
ブロンズ製の小便小僧。JR浜松町駅のホームの端にある、小便小僧をご存知の方も多いと思います。
この小便小僧、港区の手芸グループ「あじさい」の手作りによる季節に合わせた衣装を身にまとっています。その衣装は、毎月変わり、時にはねじり鉢巻きをしていたり、12月にはサンタクロースになったりなど、季節感あり、ユーモアありで、とても楽しいのです。私は浜松町駅で降りた時に時間が許せば、わざわざホームの端まで歩いて写真に収めるようにしてきましので、これまでにずいぶんたまりました。
この小便小僧、魅力を感じさせるのは衣装だけでなく、いつも得意げな表情で小便を思いっきり放っていることも理由の一つなのかもかもしれません。
話は変わって、今夜のNHK「ためしてガッテン」では「トイレ問題第解決SP・物理学でハネがゼロに!」を取り上げていました。これまで数々のテーマを取り上げてきたこの番組ですが、このテーマを取り上げるのは、さすがに今夜が初めてだったようです。
さて、男性の皆さん、唐突ですが、あなたは自宅のトイレで小用の際に立って済ませますか? それとも座りますか?(いきなりの質問で失礼!)
家族ならともかく、この質問を他人にするのはやはり憚られますので、これまで聞いたことはありませんでしたが、私自身、実体はいかに?と密かに疑問に思っていたのでした。
そうしたところ、この疑問に関してSUUMOジャーナルのアンケート結果を見つけることができました。
結果は洋式トイレで座って用を足す人が55%、立って済ます人が43%、残りは和式トイレだそうです。
この結果ですが、私は座って済ます人が立って済ます人を上回っているとは思っておらず、正直意外に感じましたが、皆さんはいかがでしょう?
話を戻すと、今日の番組テーマ「尿ハネ」については、座って欲しいと考える妻と立って用を足したい夫との間で大問題となり、中には離婚問題にまで発展してしまうくらい、大きな問題になるケースもあるとのことでした。(決して笑えないような問題なのですね・・・)
番組では、どうすれば尿ハネを少なくできるのか、どこをめがけて用を足せば飛び跳ねを抑えることができるのかを実験していました。
結果は「ねらう位置」によって大きな差が出ました。
跳ねが少ない順に並べると、
1位 154滴 便器の中にトイレットペーパーを敷く
2位 277滴 便器の斜面
3位 293滴 便器のサイド
4位 372滴 便器の水たまり
5位 7,550滴 便器の奥の壁
(結果もそうですが、1滴ずつ測定したことに脱帽してしまいます。)
この結果からわかることは、「奥の壁を狙ってはいけない」ということです。
さらに番組では、最新物理学の成果を求めアメリカへ向かったところ、究極の用足しは、「12センチの法則」とのことです。落下地点から12センチの距離で、用を足せば一番ハネが少ないということです。(男性の皆さん、よろしいですか。(笑))
さて、弊社の事務所のトイレには、座って用をたしているイラスト共に「座ってご使用ください」の言葉を添えた用紙を壁に貼っています。おかげでこれまでトイレが臭ったりすることもなく、掃除も楽でとても助かっています。
弊社の「問題解決」をテーマにした研修では、問題解決に向けてステップを踏んで解決していく手法を練習していただいていますが、座って用を足したことのない方は、これを機に新しいステップへ踏み出してみてはいかがでしょうか。(笑)
(人材育成社)