讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

トルコ・ギリシャ旅行記5

2013-02-13 20:00:00 | 旅行
 Day5

 ツアーでは、お約束で土産屋さん等へ行かなければならない。トルコといえば、トルコ絨毯が有名である。いいものは一生ものだとか。トルコ人は絨毯の上で生まれ、絨毯の上で死ぬと言われているらしい。そういえばバスにも、絨毯が敷いてあったっけ。いくら一生ものと言っても、そんな大それた家に住んでいないので、見るだけにした。ツアーの場合、保証がついているので、ほんとに欲しい人にとってはいいだろう。絨毯ショーの始まり。


 流暢な日本語で笑わしてくれる。芸人のようだ。このあたりが、高価な品を買わせるテクニックかと。写真でおわかりだろうか、これが名物の「空飛ぶ絨毯」だそうだ。ツアーの方の何人が、お買いになっていた。大きな絨毯は、もちろん持って帰れないので国際貨物で送ることになる。ツアー会社が責任を持つので、安心して買い物ができる。


 カイマルクの地下都市へ。かつて迫害されたキリスト教徒が住んでいたということ。地下5階まで、見学できる。こんなところで、5万人も生活していたのか。まるで蟻の巣のようだ。途中背をかがめて通るような所も多い。通気口が地上まで通っており、換気が出来るようになっている。地下で料理もするので必須だろう。


 通路の途中には、このような円盤形の蓋があり、敵が来たら通路を塞いでしまう。5万人もいたのに、トイレの位置がわからないそうだ。どこにしていたのだろう? 


 アスカレイのスルタンハヌ かつて、旅をする隊商の宿だったところ。外敵から守られるように、城壁は高く入り口は一カ所である。
 

 中はがらんとしていて、かつての賑わいを伺い知る術もない。
 

 コンヤのメヴラーナ博物館 内部は、写真撮影不可
 

 外観のみとなります。メヴゥレヴィ教団の創始者の廟だが、現在博物館として一般公開されている。
 

 内部は土足でいいのだが、こうやってビニールを靴に装着すること。博物館の入り口に箱があり、そこに入っているので、各自取って装着する。帰るときは返却する。


 夕食は、こんな感じ。特段美味しいとは思わないけど、食べられる。スパイスが効いているのか変わった味だ。普段食べたことのない味に出会うのも、また旅の楽しみ。
 

 デザートは、甘くて普通に美味しかった。


 コンヤのホテルからの景色。高層住宅が多く、街は整然としており綺麗である。
 

トルコ・ギリシャ旅行記4

2013-02-12 20:00:00 | 旅行
 Day4

 イスタンブールからアンカラへ、列車の旅。広大な平原を東に向かって走る。コンパートメントは快適だけど、トイレがぼっとん方式。つまり昔日本でもそうだったように、便器から線路が見えるのである。停車中は使用禁止。とっても行くのがいやだったので、最低限の利用とした。


 食堂車があり、時間事に割り振られるので朝食をとる。これに、パンがつく。

 
 首都アンカラに到着。せっかくの首都なのだが、そのままバスで南部のカッパドキアに向かう。


 コースになかったが、急遽塩の湖「トゥズ」に寄ってくれることになった。湖の塩分濃度が高く、塩の結晶となっている。塩は高いものではないので、欲しい人はお店で買って下さい。勝手に採取しないように、とのこと。


 お店にいた、賢いお犬さま。バイバイと言うと、尻尾を2回振る。ただし、顔は向けない。たまたまだろうと思って、もう一度バイバイと言うと、尻尾を2回振る。確かに返事のようだ。さらにバイバイ・・・もう、ええっちゅうに。人の声に反応してます。


 昼食は、BORA地下レストランで魚料理。
N村「あれ、ボラって、ぼらさんと同じ名前ですね」
ぼら「はは、そうですね」(ガイドさんと同じ名前のレストランです)
N村「ぼら料理ですか?」
ぼら「いゃ、違うと思います」
N村「あ、違いましたね」


 トルコでよく見かけるお土産「めだま」幸運のシンボルらしい。いくつか購入。


 日本でもたまに見かける「トルコアイス」、ぐーんと、伸びる伸びる。1個5リラ。写真撮っていい?と聞いたら、力一杯伸ばしてくれた。もちろん1個お買い上げ。




 カッパドキア観光の手始めは、ギョレメ屋外博物館へ。このあたりは冬になると降雪があり、めちゃ寒いとのこと。夏は40℃越えの猛暑である。内陸部特有の冬は寒く、夏は暑い典型的な気候。もう、連日40℃越えるのは慣れた。40℃を何度越えたかが問題だな。


 かつての火山灰等が積み重なり、それが固まったもの。柔らかい部分は雨に浸食され、奇岩として今の姿になる。つまり、毎年少しずつ景色は変わっているとのこと。加工しやすいので、住居としても使用されていた。


 あちこちに残るフレスコ画。かつてキリスト教徒が住んでいたときに作成されたが、イスラム教徒により顔の部分が破壊された。(イスラムは偶像崇拝禁止ですから) 

 支配者がキリスト教からイスラム教に変わると、こういう事が起きる。(逆もしかり)同じ寺院がイスラム風になったり、キリスト教風になったりしたらしい。


特に堅い部分が上に残り、周りが侵食されてキノコ状になったもの。この風景が見たくて、ここまできた。最初、どうやったら、こんな奇岩が出来るのだろうかと思ったものだ。


 観光地のお約束、お土産やさんが並ぶ。
 

 本日の宿は、ホテルカッパドキア・デデマン。

 連日猛暑なので、ホテルに入り、シャワーをあび着替えるとほっとする。近代的なホテルなので、特に不自由はない。

外国人が泊まるようなホテルには、金属探知機がある。しかし鳴っても、別に調べられない。団体だからだろうか、めんどくさいと横から入れと言われる。


 夕食はバイキング方式。スイカの彫刻が目を引くが、これは取ってきてはダメだ。但し、撮るのはいい。


 おばちゃんが、ナン状のものを焼いてくれる。


 珍しいので、空いた頃を見計らって焼いて貰った。中には肉やら野菜やら。

トルコ・ギリシャ旅行記3

2013-02-11 20:00:00 | 旅行
 Day3

 街中はイスラム寺院がたくさんある。比較的ゆるいイスラム教社会のようだ。こういう観光業等に携わる人たちは、決まった時間毎にお祈りができないので、一日まとめてお祈りすればいいそうだ。そういう寛容さがあるので、社会がうまくまわるのだろう。先がとがった槍のようなものは、ミナレットという。イスラム寺院の象徴。


 このツアーは、写真のようにトルコの西半分を時計回りに旅をする。あまり東へ行くとイラクがあるので危険。紛争地帯へは近づかないことだ。トルコのツアーというと、だいたい同じコースなのだが、時計回りと反時計回りがある。どちらも、行くところはだいたい同じ。


 午前中はフリータイムだが、ボスポラス海峡クルーズに参加。アジアとヨーロッパの境を船から見てみたいと思い行くことにした。

 トルコ海軍の軍艦が見える。


 まさに、東西交通の要所。ここが、アジアとヨーロッパの境目である。昔地理で、アジアからトルコに行くとヨーロッパに来たと感じる。ヨーロッパからトルコに来たら、アジアに来たと感じる国だ。と教わったが、雑多な街並みや人々の生活を見ていると、「ここはアジアじゃ」と思う。(但し、N村比) 巨大なトルコの国旗があちこちに見える。


 乗り合いではなく、このツアーでの貸し切り状態だった。乗船すると、すぐにオレンジジュースが配られる。(後で集金があった) 飲み干すと、次々に「お代わりをどうぞ」と勧めてくるが断った。(この時点では、有料とは言われていなかったが、何かおかしいと思った)


 クルーズが終了したら、フリーで出かけていた人達と合流して、ブルーモスクへ。写真撮影や、ビデオを撮りたい人は別途料金を支払う。シールをカメラ等に付けていると「撮影可能」の目印になる。


 チケットカウンターで、撮影用のシールを購入した。
 


 スルタン専用の水洗トイレ。使っちゃダメよ。
 

 その後、エ゛プシャンバザールへ。とにかく人が多い。客は外国人が多いので、テロの標的にもなりかねない。そのため、あちこちにマシンガンを抱えた軍人が配備されている。
 

 スパイスから衣料品、靴、金製品まで小さな店が数限りなくある。ここを歩いていると、「久保田早苗の異邦人」が流れてきそうだ。金額は書いていないので、基本は交渉になるようだ。納得したら買う、というシステム。けっこう疲れる。


 昼食は、ケバブ。(牛肉の薄切り)けっこう淡泊な味だ。イスラム圏内なので、豚肉は御法度である。
 

 地元の人もよく飲んでいる、チャイ。出前もあるようで、バザールの店の中で、主人らしき人が良く飲んでいた。


 ブルーモスクの近くにある、アヤソフィア寺院。どちらも、圧倒的な存在感があり必見だ。


 実際のお祈りの場に使用されてる。
 

 我々は観光客なので、お祈りの邪魔にならないよう、静かに見学した。写真撮影は特に制限がないようだが、祈りの場は遠慮した。とにかく丸天井が高く、荘厳な雰囲気をかもしだしている。


 その日はホテルに宿泊せず、国内夜行列車で首都アンカラに向かう。列車に乗る前に、オリエントエクスプレスレストランで夕食をとる。そうあの、オリエントエクスプレスの始発駅なのである。

 スパゲッティと鶏肉(だったっけ) 普通に美味しい。


駅で会ったネコ


 軽い食事だったので、添乗員さんが夜食用に「サバサンド」を買ってきてくれるという話になった。せっかくだからお願いした。

 サバサンドとは、トルコのファーストフードみたいなもの。サバの半身を焼いて、パンに挟んで売ってる。食べてみたら、骨もそのまま付いており食べにくい。

 すっかり暗くなり、アンカラエクスプレスでアンカラへ向かう。寝台列車なのだが、何故か座席の状態で車両が入ってくる。出発するかしないかの間合いで車掌が来て、座席を寝台に変更する。チップが必要とのこと。ん~、チップ集めのためのシステムなのか、ものの15秒ほどの出来事だった。


 外国での夜行列車は、なんかわくわくする。

トルコ・ギリシャ旅行記2

2013-02-10 20:00:00 | 旅行
 Day2

 ドーハの空港は、バス移動となる。COBASというシャトルバスで、航空機まで移動する。

 日が昇ると、さらに暑さが増したような感じ。しかしターミナル~バス、バス~航空機までの短い時間なので、たいしたことはない。地上で働いている職員は大変だなと感じた。

 ドーハからイスタンブールまでも、カタール航空となる。
 

 国際線になるので、離陸後すぐに朝食がでる。
 

 トルコのイスタンブールに到着。空港内に両替所がある。



 空港の外には、タクシー軍団がいた。すべて同色なので、すぐクシーと分かる。


 ここで、地元ガイドのボラさんと合流。がたいのいい男の人。流ちょうな日本語を話し、分かりやすい。トルコでは有名らしく、去年だったかトルコ紹介のTV番組で出演していた。名前が魚のボラと同じなので、覚えていた。旅行社が用意したDORAK社のバスは、広くて快適だった。バスの床には絨毯が敷いてあり、土足で乗るのは少し悪いような気がした。

 さて、全員無事に入国し、最初の目的地トプカプ宮殿へ。

 オスマン帝国の君主、スルタンの住居。
 入り口で、三脚を持っていたら「預かり」になった。引換券を渡され、帰りしなに入り口の係員に返してくれ、と言ったら「ここではないので、あっちで聞いてくれ」と言われた。言われた事務所のような所で返してくれ、と言ったら「ここではないので、あっちで聞いてくれ」と入り口の方を指す。

 再度入り口で返してくれと言ったら「ここではない・・・」と言ったので、「ここで、確かに預けた。あっちでは、ここに聞けと言った。預かり書もある。すぐに返却して欲しい」と少し声を大きくして言ったら、「わかった、ちょっと待て」と言って出してきた。最初から、出せよ。(少し怒)

 スルタンの肖像画、内部は撮影可。但し、ハーレムは不可。
 

 すばらしい展示品の一部



 
 宮殿にいたネコ


 夜はオプショナルで、夕食付きベリーダンスショーに参加
イスタンブール市内は車の交通量も多く、譲り合いの運転はないようだ。クラクションも多く、無理矢理突っ込んでいくという感じ。ただし、お互いにぶつかるのはいやなので、微妙な間合いで走行している、ように見える。


 民族衣装に身を包んだ踊り。


 メインのベリーダンスショー

 
 ショーを見ながらの、トルコ料理。トルコ料理というば、世界3大料理の一つか。お味は、と食べてみたら、なんとも微妙な味付けで、あまり合わないかなと。しかし、地元料理を食することが基本なので、いただきました。


 イスタンブール、一泊目のホテル。プールがあり、宿泊者は無料と聞いていたが、入り口のスタッフは、有料と言い張る。めんどくさくなって行くのをやめた。翌日フロントに聞いたら無料という。よく分からん。

トルコ・ギリシャ旅行記1

2013-02-09 20:00:00 | 旅行
 トラピックス主催 トルコ・ギリシャ13日間 2006/7/22福岡発

 福岡発だが、ドーハ行きの飛行機は関空から出発するので、国内便で関空に移動。ここで、福岡発のグーループ+北海道発のグーループが合流。添乗員さんは福岡のお姉さんが通しでついてくれる。

 関空発カタール航空機 23:55出発、ANAとのコードシェア便である。
 

 ボーディングブリッジに駐機しているカタール航空機


 機内は2x4x2のシート配列。割り当てられたのは、真ん中の4列中の2席

 エンターテイメントは、座席の背についているモニターで、映画、音楽等が選択できるようになっている。機体の現在位置や、対地速度、外気温もモニター可能

 離陸後、水平飛行に移ると、すぐに機内食が出てくる。


 カタール航空の機内食メニュー、さすがしっかりしている。

 
 西行きのフライトコース。帰りはかなり北寄りのコースを飛んでいた。

 中国南部~インド北部を飛ぶ。

 深夜のフライトなので、食事が終わると就寝にはいる。エコノミーなので、寝にくいのはしかたない。なにもやることはないのだが、熟睡もできない。

 さて、カタールの首都ドーハに到着。かなり飛んだのだが、太陽の動く方向に飛んでいるので、いつまでも夜のまま。日の出前の早朝に到着した。
 
 タラップで地上に降りたら、ものすごい熱気である。35℃は越えていると思うし、湿度も高くていたたまれない。ターミナルビルに入ったら、ほっとした。

 
 ドーハの空港内。ドルが使える。おつりはカタールの通貨になる。ただし、100ドル札で水1本買おうとすると、おつりがないと言われるので、1ドル札のような少額紙幣があるといだろう。


 ドーハでは町に出ることもなく、イスンブール行きのカタール航空機に乗る。表示はアラビア語なので、理解不能。(ちゃんと、英語表示もでます)

天皇杯受賞「釜炒り茶ソフト」宮崎茶房

2013-02-08 20:00:00 | 旅行
 ある日、高千穂の天岩戸神社に行ってみた。天安河原入り口に、気になる看板を発見した。天皇杯受賞のソフトクリームがあるとのこと。それも、ここだけらしい。

 そういった限定品に弱いのは分かっているのだが、やっぱり引き返して注文してしまった。

 これだ~、デコレーションがすごい。さすが、天皇杯優勝だけあるぞ。

 天皇杯って、何だ? ソウトクリームの全国大会なのか? 全国の、「オレが一番だ」というソフト屋が集まって、勝ち抜き戦をやるとか? それとも、食べ物のスイーツ部門で優勝したソフトなんやろうか? サッカー選手権の天皇杯は、知っているけど。

 さて、坂を下って天安河原に向かうと、賽の河原が出現する。
 
 なかなかフリーの石は無いのであるが、頑張って探して積み上げてきた。そうやって、観光客が地道に積み上げたのだろう。ちなみに、ここまでは無料でいける。

 肝心の天の岩戸は、案内人が必要らしい。
 

 どうしても、岩戸が見たい人は申し込む。さらに、撮影・録音禁止とか。
 

 まぁ、そこまでと思い、天皇杯ソフトで満足して帰りました。


宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1082-21 無料駐車場あり。

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3/30日より、SL冬の湿原号と流氷観光_北海道旅行記を公開いたします。

中華ラジオ「PL-660」TECSUN

2013-02-07 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 かつての高機能BCLラジオは、もう日本のメーカーでは製造されておらず、今や中華ラジオが幅をきかせている。以前、中華ラジオDE1101(愛好者1号←名前が如何なものかと思うが)の記事を書いたが、今回はTECSUNの旗艦モデルといわれている、PL-660についてのレポートです。

 DE1101は中波~短波26MHzあたりまで、高感度で聞くことができる。このラジオは中東やヨーロッパ、アジア各地やアフリカ北部に持って行って活躍したが、ある時現地で買ったジュースの缶と一緒にバックに入れて機内預かりにしたら、気圧と衝撃のためか、缶から液漏れがしてDE1101がべっとべとになったという大惨事を巻き起こした。

 アルコール洗浄をかけて乾かし、なんとか復活したものの、若干スペックに不満があったため、PL-660を入手した。ネットで検索すると、なかなか評判がいい。


 スペック
1.長波~30MHz、FM76~108MHz、エアバンド対応
2.AM、FM、SSB対応
3.最大1200チャンネルプリセット可能(こんなにいらんやろう。あってもいいけど)
4.ダブルスーパーヘテロダイン 第1IF:55.845MHz、第2I:455KHz
  FM:10.7MHz
5.外部アンテナ端子は、イヤホンジャック式。ただし、短波とFM用のみ
6.アンテナゲインSWがあり、DX,NORMAL、LOCALの切り替えがある。

 さて、実力やいかに。

1.選局は右のダイヤルで行う。中波はあらかじめ、9KHzまたは10KHzステップが設定出来る。ステップボタンを長押しすることによって、SLOW(1KHz)とFAST(9KHz)の切り替え可能。短波は同様に1KHzと5KHzステップに切り替え可能なので便利。
2.7MHzのSSBを聞いたら、付属の室内ホイップにもかかわらず、けっこう聞こえる。
3.エアバンドは、外部アンテナ接続不可なので、内蔵アンテナで聞いたら福岡コントロールやグランド、アプローチ、デパーチャーなど、ひととおり聞こえる。(ここは、空港から近いからな)
4.中波の感度が高すぎ、DXポジションだと地元の局は、高周波段が飽和して音にならないことがある。
  局によっては、NORMALポジションでも歪んでしまうので、LOCALにしないといけない。

  NHK第一:LOCAL、NHK第二:NORMAL、RKB:LOCAL、KBC:NORMAL 

 すべて、LOCALにすると、KBCなどはゲイン不足を感じる。つまりS/Nが悪く聞こえる。(ノイズっぽい)

  感度重視の設計のようで、AGCの効きが良くないようだ。中波放送が、こんなに歪む(超強力なためだが)ラジオは、初めてだ。アンテナゲインを都度適切に設定すれば問題ないが、選局の度にセットするのは面倒くさい。

5.短波の感度は十分
6.FMの感度も十分。ステレオ受信可能だが、ヘッドフォンのみ対応。本体にはSPが1つしかない。
7.エアバンドも、そこそこいける。
8.長波は日本に放送局がないので、実力不明。AMボタンで、ちゃんと切り替わる。
9.SSBの場合、1KHzステップだがBFOのピッチ調整ダイヤルがあるので、実用上問題なし。
10.ダイヤルが軽いので、少しさわっただけでも、周波数やプリセットチャンネルが変わってしまう。
11.音量と音質は十分
12.付属のACアダプタは、220V用のため、100V→220Vアップトランスがついていた。充電式電池を使った方が、いいようだ。(電池は付属していない)
13.DE1101では、ラジオ本体に電池の充電機能がついていたが、うまく充電できなかった。充電完了になっても、実際は充電式電池に充電されていない。このPL-660は、まだ使いこなしていないが、いろいろな情報を調べると、どうも本体の充電機能の評判は芳しくない。別途専用の充電器で、Ni-HM等の電池を充電してリサイクルした方が良さそうだ。(中華ラジオの充電回路については、あまり宜しくない感がある)

 考察
1.地元の中波AM放送をまったり聞くには適していない。(局固定ならいいが)。普段使う分には、DE1101の方が使いやすい。
2.中波のDX局や、短波で遠くの局を狙うには適している。
3.とりあえず、良く聞きそうな局はすべてプリセットした方がいい。
4.FM帯域が世界標準に対応しているので、海外のお供にも良い。
5.エアバンドが、そこそこ聞こえるのは良いが、外部アンテナ端子が欲しいところ。
6.11,700(送料込み)の割には、いじって楽しめるラジオと思う。
7.ラジオと通信型受信機との中間くらいに位置するかな。(若干ラジオ寄り)

 諸手を挙げてすばらしいとは言わないが、用途を絞れば使えて楽しめるラジオだと思う。ただし、あまり一般受けはしないだろう。

 収容カバーがついており、持ち運びには便利。簡易なビニール線アンテナも付属。


こういう、一般受けしないラジオを作ってくれる日本のメーカーは、もうないのだろうな。日本のメーカーが作れば、値段はともかく、AM放送の歪み対策とか使い勝手にしても、格段にいいものが出来るのにと思う。言ってみれば、中華ラジオは値段は安いがツメが甘い感じがする。耐久性に関しては、これからなので良く分からない。修理は無理と思って、自分で何とかするか使い捨てでしょう。(たとえ修理出来たとしても、新品の本体買った方がいいような価格の可能性大) ネットの、とある販売店でロッドアンテナや、アクリルカバーの保守部品を売っていたので注文した。ロッドアンテナは1mくらいあり長いので、そのうちひっかけて折れそうな予感がする。注意するけど。

日本短波放送 NSB

2013-02-06 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 日本全国をサービスエリアとする短波放送局。他にラジオジャパンという海外向け短波放送局があるが、これは日本国内をターゲットとしていない。

 1970年代当時の、ベリカード
 



 短波放送というと、競馬中継か株価の読み上げ、というイメージがある。しかし、当時BCLブームにのって、ハロージーガムという、BCLに関するトーク番組があった。

 現在、ラジオNIKKEIとなり、以下の第一・第二放送がある。

第一放送 3.925MHz,6.055MHz,9.595MHz
第二放送 3.945MHz,6.115MHz,9.760MHz

 時間と季節によって、一番受信しやすい周波数を選ぶ。ラジオNIKKEIから、この6波に特化した専用ラジオが売られていた。競馬や株をやる人には便利であっただろうが、現在インターネット接続できるモバイル機器が普及してきているので、だんだん需要は減っていくのかな。

海外の日本語放送局(2012年)

2013-02-05 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 イラン・イスラム放送局 9.905MHz

 周波数直読できる受信機なので、なんとか聞くことができた。信号は強くなく、かつフェージングがあるが、内容は確認できる。カードとは別に卓上カレンダーが送ってきた。アラビア語で書いており、イランの祝日なので日本で使用するのには難があるが(笑)、珍しいものを貰った。

 ベトナム放送局 VOV 9.840MHz ハノイ
 
 
 日本語放送スタッフの写真


 ペナントも送ってくれた。


 モンゴルの声 12.085MHz ウランバートル

変調器が調子悪いのか、音声が歪んでいるようだ。放送内容は理解できる。
 

海外の日本語放送局(1970年代)

2013-02-04 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 1970年代、日本語放送を行っていた海外の放送局です。

 モスクワ放送局

 当時東西冷戦の真っ最中であり、米国・日本に対して敵対的な内容だったように思う。鉄のカーテンといわれていたソ連について知る術はほんとんど無かった中、ソ連からの一方的な内容とはいえ情報を得ることが出来た。信号は強力で、短波・中波で送信されていた。

 ラジオオーストラリア
 
 カワセミの鳴き声で始まった。信号は強くなく、当時周波数直読など出来るわけでもなく、探すのに苦労した。日本語放送は廃止になりました。

 北京放送局 今の、中国国際放送局(CRI)

 モスクワ放送と同じで、反米・反日の内容がほとんどだった。米国帝国主義・日本軍国主義と呼んでいた。しかし、受信レポートに対する返信は迅速で、いろいろおまけも送ってきた。年末になるとカレンダーまで送ってくれた。日中国交回復後、反日的な内容は影をひそめ、一般的な内容に変化した。信号は超強力で、簡単に受信できた。

 BBC放送局 英国
 
 ニュースのBBCといわれていたように、ワールドニュース主体の放送だったように記憶している。当時の真空管ラジオでは、受信するのに苦労した。日本語放送は廃止になりました。

 その他、数局ありましたが、受信確認書は入手しておりません。

関東管内のラジオ局(2012年)

2013-02-03 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 前回、1970年代の関東管内AMラジオ局の受信確認書を紹介したので、同じ局に受信報告書を提出してみました。50円切手同封です。

 ニッポン放送 1242KHz 100KW
 

文化放送 1134KHz 100KW


 ラジオ日本 1422KHz 50KW かつてのラジオ関東


 TBSラジオ 954KHz 100KW


 きっちり、4局とも迅速な返信がありました。さすがですね。

 かつて、ラジオの周波数は1240KHzとか1130KHzとか、きっちりした周波数だったが、チャンネルプランが9KHzセパレーションになり、1242KHz等(9で割り切れる)の周波数に移行することになった。当時のカーラジオなどは、プリセット方式でチャンネルを選択する方式が多かったので、移行後再設定する必要があった。

九州管内外のラジオ局

2013-02-02 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 夜間、混信やフェージングの中から拾い上げたAM放送局

 東海ラジオ 1332KHz 名古屋市


 丁寧に、タイムテーブルを送っていただきました。


 南海放送 1116KHz 松山市


ABC朝日放送 大阪市


 RSK山陽放送 1494KHz 岡山市 いい感じのデザインだな。
 

 丁寧に、タイムテーブルを送っていただきました。


 RNC西日本放送 1449KHz


 RKC高知放送 900KHz


 丁寧に、タイムテーブルを送っていただきました。


 なんと、RKCのシールまで、いただきました。


 OBCラジオ大阪 1314KHz 50KW


 MBS毎日放送 1179KHz 50KW


 JRT四国放送 徳島市 1269KHz
 

CBC中部日本放送 名古屋市 1053KHz 50KW 
 

BSSラジオ 山陰放送 900KHz


東名阪のラジオ局は、大出力(50KW程度)の出力がある場合が多く、距離がある割に比較的良好に受信ができます。関東地方の局は100KWクラスなので、コンディションが良ければ聞こえてきます。東北から北海道にかけては、さすがに受信不可能でした。中波帯用のアンテナを準備するとか、一工夫しないと難しいでしょう。

九州管内のラジオ局

2013-02-01 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 最近、各放送局へ受信報告書を提出してみました。返信用に50円切手を同封しました。

FM福岡 80.7MHz 素早い返信でした。


封書でタイムテーブルも送っていただくという丁寧さです。


LOVE FM 76.1MHz 忘れた頃に到着しました。外国語によるプログラムが多い(英語とは限らない)放送局です。


KBC 九州朝日放送 1413KHz 50KW 素早い返信でした。


RKB 毎日放送 素早い返信でした。

切手も送り返してきました。福岡県内からの受信報告は受付ないそうです。まぁ、聞こえてあたりまえという論理なのでしょう。あまり聞かなくなりました。

NBC 長崎放送 1233KHz


丁寧にお礼時用とともに、タイムテーブルを送っていただきました。


FM佐賀 77.9MHz

我が家からは送信所が山陰になるようで、ステレオにすると音質が劣化します。モノラルでは、どうにか聞こえるレベル

JOY FM宮崎 福岡からは、さすがに聞こえません。宮崎に行ったときにレポートしました。


 FMK FM熊本 77.4MHz

熊本から高速道路で福岡に来るとき、鳥栖~広川あたりまで良好に受信できる。残念ながら我が家での受信は不可
 
 丁寧にタイムテーブルをいただきました。


MRT 宮崎放送 936KHz 南九州の局の受信は厳しいです。


MBC 南日本放送 鹿児島市 この局も受信は厳しかったです。


NBC ラジオ佐賀 1197KHz


 九州管内といっても、福岡以外のAM放送局は昼間聞こえません。夕方から夜間にかけて、聞こえてきます。大陸方面からの混信も多いので、簡単というわけではありません。

 こうやってみると、返信用はがき代50円を同封してにもかかわらず、タイムテーブルを送付していただいた局が複数あります。また受け付けないと送り返してくる局もあります。(受信確認書の送付は義務ではないので、それはそれでいいのですが)リスナーに対する対応というか、会社の姿勢が良くわかりますね。