こないだ、2021年のALLJAコンテストに参加したのである。JARLの国内4大コンテスト(ALLASIA除く)の1つなので、参加局が多く激烈なレースとなる。
いつものように弱小設備なので、シングルバンドに的を絞ることにします。ローバンドはワイヤー逆Vなので、まともに戦ったら勝ち目はないのは分かっています。ハイバンドの国内コンディションもいまいちのようなので、中間の14MHzのシングルバンドにします。ここなら、そこそこ国内は開けるはずだし、ランニングできる時間帯もあるはずである。しかし、国内が全く開けなかったら多くの局がひしめく、1エリアの局には勝てないであろう。(ま、なんとかなるでしょう)
4月24日(土)21:00スタートです。コンテストログは、CTESTWinを使用します。履歴がとれるので、QSOレートなどを以下の表に示します。
見にくいので、QSOレートグラフを拡大します。
21:00スタート14MHz_CWバンドをワッチすると、数局強い局がCQTESTを出しているので呼びましたが、なんと2局で終了。あとは、全く聞こえないし、CQTESTを出しても呼ばれません。多くの局はローバンドにいるようで、3.5/7MHzは大混雑のようです。14MHzでは国内はスキップしているようで、早々に諦めて明日のために寝ることにします。
翌日は7:42から再び参戦です。(若干の出遅れ感あり)国内は開いており、いい感じでランニングできます。9時台がQSOレートのピークで、70局/分をたたき出しています。5分間呼ばれなければ、バンドをサーチして呼び周りに徹します。そうはいっても、だんだんQSOする相手も少なくなってきて、レートは時間と共に下がっていきます。たまに、DUPEで呼ばれますが、CWだとCTESTWinが自動で「QSO B4」を返します。(QSO Beforeの略号)
暇になったら、7MHzも運用しました。14MHz以外は、チェックログとして提出しますが、あまり遊んでいる時間はとれません。夕方まで地道に点数を積み上げていきます。14MHz,SSBバンドは運用局が少ないのですが、取りこぼさないように時々ワッチをします。
コンテストで大事なことは、いかにマルチを落とさないかです。14MHz以上のハイバンドでは、中距離~近距離のマルチを落とすことが多く、微弱な信号をいかに拾い上げるかも一つのポイントです。福岡からだと、宮崎・鹿児島の局が難しく、4~5エリアのマルチも県によっては落とす可能性があります。蚊の鳴くような信号も、CWの断続音を聞き逃さないようにします。(場合によっては、ヘッドフォンで音量を最大にまで上げて聞き耳をたてる)
結果、北海道の数マルチ(出ている局がいない)と近距離のマルチ(電波伝搬上厳しい地域)をいくつか落としましたが、沖縄は1局強い局が出ていたのでマルチを埋めました。4月25日21:00終了ですが、終了2時間前くらいには14MHzの国内コンディションは落ちてしまい、最後は7MHzで呼びに回ったり、CQTESTを出していました。ログの最後は、7MHz,CWでのQSOデータがずらりと並んでいます。
最終スコアーは、14MHzで331局、47マルチです。10年ほど前は、14MHzシングルバンドで400局以上QSOできていたので、時代と共にアマチュア局は減ってきているのでしょう。
電子データのログを作成し、メールでJARLへ送付します。CTESTWinのログデータ作成機能わ使えば、ボタン1発で提出用書類を作ってくれるので非常に楽です。また、HAMLOG追記用のデータも自動で作れるので、マスターのハムログに追記します。さらに、HAMLOGからLoTWデータを作成し、ARRLのサーバーにアップロードすれば、コンテストの作業は終了です。30分もかかりません。
さて結果ですが、こないだJARLのWEBに速報が出ました。頑張ったかいがあって、14MHzシングルバンド・電信・電話部門で、全国1位とのことです。今までALLJAでの入賞はありましたが、シングルバンドとはいえ全国1位は初でした。QSO頂いた各局には、お礼を申し上げます。
コンテストのQSLは、JARLの負担も大きいのでこちらからは出していません。ただし、到着したQSLについては返信をしておりますので、しばらくお待ちいただくようお願いいたします。
また、コンテストでお会いしましょう。
いつものように弱小設備なので、シングルバンドに的を絞ることにします。ローバンドはワイヤー逆Vなので、まともに戦ったら勝ち目はないのは分かっています。ハイバンドの国内コンディションもいまいちのようなので、中間の14MHzのシングルバンドにします。ここなら、そこそこ国内は開けるはずだし、ランニングできる時間帯もあるはずである。しかし、国内が全く開けなかったら多くの局がひしめく、1エリアの局には勝てないであろう。(ま、なんとかなるでしょう)
4月24日(土)21:00スタートです。コンテストログは、CTESTWinを使用します。履歴がとれるので、QSOレートなどを以下の表に示します。
見にくいので、QSOレートグラフを拡大します。
21:00スタート14MHz_CWバンドをワッチすると、数局強い局がCQTESTを出しているので呼びましたが、なんと2局で終了。あとは、全く聞こえないし、CQTESTを出しても呼ばれません。多くの局はローバンドにいるようで、3.5/7MHzは大混雑のようです。14MHzでは国内はスキップしているようで、早々に諦めて明日のために寝ることにします。
翌日は7:42から再び参戦です。(若干の出遅れ感あり)国内は開いており、いい感じでランニングできます。9時台がQSOレートのピークで、70局/分をたたき出しています。5分間呼ばれなければ、バンドをサーチして呼び周りに徹します。そうはいっても、だんだんQSOする相手も少なくなってきて、レートは時間と共に下がっていきます。たまに、DUPEで呼ばれますが、CWだとCTESTWinが自動で「QSO B4」を返します。(QSO Beforeの略号)
暇になったら、7MHzも運用しました。14MHz以外は、チェックログとして提出しますが、あまり遊んでいる時間はとれません。夕方まで地道に点数を積み上げていきます。14MHz,SSBバンドは運用局が少ないのですが、取りこぼさないように時々ワッチをします。
コンテストで大事なことは、いかにマルチを落とさないかです。14MHz以上のハイバンドでは、中距離~近距離のマルチを落とすことが多く、微弱な信号をいかに拾い上げるかも一つのポイントです。福岡からだと、宮崎・鹿児島の局が難しく、4~5エリアのマルチも県によっては落とす可能性があります。蚊の鳴くような信号も、CWの断続音を聞き逃さないようにします。(場合によっては、ヘッドフォンで音量を最大にまで上げて聞き耳をたてる)
結果、北海道の数マルチ(出ている局がいない)と近距離のマルチ(電波伝搬上厳しい地域)をいくつか落としましたが、沖縄は1局強い局が出ていたのでマルチを埋めました。4月25日21:00終了ですが、終了2時間前くらいには14MHzの国内コンディションは落ちてしまい、最後は7MHzで呼びに回ったり、CQTESTを出していました。ログの最後は、7MHz,CWでのQSOデータがずらりと並んでいます。
最終スコアーは、14MHzで331局、47マルチです。10年ほど前は、14MHzシングルバンドで400局以上QSOできていたので、時代と共にアマチュア局は減ってきているのでしょう。
電子データのログを作成し、メールでJARLへ送付します。CTESTWinのログデータ作成機能わ使えば、ボタン1発で提出用書類を作ってくれるので非常に楽です。また、HAMLOG追記用のデータも自動で作れるので、マスターのハムログに追記します。さらに、HAMLOGからLoTWデータを作成し、ARRLのサーバーにアップロードすれば、コンテストの作業は終了です。30分もかかりません。
さて結果ですが、こないだJARLのWEBに速報が出ました。頑張ったかいがあって、14MHzシングルバンド・電信・電話部門で、全国1位とのことです。今までALLJAでの入賞はありましたが、シングルバンドとはいえ全国1位は初でした。QSO頂いた各局には、お礼を申し上げます。
コンテストのQSLは、JARLの負担も大きいのでこちらからは出していません。ただし、到着したQSLについては返信をしておりますので、しばらくお待ちいただくようお願いいたします。
また、コンテストでお会いしましょう。