中小企業のための「社員が辞めない」会社作り

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ブラピが良い!

2013年05月12日 | コンサルティング

実は、買ってからしばらく観ないまま放っておいたDVDです。

昨日、観てみました。

とても良かったです。佳作です!

この映画には美女も拳銃も出てきません。

ブラピの他には、むさ苦しい野球選手と、頑固な爺さんたちと、準主役の「オタク」の青年だけで淡々とストーリーが進みます。

ところが、これがおもしろいのです(2回続けて観てしまいました)。

映画の前半で、ブラピ演じる球団GMを補佐する「オタク」青年がこう言います。

「・・・こうして統計をとることで、他のチームには見えない選手の価値が見えてきます。」

私は思わず、「そうなんだよね!」と声に出してしまいました。

野球だけの話ではありません。

弊社が行う研修のほとんどは、事前アンケートに基づいた統計分析おこなって、その結果を研修の内容に反映させています。統計をとることで、まさに「見えないものが見えてくる」経験を何度もしました。

何事もそうですが、何の根拠もなく「自分のやり方が正しい!」と決めつけることがいかに危険か・・・この映画は、それを楽しく・面白く教えてくれます。

 


プロのスキル

2013年05月12日 | コンサルティング

「遅刻しそう」

「間に合うかしら」

バイオリンのケースを持った2人の女性が、フランス語で話しながらエスカレータを駆け上がって行きました。

先週の「ラ・フォル・ジュルネ」での出来事です。 「ラ・フォル・ジュルネ」はフランスで始まったクラシック音楽祭で、日本でも毎年ゴールデンウイークに有楽町の東京国際フォーラムで開催されています。今年も3日間で50万人以上が来場し、大盛況でした。

バイオリンのケースを抱えた2人の女性は、30分後に私たちの前で素晴らしいドビュッシーを演奏してくれました。

それにしても、コンサートではプロの持つスキルの高さがはっきりと伝わってきます。

演奏を聴き終えてしばらくしてから、「講師にとって研修とは、プロのスキルを発揮するコンサート会場と同じなのだ」と改めて思いました。

※ちなみに、フランス語の会話は一緒にいた友人が同時通訳してくれました。彼のスキルもまた高いですね。