初秋の飛騨高山~白川郷~奥飛騨へ2泊3日で行ってきました。
久々のというかこれほどの距離を走ったのははじめてかな。
9月6日(日)の午前4:20頃出発し、
関越~上信越~長野自動車道で松本IC.を目指す。
途中「東部湯の丸SA」で休憩し、順調に松本IC.を経由する。
下道に出てからはもっぱら158号をひた走る。
こちらは8時前くらいに通過した梓川にある奈川渡ダム近辺。
朝陽まぶしいなか休憩場所「赤かぶの里」に到着。
結構広いドライブインという感じ。
レストランにお目当ての「宿儺かぼちゃソフト」を発見。
きれいな黄色で口当たりはまさにかぼちゃかなと思うのだが、
強烈なかぼちゃ風味というほどでもなかった。
高山には9時半ごろ到着し、観光に便利な中心部の駐車場へ車を預けた。
日曜日とはいえこの時間ではまだまだ空きはいっぱい。
まずは(宮川)朝市へ。
歩いて2分ほど、すでにずいぶん人が出ている様子。
鍛冶橋を渡る前にあまりにいい匂いでこちらのみたらし団子を。
後ろの男の子の表情が・・・、始めて見たのだろうか。
落とすなよ。
美味しい団子をいただき歩き始める。
橋の中央にはおなじみこちらの足長像と、
手長像が、なんとも水木しげるの妖怪の世界である。
宮川朝市はさすがに大盛況、一番人気なだけはありますね。
あちこちから元気なおばちゃんたちの高山弁が聞こえてきます。
漬物や果物を試食しながら歩きます、横の宮川にはこうした遊歩道もあり
降りられるようになっていましたね。
朝市の区画はこちらの地酒蔵さんまで。
朝からたくさんの人が試飲してました。
弥生橋の下に、宮川と交わる江名子川に架かるかわいい風情の「千鳥橋」がある。
思わず記念写真を・・・。
弥生橋から次の橋「宮前橋」まで歩くと桜山八幡宮の一の大鳥居が。
かなりでかいコンクリート製の鳥居です。
人がいないときを狙って写真を撮っているのではありません、
人がほとんどいないのです(笑)。
こちらが桜山八幡宮。
この石段はそれぞれ一枚岩でできているそう、さすが匠の里。
外人さんが多かったですね、日本人は朝市とさんまちばかり(笑)。
古式に則り、家内安全を祈願してきました。
帰りは高山別院に通じる参道を江名子川めざし歩く。
途中この獅子会館の“人形からくり”を見たかったが、時間もなく断念。
江名子川にかかる中橋に似た小さい朱塗りの橋「桜橋」。
この日の夕食を予定している郷土料理の「京や」さんも見えます。
江名子川沿いは緑も多く、いくつもある小さい橋が風情をかもし、
とても気持ちが良かったです。
あまりの気持ちよさに古い町並みについたとき、
重要文化財・吉島家住宅を訪ねるのをすっかり忘れてました。
あの梁の格子を見たかったのですが・・・。
さすがに日曜日の上三之町、すごい賑わいです。
朝顔の咲く軒下には托鉢の僧が立っており、さらにいい雰囲気でした。
風情がありそな「藤井美術民芸館」、入館料700円/人。
高い、入れず(笑)。
お向かいに地酒蔵本店があり、みやげを物色していたら妻が「甘酒が安い」と
姉妹におみやげ2本もお買い上げ・・・重い!
さあ食べ歩き本格始動です。
まずは飛騨牛串焼きから・・・、1本500円のをチョイス。
さすがに柔らかいが、まあまあかな。
それより300円も安いのに美味しかったのがこちら「飛騨牛コロッケ」。
牛のはっきりした味わいで大変美味しかった。
帰り道にもまた食べて、娘たちにもということで2パックおみやげに。
・・・さらに重い!(笑)
柳橋辻あたりでは人力車がいっぱい。
町屋風情を人力車で楽しむなんて粋ですね、15分3,000円!
こちらはうさぎ舎の店内、すべてうさぎ関連。
さるぼぼならぬ「う(兎)ぼぼ」はかわいかったです。
こちらは“子鯛焼き”をいただいた「咲くやこの花」。
5個200円、ほんと小さい。
私としては普通の1個100円くらいのを食べたほうがよいかな。
そうですこの一角は人気の食べ物屋が軒を並べているのです。
坂口屋ではこんな料金箱が。
“代金はここへおく”とは強気な商売だが(笑)、札を置くとお姉さんがバタンと落とし
横から500円玉がスッと出てきます、さすが飛騨の匠。
これが“飛騨牛握り寿し”です。
ここのだけ食べて判断は無謀ですが、こんなもんかなという感じ。
もう2~300円足して生の握りを食べたほうが飛騨牛の実感がありそう・・・。
時折こんな感じで人が途絶える時がある、町屋情緒がふと楽しめます。
おしゃれなカフェ「手風琴(アコーディオン)」、
今回は午後の“飛騨の里”までカフェはちょっとお預け。
さんまち通りに出るとまた別の賑わいが・・・。
「我楽多市」でした、10月まで第一日曜日の開催だそうです。
午後4時まで歩行者天国にしての開催です。
陶器、ガラス器、ブリキのおもちゃなど見るだけでも楽しかったです。
上三之町から突き当たるのがこちら高山市政記念館。
お目当てはこちら、“早蕨”というわらび餅で人気の「いわき」。
ところがなんと8月末から2週間ほど夏休みをとってました・・・残念。
吉島家住宅に寄らなかったので時間がまだ早く、陣屋朝市も見られそうという事で
高山陣屋へ向かうことに、きれいな朱塗りの「中橋」を渡ります。
川の水もとてもきれい。
宮川朝市を歩いている時に魚の餌が売っており、大きな鯉が泳いでましたねえ。
緑、緑、緑・・・、暑さを忘れ癒されます。
陣屋朝市です、まだ30分ぐらい楽しめそう。
こちらは野菜や果物がお得意のようですが、やはり賑わっておりました。
終わり近い時間のせいかかなり割引して売ってました。
ひととおり朝市を廻って、いよいよ高山陣屋見学です。
陣屋御役所入り口にて記念写真を。
中はとても広いです。
こちらは北の御白洲、遠山の金さんみたいな人が出てくるところですね(笑)。
部屋もたくさんあります。
いろんな階層の人たち用に分けてつくってあるようです。
わざわざ「お座敷」と銘打ってありました。
床の間もあるし、位の高い人のためのものなのでしょう。
各部屋から眺められる位置に落ち着いた庭があります。
こんな感じで仕事の手を休め一服したのでしょうか・・・。
建物の中では台所が面白かったですね、中央にカマドがあります。
煙はどうなるのだろうかと思って上を見上げると、
高い天井の奥にしっかり窓がこしらえてありました、煙の抜けは良さそう。
反対側の座敷を囲むように土間があり、とても広く感じる空間を作ってます。
昔のこととはいえセンスのいい作りですね。
こちらは責めを伴うもう一つの御白洲。
責台と抱石(だきいし)がある、かなり痛そうです。
一番広い大広間では琴の演奏のイベントが・・・。
このときは「津軽じょんがら」を演奏してました、なかなかです。
広い高山陣屋をつぶさに見ていたら、時間を見ると1時間以上。
そろそろ切り上げて、お昼にします。
つづく・・・。
コメント
- 小雪 [2010年1月5日 23:36]
- 年末に飛騨高山に行きました。(*^_^*)こちらのブログ参考にさせて頂きました。写真も綺麗に撮っていらっしゃるので、これからも頑張ってください。
- ジェスロ・タック [2010年1月6日 1:35]
- >小雪さん
コメントありがとうございます。
冬の高山行ってらしたんですね、羨ましいなあ。
私たちも今回の旅で是非「冬の高山~白川郷」を訪ねてみたいという思いがいっそう強くなっていたものですから。
私のブログを旅行の参考に・・・、とはありがたいお言葉をいただき励みになります、是非またお越し下さい。
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