今回は先日に続き、とても素敵な女性についてのお話です。その方のお名前は、笹本恒子さん! ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、2年前に偶然、「徹子の部屋」でお見かけして以来、私は笹本さんに釘づけです。
ご職業は現役の報道カメラマンで、女性報道写真家の第一号でもあられるそうです。徹子の部屋に出演された時、お手製の黒白の大柄の幾何学模様のファッションと洋服に合わせたイヤリングに身を包み、しなやかに人生を語られる恒子さんは、御年98歳とのことです。
ロールモデルなどと言うのもおこがましいですが、笹本さんは私にとっての憧れの存在です。98歳で元気いっぱい、現役報道カメラマン、ちょっとした工夫や努力や心持で、人生はバラ色に輝くとおっしゃる、数え上げればきりがありません。一方的ですが、生き方の師にしたいような方です。
ご著書の「97歳の幸福論」には、その秘訣のような内容が書かれていました。
50代、60代の女性は爛熟期とのこと。果物は熟して、ちょっと匂いが出てきたぐらいの方がおいしい、それが爛熟期だそうです。
女性は50代、60代になると、それまでとらわれていたものから解放されて、“自分”になってくる、そこで初めて個性が顔を出す、爛熟期はそういう年頃。爛熟期をどう過ごすかで、人生のバラ色度合いが全く違ってくるのだそうです。
いかがでしょうか。私だけでなく、勇気づけられる方が多いのではないでしょうか。「爛熟期」をいかに迎えるか、いかに生きるか、自分になるかが今後の課題になりそうですね。
さらに、笹本さんは刺激を受けるために、日々を生き生きとさせるために、新聞、本雑誌を読むことは大事だけれど、「読む」ことはあくまでも受け身であり、「書く」ことも大事、自分を甘やかせないために「書く」とも書かれています。
私もこうしてブログを「書く」ことで、少しづつ笹本さんのような生き方に近づくことができるといいなと思っています。
先日も書いたとおり、ブログをはじめて1月ちょっとになりますが、今後も継続していくことのモチベーションを人生の大先輩からいただいたような気持ちになり、大変に勇気づけられています。
私にとっての憧れの存在であり、98歳にしてお色気すら感じさせる笹本恒子さん、いつもまでもお元気でご活躍いただくことをお祈りいたしております。
(人材育成社)