少し前に始めたライティングデスクの本棚をレンズストッカーにする計画の続報です。
本棚の区切られた一角をストックスペースにして波型ホルダーをセット、そして防湿・防カビの対策として...
加えて...
ミニ除湿機&防湿剤を置き、なおかつ1年持つということで小さい防カビ剤も2個セットしました。この時点で湿度計の値がやっと50%を切るくらいでした。
そこで防湿庫ほど気密性が高くないことをなんとかしてみようと、一晩中央のガラス戸の重なる部分にティッシュを重ねて外気を遮断してみました(100%は無理ですが多少は違うかと)。
翌日湿度計を確認してみると45%まで下がっていました...やはり気密性を高めることは有効なようですね。
そうなると湿度40%台が見えてきたことで俄然やる気が起きてきます(笑)。
次なる作戦はこれです...
この毛足の長め(9mm)のいわゆる隙間テープで書棚の左半分をできる限り個室化して気密性を高める算段を取りました。
少し分かりづらいですが内部の中央たての棚板とそれと接するガラス戸の内側にも貼り付け、更に2枚のガラス戸の隙間も埋めるために内側になるガラス戸のガラス同士が接触する面にもテープを...都合ここだけで3本使って強力に左側の棚を個室化しました。
更にさらに両扉の両サイド(開ける側ですね)にも少しでも隙間をなくすべく1本ずつ貼り付けて終了です^^。
色味は棚と同系の「ブラウン」を使いましたのでそうそう違和感はないかと思います。そして驚きのはその効果でした...
2枚のガラス戸を外し作業してましたので、終了後セットした温・湿度計の湿度が写真のように63%まで上昇していましたが...
作業終了してかなり締まりがキツくなったガラス戸をきっちり締めて20分ほど経過したところでこの数値です。これは期待できますねえ^^。
そしてその後様子を見ているとみるみる下がっていきます。どうでしょう...2時間ほどでここまで湿度を下げることができました。
翌日部屋に来て目にした湿度は40%!では最終的にこの左半分の状況はどうかと写真の位置に温・湿度計を置いて出社し、つい先程帰宅して確認した状態が写真の数値です。
レンズの上の部屋部分で45%...これはこれでもう十分ですよね。来年の梅雨までこの状況は維持できそうですから、梅雨入り後に状況を見て湿度が異常に上がるようであれば、その時期だけすぐに使うレンズ以外をリビングの防湿庫へ避難させて湿気を避けるという手もありなんですよねえ...これが一番現実的かな。
ということでなんとかこのまま本棚をレンズストッカーとして使用することは可能になったようです。
安く手に入れて大いに楽しむということをモットーに<チープ・リッチ>ということを自らに提唱していたオールドレンズですが...その大切なメンテナンスも頭と手間を使って<チープ・リッチ>でいきましょうというお話でした。
※ カメラ : Nikon Coolpix P7100
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