名フィル(名古屋フィルハーモニー交響楽団)のチェリティーコンサートに奥様と出かけた。こういう形でも震災復興の応援ができるのは嬉しいね。会場は中京大学文化市民会館のオーロラホール(2291席)。S席2千円は破格のお値段。前から4列目の席だったので、は少し近すぎる感じだ。
満席にはならなかったが、ほぼ8割の席が埋まっていた。フルオーケストラの生演奏を聴くのは初めての経験。
震災の追悼を込めて…演奏が終わっても拍手をしないで下さい…とのアナウンスの後「G線上のアリア」が捧げられた。
その後は、名古屋出身のソリストによるコンチェルト。クラリネット、ヴァイオリン、ピアノ、ヴィオラと4曲つづく。どうしてもオーケストラが伴奏になってしまうので物足りなさを感じ始めたころ…。最後はオーケストラのみでチャイコフスキーの交響曲第5番。迫力ありますね。
最近のデジタル音声と違って、楽器の音が空気の振動として伝わってくるのが肌で感じられる。やはり本物は違います。
アンコール代わりに、オーケストラ演奏で会場全体が「故郷」を合唱。名フィルの生伴奏で歌えるなんて贅沢ですね。東北の一日でも早い復興を祈ってやみません。
実は奥様、睡魔と戦っておりました