CR-Zを点検に出したので代車としてJADE HYBRID Xを借りた。駆動系は、FITと同じ1.5Lガソリンエンジ+1モーターの動力を7速DCTが伝達する。
1500kgを超える車重のせいか、加速は若干緩慢だが、DCTの変速ショックは低く抑えられている。踏み込まなかればCVTと勘違いするほどだ。
リアサスペンションがダブルウイッシュボーンの独立懸架なので、乗り心地も上々だ。
ホンダセンシングという安全運転支援システムが搭載されていた。ミリ波レーダーとカメラを用いて、自動ブレーキやレーンキープ、自動追従走行等を行ってくれる。富士重工のアイサイトのようなものだ。オプションの場合、10万円程で装着されるシステムなので、価格的にも対抗しているようだ。
但し、カメラが運転席側のウインドシールド上部に設置されているため、非常に目障りだ。因みにFITシャトルでは、パッセンジャーシート側へ設置されていた。
室内はこんな感じ。まあまあの質感を出しているが、300万円近い価格からすると、もう少し高級感が欲しい。
太くてそそり立っているセンターコンソールが窮屈で圧迫感がある。この中にリチウムイオンバッテリーが入っているので、それなりの体積があるようだが、これはいただけない。
ステアリングホイールもFITクラスと同じなのが残念だ。
いい車なのだが、なんとなく中途半端かな?