徳島出張の帰路に寄り道。全て陶板に焼き付けたイミテーションだが、ほぼ原画の発色と原寸大というのが売り。なんと言っても、オリジナルサイズの迫力で観られるのは圧巻。
目玉はこれ「システィーナ礼拝堂天井画」。ミケランジェロが教皇ユリウス二世の命を受けてわずか4年で書いたフレスコ画。旧約聖書の天地創造の場面が描かれている。
ダビンチの「最後の晩餐」は修復前と修復後が対面で展示されていた。これは、修復後。ミラノで本物を見たことがあるので比較できるが、やはり本物は次元が違います。
どこかで見たことがあるような建物、ブリューゲルの「バベルの塔」。ジブリファンはお気づきだろうが、天空の城ラピュタのモチーフになったものですね。
リュベンスの「キリスト昇架」は、フランダースの犬のラストシーンで登場する絵です。この前で主人公の少年が天国に召されます。
ゴッホの「ひまわり」。7作中の2作目ですが、日本人が購入していたのですが、戦火で焼失しました。これは、当時の写真から陶板に起こした、貴重な一枚。
因みに53億円で落札された、「ひまわり」は今も新宿の損保ジャパンの美術館にあるようです。NHKのアナザーストーリーで放映されてましたね。
思っていたよりも展示が膨大で駆け足で回ってきました。ここは丸一日かけたいですね。
お土産にフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」の陶板画を買ってきました。