讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

基地祭「陸上自衛隊玖珠駐屯地開設65周年記念行事」大分県玖珠郡玖珠町

2023-08-23 20:00:00 | 旅行
 こないだ大分の玖珠駐屯地に行ったのである。事前に基地祭の情報は把握していたので、玖珠町協心橋河川敷からシャトルバスが7:45から運行することも知っている。さらに、10式戦車に乗れる整理券も配られることも把握しているのである。

【傾向と対策】
①シャトルバスが7:45から運行するということは、それ以前から並んでいる人がいるはずだ。
②戦車乗車は、それほど多くの枠はないと思われる。
③以上の事から、遅くても7:30までには行かないと整理券は貰えないかもしれない。
④朝は弱いので、早朝に起きられるかどうかが勝負の分かれ目だろう。

【当時の行動】
①めっちゃ頑張って6:20ころ出発(遅いんじゃないの?)河川敷に到着したのは7:30ころで、だいたい目論見通りである。


②指示どおり駐車してバス乗り場に行ったら、7:45発のバス(大型バス2台、マイクロバス5台)はすでに満席であった。

第二便を待つ。一度に出発すると入場口で渋滞するという対策のためか、時間差でバスは出発します。

③第二便は8:30頃出発し、駐屯地には10分ほどでゲートに到着。すぐに、整理券配布所に並ぶ。


 予想どおり第一陣が並んでいるので、ちょっと心配。

「枠の中に一人づつ入って並んで下さい」
「わっかりました」
 これで数を把握しているので、枠に入れたら整理券ゲットは確実です。


 番号札193番をゲットしました。これは人数を確定するものなので、このまま列で待ちます。


 整理券と乗車券を引き替えます。最後の番号はいくつかなと見ていたら、250弱のようでした。朝一で並ばないと整理券のゲットは至難の業のようです。乗車時間は決められているので、15分前には乗車場所に行っていないと乗れません。


 玖珠駐屯地は近くに玖珠演習場があり戦車隊があるので、装備品も戦車が多数あります。これは静態展示の、軽戦車M42チャーフィーです。第二次世界大戦時に活躍した米国の戦車です。

 
 二世代前の74式戦車です。丸っこいフォルムが特徴です。


 87式偵察警戒車RCVです。


 こ、これは最新の段ボール戦車かと。軍事機密なので、他言無用に願います。

 
 開設65周年記念行事なので、10:00から式典が始まります。基地司令や来賓(議員や町長等)の挨拶があります。


 挨拶終了後は、基地装備品のお披露目です。


 次々に車両が入場し、すぐに退場していきます。なかなかな迫力物です。特に戦車が走行するときは、地響きも伝わってきます。


 11:00からは訓練展示が始まります。敵上陸部隊が侵入してきたという想定で、自衛隊側が迎え撃つという想定です。まずは、現況把握のための偵察部隊を前線に送ります。


 最新の10式戦車が敵を撃破します。


 FH70155mm榴弾砲が火を噴きます。空砲を撃つのですが、かなり大きな音がして煙を吹くので迫力があります。FT70は牽引式ですが、短い距離であれば自走も可能な火力です。


 水陸両用車のAAV7も登場します。


 自衛隊の活躍により、敵を撃破しました。


 訓練展示から戦車乗車までは2時間ほどあるので、駐屯地内を見て回ります。模擬店は少なく、業者が数点出店している程度です。昼飯になりそうなものは、焼きそば・カレーくらいでしょうか。そのため行列になっています。

 食堂は営業していないのですが、入ってすぐ左の建物にコンビニがあるので、早めに昼食を確保するといいでしょう。


 自衛隊グッズや、弁当おにぎりなどが売られています。


 これは、生演奏していた音楽隊のバスです。


 重機も自衛隊仕様ですね。災害派遣等でも活躍するのでしょう。


 時間になったので10式戦車乗車場所に向かいます。チケットの確認があり、写真動画撮影不可と告げられます。万一撮った場合は、消しますということです。ということで、写真はありません。

【体験乗車】
①荷物はケースに入れて、その中のヘルメットを着用する。
②体験乗車用10式は3台用意されている。各々の戦車には後部に鉄製の荷台が取り付けられており、座席に座ってシートベルトを着用する。
③1台の戦車の定員は5人x3列で計15人。3台同時に走行する。
④乗車時間は約3分間で、ウルトラマンの地球上での活動可能時間とほぼ同じ。
➄振動は大きく、乗り心地という点では良くない。そりゃ、鉄のキャタピラで動いているのだから当然だ。こんなに振動が大きいのに電子戦闘用の装備が十分に機能するのは驚きである。(軍用だから当然といえば当然なのだが)
⑥お礼を言って下車します。

【帰りの状況】
 帰りもシャトルバス利用なので行列に並びます。ピストン輸送しているので、10分程度で乗れました。すべてにおいて手際のいいオペレーションでした。ちなみに玖珠駅まで歩けない距離ではないので、少数ながら徒歩で帰る方もいらっしゃいます。また、タクシーをゲートまで呼んで帰る方もいらっしゃいました。その辺りは、時間・疲労度・密回避・懐具合で決めればいいかと思います。