写真を撮っていると季節によって変わる花や景色だけでなく、光や空気が違っていることに敏感になってきます。撮り終わってPCに向かいRAW現像していると画像が(ピントが合ってるかどうかということではなく)モヤッとしていたり逆にスッキリしていたりと同じ場所・同じ時間でもずいぶんと差があることが分かります。
この時期としては冬が終わり時期的には春霞で見通しが悪くなる季節なんですが、ここ何日か雨上がりの後がとても空気が澄んでいる事が多くて外にいてその「透明感」を実感することが多いです。
こんな何気ない景色を撮っても段差を落ちる水の流れの輝きや草の反射がとてもきれいなんですね、こういう空気の中での撮影はとても気持ち良いですね。
この写真の時はちょうど雨が上がって落ち着いたのでCobbyと散歩に出たところ太陽が出てきたタイミングなんですが、その直前では晴れてこないとここまで透明感は出ません。
これは公園の寒桜なんですが空は幾分青く写りますが、やはり太陽の光がないと「透明感」までは現像で触ってもそうそうは出てきません...きれいはきれいなんですが(笑)。
ただし画像は操作しやすいですよね、自分のイメージしたものに近づけることがしやすいです...
前回もアップしましたがどこもかしこもきれいな白木蓮が目につきます。
こちらはきょうのものですが、白木蓮といえばここというくらい大きな見事な木が畑の奥に一本ある場所です。(※1)
もう少し近くから大きく撮りたかったのですが今朝まで降り続いた雨のせいで土手の道はともかく畑の土はドロドロで近づけませんでした・・・次見る時はかなり散ってしまっているでしょうねえ・・・残念。
でもこの近くで足元を見るとたくさんの春の草花が芽を出しています。ハートのきれいな葉をたくさんつけたナズナはもちろんのこと早春といえば...(※1)
これなんかはPentax M42 Super-Takumar 55mm F1.8らしい色乗りの良い画になりました...
ツクシです、そしてそばにはたくさんのヒメオドリコソウも生えてます。(※1)
ようやく葉が紫になり始めたところですね、まだクリオネのような花が咲いてません。花が咲きだすと森の妖精のようになってとても可愛いのですが...ネ。
その他にもだんだん増えてきた菜の花にモンシロチョウやベニシジミなどが飛んできていました、昆虫たちも活動を始めたようですね。
ハナニラも咲き出しましたよ、
この横に同じような形の花がぽつんと咲いていたんですが、これは何?
ハナニラ(西洋甘菜)は花弁が6枚なんですよね、これは8枚あるんです。形はそっくりですがハナニラの亜種なんでしょうか・・・不明です。
そしてきょうの帰り道に雲の隙間から光が差し込み光芒が見えていたのですが、空気が澄んでいるせいかどうか分かりませんがいつもとちょっと違います。(※1)
空気中で乱反射が少ないせいか光の筋が淡いですね。空気の違いでこんなところにも差が出るのでしょうかね。
今年は桜も早くなりそうで今週末はお花見日和だとか。我々の若いころは入学式前後が桜の見頃だったような気がしますが、近年は卒業式前後に桜の見頃がきているようですね。年々暖かくなるのが早くなっているということですね・・・暑くなるのも早くなるということか、やれやれですね。
※ カメラ:Sony α7II
レンズ:Heliar 40mm F2.8 (※1:Super-Takumar 55mm F1.8)
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