実は、買ってからしばらく観ないまま放っておいたDVDです。
昨日、観てみました。
とても良かったです。佳作です!
この映画には美女も拳銃も出てきません。
ブラピの他には、むさ苦しい野球選手と、頑固な爺さんたちと、準主役の「オタク」の青年だけで淡々とストーリーが進みます。
ところが、これがおもしろいのです(2回続けて観てしまいました)。
映画の前半で、ブラピ演じる球団GMを補佐する「オタク」青年がこう言います。
「・・・こうして統計をとることで、他のチームには見えない選手の価値が見えてきます。」
私は思わず、「そうなんだよね!」と声に出してしまいました。
野球だけの話ではありません。
弊社が行う研修のほとんどは、事前アンケートに基づいた統計分析おこなって、その結果を研修の内容に反映させています。統計をとることで、まさに「見えないものが見えてくる」経験を何度もしました。
何事もそうですが、何の根拠もなく「自分のやり方が正しい!」と決めつけることがいかに危険か・・・この映画は、それを楽しく・面白く教えてくれます。