中小企業のための「社員が辞めない」会社作り

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「ナナちゃん人形の最敬礼」

2014年12月31日 | コンサルティング

早いもので、2014年も大晦日になりました。皆様、新年を迎える準備は終わりましたか?

さて、当ブログも本日が今年最後のアップになります。いつもこのブログを読んでくださっている皆様、今年一年応援をいただきまして、本当にありがとうございました。この場をお借りしまして、心よりお礼申し上げます。

冒頭の写真の「人形」のように、心からの気持ちを込め最敬礼でお辞儀をしたいと思います。

当人材育成社のブログですが、2013年5月にスタートしていますので、既に1年半を過ぎたことになります。当初、2013年末日までは毎日更新していましたが、その後2014年からは週2回、日曜日と水曜日に更新してきました。

これまでの閲覧数の最高記録は、2013年7月4日で訪問者数290、アクセス数427、第2位は2014年12月7日で訪問者数272、アクセス数383でした。

こんなにも多くの皆様に、このブログを読んでいただいていることに、改めてお礼を申し上げます。

もちろん、その日の内容によって訪問いただく人の数は異なりますが、多くの皆様に訪問いただいた結果がこのように具体的な数値で示されると、嬉しさにも実感が伴います。それが新たなモチベーションとなって、今日につながってこられたのだと感じています。

さて、冒頭の人形の写真ですが、名古屋の名鉄百貨店の「ナナちゃん人形」です。今年、名鉄百貨店が開店60周年を迎えたため、12月初旬から25日まで道行く人に最敬礼で感謝の気持ちを伝えていたのだそうです。

私もたまたまその時期に名古屋を訪れていましたので、ナナちゃんから「最敬礼」をされることになったのですが、実物を目の前にしてその大きさに度肝を抜かれました。

この「ナナちゃん人形」、1973年に設置されたそうですが、高さは何と6.1メートルにもなるそうです。いろいろなイベントに合わせ、その時々で様々な衣装をまとってきたそうですが、実は今回のような「お辞儀」の姿勢は初めてとのことです。

このお辞儀ですが、マナー研修では会釈(15度)、敬礼(30度)、最敬礼(45度)の3種類があり、角度を深くすることでより丁寧さを表すことができるとされています。

新入社員研修の時に、お辞儀の練習をしたことがある方もたくさんいらっしゃると思いますが、実際のところ、普段お辞儀をする時にはいちいち角度を意識することはそれほど多くないだろうと思います。

でも、相手にお礼の気持ちをきちんと伝えたいと思ったり、あるいは心からお詫びをしたいと考えると、自然と頭が下がり、結果として最敬礼のような深いお辞儀になるのではないでしょうか。つまり、お辞儀の「形」を特別に意識しなくても、自分の気持ちを素直に相手に表したいと考えるのであれば、「形」は自ずとついてくるということではないかと思うのです。

ということで、ナナちゃん人形の深く頭を垂れた姿勢を見て、名鉄百貨店のお客様への深い感謝の気持ちが伝わってくるように感じましたし、マナーとは「スマートな形」を追求するのではなく、気持ちが形となって表れるものだということを思い出しました。

本年も当ブログをご愛顧いただきまして、誠にありがとうございました。皆様に気持ちを込めてお礼申し上げるとともに、来年も皆様に楽しんでいただけるようにブログを書いていきたいと考えています。

2015年も引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

(人材育成社)