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日本がサッカーワールドカップで優勝するには  

2014年06月18日 | コンサルティング

サッカーワールドカップ ブラジル大会が開幕して、間もなく1週間になります。日本の初戦8日のコートジボワール戦の最高視聴率は 50.8%とのことですから、2人に1人が見ていたことになります。私もハラハラドキドキ、最後はがっくりでした。

初戦の結果は残念なものでしたが、ここは次のギリシャ戦に期待したいところです。

ところで、コートジボワール戦を見ていてあらためて思ったのは、世界最高レベルのサッカーチーム同士が対戦するわけですから、W杯で勝利することは簡単なことではないということです。

それでは日本が勝つためには、どうすれば良いでしょうか?

一番手っ取り早いのは、外国からトップ級の選手を集めることだと思います。

ブラジルのネイマール、コートジボワールのドログバ、アルゼンチンのメッシ、ドイツのミュラー、ポルトガルのロナウドなどを集めてチームを作れば、さぞかし強いチームになるのではないでしょうか。

まさにサッカー版ドリームチームですが、もちろん、これですぐに勝ち続けられるというほど単純な話ではないだろうとも思います。

それに、ワールドカップは国と国の戦いです。外国人選手ばかり集めて戦っても、それでは日本代表チームとは言えないですし、ワールドカップでの勝利も意味がないことになってしまいます。

このように考えると、これはサッカーばかりでなく企業でも同じことではないでしょうか。

企業も単純に利益だけを上げたいのであれば、他から優秀な人材を引き抜いてきて成果主義により報酬を与えて、成績が悪くなれば首にしてしまえばいいのです。

しかし、それではその企業は長く繁栄し続けることは難しいのではないでしょうか。

外から人を呼んでくるばかりで、内部の社員をきちんと育てることを放棄してしまうようなことでは、いつまで経っても企業の理念も浸透しませんし、アイデンティテイも育ちません。

もちろん、外からの人材は即戦力を期待して採っているわけですから、短期的には大きな利益を上げることができるかもしれません。しかし、少し長いスパンで考えて次に続く「人」を育てなければ、企業自体の長期的な成長も望めなくなってしまいます。

社員の雇用を守りつつ企業が成長し続けるためには、時間をかけて丁寧に社員を育てていくこと、それが大事なことだと思うのです。

さて、ところで次のギリシャ戦、もし負けてしまえば1次リーグ敗退の可能性もあるとても大切な一戦です。20日の朝7時にキックオフということで、試合中が出勤時間と重なってしまっているという人も多いでしょうが、日本が勝てばそのまま一日気持ちよく仕事ができそうですから、ぜひ皆で応援しませんか。

(人材育成社)


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