電車の中に貼ってあったみすず学苑のステッカーです。「不気味」と言う人もいるようですが、私はこれが大好きです。登場人物はヤマトタケル、ダヴィンチ、小林一茶、モナリザ、縄文太郎、火星人、プリン、ココア・・・すべて生身の人間がコスプレで頑張っています。
私が感心するのは、単なる「目立とう精神」ではない何かを感じるからです。10年以上にわたってこのCMパターンが繰り返されているところをみると、よほどしっかりしたポリシーがあるのではと思い、調べてみました。
すると、みすず学苑のホームページのQ&Aコーナーに「広告の意味が不明です」という問合せに対する回答が載っていました。(以下転載)
「意味不明」というのは、本当は間違ってます。なぜなら、みすず学苑の広告には、一貫したポリシーがあるからです。それは、「受験に関する、言葉遊びで一貫してること」です。終始一貫、ダジャレを通し、最後は、「怒濤の合格みすず学苑」を連呼して終わりです。・・・(中略)・・・みすず学苑の校風は、大変明るく、楽しく、面白いものなのです。
やはり、ポリシーがありました。今やこの広告が、みすず学苑の存在を支えているようにすら思えます。
企業も個人も、ひとつの路線を貫き通す潔さがあるものは強いですね。その態度は見習いたいものです。
(参考)以下の動画は、みすず学苑のCM200連発です。とても楽しいのですが、途中で止めないと「あちら側」へ連れて行かれてしまう恐れがあります。ご注意を。
https://www.youtube.com/watch?v=tQVM0UgVmeA&list=PL6F453BB9CBF36C03&index=192
(人材育成社)