「ことばをわたす」
「シュッ、 シュッ」。「シ」と「ス」の間の音を語尾まで同じ声の大きさを徹底する。
先日、初めてヴォイストレーニングを受ける機会に恵まれました。
指導いただいたのは、プロの俳優のトレーニングをされている方です。
研修の講師をしていると、受講生の方から「よく通る声ですね。」とのお褒め?の言葉をいただくことがあります。
しかし、実際の私は、研修が長く続くと喉が少し辛いと感じることがあり、無意識のうちに無理をして声を出しているところがあるのかなと思っていました。
そこで、以前から無理なく聞き手に伝わる声の出し方ができるようになりたいと考えていたのですが、この度、ある方の紹介でヴォイストレーニングを受ける機会をいただきました。
このトレーニングで教えていただいたのは、「明瞭な声」と息継ぎや語尾との関連などです。
例えば、声を出す前に「体をほぐしこわばりをとる」、声を出す時には「息を大きく」、また大きな息を無駄なく響かせるために「響きを大きく」などですが、その中で特に印象に残ったのは、冒頭の「ことばをわたす」という表現です。
これは、気持ちを相手に向けて、最後まで気を抜かずに話すことであり、語尾を相手にきちんと渡すこと。
また、会話は表情を含めたキャッチボールであり、相手に対してしっかり目線を向けて、相手の胸に思いきりことばをぶつけることなのですが、これはまさにコミュニケーションの基本ですね。
私は、研修ではツーウェイがコミュニケーションの基本であるとお伝えをしていますが、「声」も同じですね。
聞き手にいかに届けるかは、声の質や出し方も大事ですが、その前に「この思いを相手に届けたい。」という気持ちが大事ということだと思います。
声だけを切り取って考えるのではなく、コミュニケーションの一部に声があるということを改めて考える、とてもよい機会になりました。
「シュッ、 シュッ」。「シ」と「ス」の間の音を語尾まで同じ声の大きさを徹底する。
先日、初めてヴォイストレーニングを受ける機会に恵まれました。
指導いただいたのは、プロの俳優のトレーニングをされている方です。
研修の講師をしていると、受講生の方から「よく通る声ですね。」とのお褒め?の言葉をいただくことがあります。
しかし、実際の私は、研修が長く続くと喉が少し辛いと感じることがあり、無意識のうちに無理をして声を出しているところがあるのかなと思っていました。
そこで、以前から無理なく聞き手に伝わる声の出し方ができるようになりたいと考えていたのですが、この度、ある方の紹介でヴォイストレーニングを受ける機会をいただきました。
このトレーニングで教えていただいたのは、「明瞭な声」と息継ぎや語尾との関連などです。
例えば、声を出す前に「体をほぐしこわばりをとる」、声を出す時には「息を大きく」、また大きな息を無駄なく響かせるために「響きを大きく」などですが、その中で特に印象に残ったのは、冒頭の「ことばをわたす」という表現です。
これは、気持ちを相手に向けて、最後まで気を抜かずに話すことであり、語尾を相手にきちんと渡すこと。
また、会話は表情を含めたキャッチボールであり、相手に対してしっかり目線を向けて、相手の胸に思いきりことばをぶつけることなのですが、これはまさにコミュニケーションの基本ですね。
私は、研修ではツーウェイがコミュニケーションの基本であるとお伝えをしていますが、「声」も同じですね。
聞き手にいかに届けるかは、声の質や出し方も大事ですが、その前に「この思いを相手に届けたい。」という気持ちが大事ということだと思います。
声だけを切り取って考えるのではなく、コミュニケーションの一部に声があるということを改めて考える、とてもよい機会になりました。