Touch the Wind!

~気ままに出かける旅とグルメの記録 along the ROUTE527~

平湯・神岡の旅(神岡町散策)

2016-07-03 16:45:23 | 旅行

旅行2日目、北アルプスを眺望(http://blog.goo.ne.jp/jh2tng/e/6bad5ac28766c592c4bb2c2adabaa4da)した後に神岡町まで車を走らせた。
10時に「神岡町歩きガイド」を予約しておいたが、間一髪で1分前に滑り込んだ。すでにガイドの景山さんが待っていてくれた。
神岡町は、昭和30年代を最盛期に鉱山で栄えた町だが、イタイイタイ病の発生とともに衰退していった。

もう一つの顔は「清流の町」である。町の真ん中を北アルプスを源とする清流高原川が流れる。このため町のいたるところで水屋を見ることができる。
昔は林業も盛んで、高原川を利用して神岡まで木材を運び、冒頭写真の手前あたりから陸揚げしていたそうだ。

川沿いには驚きの建物があった。普通では考えられない基礎の上に立つ家。一部の基礎はコンクリートが剥がれ落ち錆びた鉄筋が露出している。何でも県道の拡幅に合わせ、家を川の上に移動させたそうだ。地震が来ないことをお祈りします。

坂が多いのも神坂の特徴の一つ。ミニ長崎を彷彿させる。この神坂の最大傾斜は18度で坂沿いに家屋や店が立ち並ぶ。

坂の途中にある古田豆腐店で試食をさせていただいた。(帰路、車で立ち寄り豆腐購入)

唯一の造り酒屋「大坪酒造店」は、昔ながらの家屋で酒を造っている。石垣と梁がレトロ感を醸し出している。

2時間弱の散策を終え、出発地の神岡振興事務所まで戻り、ガイド料金(¥3000)の支払いを済ませ、ガイドさんとお別れです。
昼食処を聞くと、「飛騨らぁめん八兵衛」を勧められた。名古屋熱田のイオンに出店していたそうだ。ラーメン(¥600)をいただく。醤油ベーススープに細縮れ麺はこの地方の定番ですね。美味しくいただきました。

せっかくなので神岡城まで行ってみた。隣の鉱山資料館とセットの入場券。

こんな感じで掘り進んでいたようです。鉛生成時にでる亜硫酸ガスで山の木々は枯れ果てたため、今は植林をしているそうだ。

色々な鉱石が展示されていた。

神岡城天守からは山岡町が一望できる。特徴的なのは瓦のない屋根と密集した家屋。
トタン葺きの屋根は雪国仕様で積雪対策のためだ。密集家屋のため火災の被害を何度も受けているそうだ。

今は「神岡町と言えばカミオカンデ」です。道の駅・宙ドーム神岡では、カミオカンデが展示されていた。(勿論レプリカですね)

建物の形もそれっぽい。帰路は国道41号線にのり名古屋まで。

コメント
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