こないだ、4Kチューナーを買って4K放送を見始めたのだが、アンテナは既存の設備を使っているので、全部のCHが対応しているわけではない。
分波器は2K/4K/8K(以下4Kと表示)に交換したが、BSブースターとアンテナは従来のままという状況です。BSアンテナと、屋内型BSブースターは、多分15年くらい前に設置したと記憶している。BSアンテナ⇒屋内BSブースター⇒分配器で2Fと1F用に分岐⇒各々のTVという配線です。
BSブースターは、アンテナ設置時に取り付けたもので、映りが悪いからという訳ではありませんでした。(あった方がいいだろうという程度)日本アンテナ製の、CSB-C25というタイプで、同軸ケーブルを通してDC電源を給電します。
今回、分配器は4Kに交換したので、アンテナとブースターを4K用に交換すれば、すべての4K放送に対応できる。(見る見ないは別として)
しかし、BSブースターって、本当に役に立っているのか?という素朴な疑問がわいたのである。ア〇ゾンやR天で、室内BSブースターを検索してみると、いくつかヒットする。評価を見てみると、効果があったというものと、全く効果がなかったという意見がある。どっちかというと、効果が無かったという意見の方が多いような気がする。
そのため、現在使っているブースターを評価してみることにした。ちなみに、BS放送は問題なく見られていますが、豪雨時はブラックアウトします。
①4Kチューナーのレベルを調べます。TVの受信レベルという簡易な方法です。1FのTVでの試験です。
【ブースター入り】
受信信号強度:79
受信信号品質:52(推奨レベル60以上)
【ブースターなし】
受信信号強度:62
受信信号品質:52(推奨レベル60以上)変化なし
ブースターが入っている方が、受信信号強度が+18となりましたが、信号品質については変化がありません。
②2FのTVで、BSの入力レベルを調べます。試験のために、TV直前にブースターを接続して、入り・無しのレベル変化をみます。TV側からDC12Vが出力されるように設定変更して、ブースターの電源がONになっていることをパイロットランプで確認します。ブースターの電源をONにしないとアンプが動作しません。ブースターには入力/出力があるので間違いなく接続します。
【ブースター入り】
受信信号強度(アンテナレベル)46 推奨レベル36以上
【ブースターなし】
受信信号強度(アンテナレベル)48 推奨レベル36以上
ブースターを入れると、わずかですが受信信号強度が低下しています。1FのTVは、ブースターを入れても外しても値は変わりません。減衰量が少なく、BS受信に影響を与える程ではなかったので気がつかなかったのですが、BS放送については無い方がいいという結論に達しました。
設置後15年以上も経っているし、24H使いっぱなしなので、増幅素子の劣化も考えられます。また、簡易な確認方法なので、正確さはありませんが、実用上無い方がいいと判断したので、撤去しました。設置当初に、増幅レベルの確認をしていなかったので、新品時にどうだったかは今となっては不明です。
「効果がある」という記事もあるので一概には言えませんが、少なくとも我が家の環境では、「今は効果がない」という結論です。
気が向いたら、BSアンテナを4K対応に交換するかもしれません。
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追記
BSアンテナを探していたら、ネットで面白いものを見つけました。BSアンテナを自分で調整する時便利なレベルチェッカーです。非常に安価なため、電界強度を実数値で測定することはできませんが、針の振れで強弱は分かります。そのため、屋根の上等でBSアンテナを設置・調整する時はピークを見つければいいので役に立つと思われます。
早速、買ってみました。(買ったのか)
ブースターは外しているので、ノーマル状態で接続します。針の振れを、本体のVRで「5」に合わせます。
次に、ブースターを挿入します。メーターの振れは、爆上がりで振り切れました。ブースターの効果はあるようです。
TVでの測定(アンテナレベルのメニュー)では、ブースターの入/無では、値にほとんど差がないのですが、簡易メーターでは効果ありという結論です。安易に効果無しと言ったのは訂正します。おもちゃのようなレベルメーターなので、高価な測定器が無いと本当の結論は出ないかとは思いますが、TVでのレベルと異なる結果が出たのは、ちょっと驚きでした。どちらの値も、目安と言えば目安なのですが、一応増幅しているようなので、ブースターは2F屋内のケーブル分岐前の位置に戻しました。
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さらに追記
TV側で表示される受信レベルというのは、C/N(信号品質)を加味した値ということなので、単に受信レベルを上げただけでは、値が変化しない場合があるようです。したがって、元々あまり悪くない信号強度で受信している場合には、ブースターの効果が出にくいことがあるようです。我が家の場合は、あまり悪くない受信状態だったので、ブースターは入れても入れなくてもC/Nには影響がなかったようです。ただ分岐をかけており、ケーブル長の長いTVもあるので、その補正という意味でブースターはそのまま挿入することにします。4K放送用のアンテナに換装する時は、スペックが対応していないので撤去します。
分波器は2K/4K/8K(以下4Kと表示)に交換したが、BSブースターとアンテナは従来のままという状況です。BSアンテナと、屋内型BSブースターは、多分15年くらい前に設置したと記憶している。BSアンテナ⇒屋内BSブースター⇒分配器で2Fと1F用に分岐⇒各々のTVという配線です。
BSブースターは、アンテナ設置時に取り付けたもので、映りが悪いからという訳ではありませんでした。(あった方がいいだろうという程度)日本アンテナ製の、CSB-C25というタイプで、同軸ケーブルを通してDC電源を給電します。
今回、分配器は4Kに交換したので、アンテナとブースターを4K用に交換すれば、すべての4K放送に対応できる。(見る見ないは別として)
しかし、BSブースターって、本当に役に立っているのか?という素朴な疑問がわいたのである。ア〇ゾンやR天で、室内BSブースターを検索してみると、いくつかヒットする。評価を見てみると、効果があったというものと、全く効果がなかったという意見がある。どっちかというと、効果が無かったという意見の方が多いような気がする。
そのため、現在使っているブースターを評価してみることにした。ちなみに、BS放送は問題なく見られていますが、豪雨時はブラックアウトします。
①4Kチューナーのレベルを調べます。TVの受信レベルという簡易な方法です。1FのTVでの試験です。
【ブースター入り】
受信信号強度:79
受信信号品質:52(推奨レベル60以上)
【ブースターなし】
受信信号強度:62
受信信号品質:52(推奨レベル60以上)変化なし
ブースターが入っている方が、受信信号強度が+18となりましたが、信号品質については変化がありません。
②2FのTVで、BSの入力レベルを調べます。試験のために、TV直前にブースターを接続して、入り・無しのレベル変化をみます。TV側からDC12Vが出力されるように設定変更して、ブースターの電源がONになっていることをパイロットランプで確認します。ブースターの電源をONにしないとアンプが動作しません。ブースターには入力/出力があるので間違いなく接続します。
【ブースター入り】
受信信号強度(アンテナレベル)46 推奨レベル36以上
【ブースターなし】
受信信号強度(アンテナレベル)48 推奨レベル36以上
ブースターを入れると、わずかですが受信信号強度が低下しています。1FのTVは、ブースターを入れても外しても値は変わりません。減衰量が少なく、BS受信に影響を与える程ではなかったので気がつかなかったのですが、BS放送については無い方がいいという結論に達しました。
設置後15年以上も経っているし、24H使いっぱなしなので、増幅素子の劣化も考えられます。また、簡易な確認方法なので、正確さはありませんが、実用上無い方がいいと判断したので、撤去しました。設置当初に、増幅レベルの確認をしていなかったので、新品時にどうだったかは今となっては不明です。
「効果がある」という記事もあるので一概には言えませんが、少なくとも我が家の環境では、「今は効果がない」という結論です。
気が向いたら、BSアンテナを4K対応に交換するかもしれません。
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追記
BSアンテナを探していたら、ネットで面白いものを見つけました。BSアンテナを自分で調整する時便利なレベルチェッカーです。非常に安価なため、電界強度を実数値で測定することはできませんが、針の振れで強弱は分かります。そのため、屋根の上等でBSアンテナを設置・調整する時はピークを見つければいいので役に立つと思われます。
早速、買ってみました。(買ったのか)
ブースターは外しているので、ノーマル状態で接続します。針の振れを、本体のVRで「5」に合わせます。
次に、ブースターを挿入します。メーターの振れは、爆上がりで振り切れました。ブースターの効果はあるようです。
TVでの測定(アンテナレベルのメニュー)では、ブースターの入/無では、値にほとんど差がないのですが、簡易メーターでは効果ありという結論です。安易に効果無しと言ったのは訂正します。おもちゃのようなレベルメーターなので、高価な測定器が無いと本当の結論は出ないかとは思いますが、TVでのレベルと異なる結果が出たのは、ちょっと驚きでした。どちらの値も、目安と言えば目安なのですが、一応増幅しているようなので、ブースターは2F屋内のケーブル分岐前の位置に戻しました。
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さらに追記
TV側で表示される受信レベルというのは、C/N(信号品質)を加味した値ということなので、単に受信レベルを上げただけでは、値が変化しない場合があるようです。したがって、元々あまり悪くない信号強度で受信している場合には、ブースターの効果が出にくいことがあるようです。我が家の場合は、あまり悪くない受信状態だったので、ブースターは入れても入れなくてもC/Nには影響がなかったようです。ただ分岐をかけており、ケーブル長の長いTVもあるので、その補正という意味でブースターはそのまま挿入することにします。4K放送用のアンテナに換装する時は、スペックが対応していないので撤去します。