オーストラリア、ブリスベンのフリーライセンス無線について状況をレポートします。
オーストラリア・ニュージーランドでは共通のUHF-CBという制度があり、免許を取得することなくレジャーや仕事に使える便利な無線がある。
日本の、特定小電力トランシーバーやデジタル簡易無線などは、法律が異なるのでオーストラリアでは使用できませんし、逆にオーストラリアのUHF-CBは、日本では使用できません。UHF-CBは80CHありますが、昔は40CHでした。これは、日本のパーソナル無線のようにユーザーが増えたため、インターリーブ波を使用し、FMのデビエーションを狭くしてCHを倍増させたものです。出力は5Wまで、外部アンテナ可、データ通信・レピーターまである使える無線なのです。周波数は、476MHzから477MHz帯を使っており、日本で使うとTVの13CH/14CHに妨害を引き起こす恐れがあります。
昔、オーストラリアで使用するために、ユニデンのハンディをケアンズで買いました。もちろん、日本国内では使用不可なので、国内では電池を抜いて保管します。製造から20年ほど経過した中国製で、動作はするのですが、アンテナ部分のプラスチックが経年劣化で、ボロボロになり崩壊しています。これは、ICOM社製トランシーバーのマイクコード劣化に酷似した状況です。しかたないので、ビニールテープでアンテナ部分を補強しています。
今回は、ブリスベンのCBD(市中心部)から3Kmほど離れた、アルビオンという町のホテルに滞在しました。ホテルは丘の上にあり、4階建ての3Fの部屋で、CBDのビル群が目視できるほど、ロケーションの良い場所です。
2CHに、レピーターがあります。
それと、7CHにもレピータがあり、こっちの方が強いようです。
①レピータは賑わっているが、妨害・無変調も多い。たまに、歌とかも。
②40CH中(昔の40CH機なので)使用しているのは、5~6CH程度。(レピータ除く)
③シンプレックスは業務通信が多いようで、妨害等はない。業務以外でも、それなりにまともに運用されている。
④レピータにトーンは不要。
次に、ブリスベン郊外の高台「マウントクーサ」でのワッチ状況。CBDから約10Km程度で、360度の見晴らしがあり、CBDも良く見える。
①ほぼ、すべてのCHで通信が確認できた。(緊急用CH除く)つまり、空きがないほど賑わっています。
ブリスベン⇒ゴールドコースト向けで高速道路を走っていたら、高速わきに工事現場への工事車両進入口があった。ゲートは閉まっているものの、ゲートには「CH13で呼べ」と書かれていたので、関係者はUHF-CBで連絡すると、ゲートを開けてくれるのだろう。
最後に、ブリスベンから南東方向に、15Km程度離れたところにある、Lotaという町での状況。一軒家の平屋で、平地なるもロケーションは特に良くはないが、悪くもない。
①レピータは入感せず。シンプレックスで、1組のみ通話が確認できた。
いずれも、付属のホイップアンテナでの状況です。まあまあ使われている感じですが、山の上とかいうロケーションでなければ、空きチャンネルは十分にあるように感じました。CTCSSや、トーンスケルチも使えるので、仲間内で設定しておけば静かにワッチすることもできます。フリーライセンスといってもチャンネルプランがあり、緊急CHも設定されています。緊急通信を妨害すると高額な罰金規定もあるので注意しましょう。もし、オーストラリアで運用する場合は、以下のurlにチャンネルプランがあるので、ご留意下さい。
http://uhfcb.com.au/80-Channel-UHF-Information.php
地元同士の通信は、オーストラリア英語+スラングが多く、ほぼ何を話しているか分からなかった。
オーストラリア・ニュージーランドでは共通のUHF-CBという制度があり、免許を取得することなくレジャーや仕事に使える便利な無線がある。
日本の、特定小電力トランシーバーやデジタル簡易無線などは、法律が異なるのでオーストラリアでは使用できませんし、逆にオーストラリアのUHF-CBは、日本では使用できません。UHF-CBは80CHありますが、昔は40CHでした。これは、日本のパーソナル無線のようにユーザーが増えたため、インターリーブ波を使用し、FMのデビエーションを狭くしてCHを倍増させたものです。出力は5Wまで、外部アンテナ可、データ通信・レピーターまである使える無線なのです。周波数は、476MHzから477MHz帯を使っており、日本で使うとTVの13CH/14CHに妨害を引き起こす恐れがあります。
昔、オーストラリアで使用するために、ユニデンのハンディをケアンズで買いました。もちろん、日本国内では使用不可なので、国内では電池を抜いて保管します。製造から20年ほど経過した中国製で、動作はするのですが、アンテナ部分のプラスチックが経年劣化で、ボロボロになり崩壊しています。これは、ICOM社製トランシーバーのマイクコード劣化に酷似した状況です。しかたないので、ビニールテープでアンテナ部分を補強しています。
今回は、ブリスベンのCBD(市中心部)から3Kmほど離れた、アルビオンという町のホテルに滞在しました。ホテルは丘の上にあり、4階建ての3Fの部屋で、CBDのビル群が目視できるほど、ロケーションの良い場所です。
2CHに、レピーターがあります。
それと、7CHにもレピータがあり、こっちの方が強いようです。
①レピータは賑わっているが、妨害・無変調も多い。たまに、歌とかも。
②40CH中(昔の40CH機なので)使用しているのは、5~6CH程度。(レピータ除く)
③シンプレックスは業務通信が多いようで、妨害等はない。業務以外でも、それなりにまともに運用されている。
④レピータにトーンは不要。
次に、ブリスベン郊外の高台「マウントクーサ」でのワッチ状況。CBDから約10Km程度で、360度の見晴らしがあり、CBDも良く見える。
①ほぼ、すべてのCHで通信が確認できた。(緊急用CH除く)つまり、空きがないほど賑わっています。
ブリスベン⇒ゴールドコースト向けで高速道路を走っていたら、高速わきに工事現場への工事車両進入口があった。ゲートは閉まっているものの、ゲートには「CH13で呼べ」と書かれていたので、関係者はUHF-CBで連絡すると、ゲートを開けてくれるのだろう。
最後に、ブリスベンから南東方向に、15Km程度離れたところにある、Lotaという町での状況。一軒家の平屋で、平地なるもロケーションは特に良くはないが、悪くもない。
①レピータは入感せず。シンプレックスで、1組のみ通話が確認できた。
いずれも、付属のホイップアンテナでの状況です。まあまあ使われている感じですが、山の上とかいうロケーションでなければ、空きチャンネルは十分にあるように感じました。CTCSSや、トーンスケルチも使えるので、仲間内で設定しておけば静かにワッチすることもできます。フリーライセンスといってもチャンネルプランがあり、緊急CHも設定されています。緊急通信を妨害すると高額な罰金規定もあるので注意しましょう。もし、オーストラリアで運用する場合は、以下のurlにチャンネルプランがあるので、ご留意下さい。
http://uhfcb.com.au/80-Channel-UHF-Information.php
地元同士の通信は、オーストラリア英語+スラングが多く、ほぼ何を話しているか分からなかった。