみないとですね、でもそれだけでも相当楽しそうな第一印象でした。


 ※ カメラ : Sony α7III

   レンズ : planar T*1.4/50 ZF




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