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4月1日、日本のあちこちでたくさんの会社が一斉に入社式を開きました。この春の新入社員は約75万人だそうです(厚労省調べ)。この画像は、たまたま私が近くの会社の前を通りかかったときのものです。新人たちと会社の経営陣が仲良く、楽しそうに記念写真を撮っていました。
入社式といえば社長訓示です。新聞記事からいくつか拾ってみました。
社会人・企業人としてどうあるべきか、或いはどうなってもらいたいかということを、3つ申し上げる。
(1) 目の前の仕事を大切にして欲しい
(2) 信頼される人間になって欲しい
(3) 企業文化を継承して欲しい (三菱商事)
自らの能力や限界を絶えず広げ伸ばす努力をしながら、困難な状況にも挑戦して下さい。仕事に前向きに取り組めば、自分の仕事、専門分野に関する能力はどんどん身についていきます。(IHI)
若いうちは、ハンディキャップを前向きに捉えると、挑戦自体が楽しいものになり、乗り越えたときの喜び、自らにつく実力は、平々凡々とした状況と比較すると、はるかに実力をつけられるようになると思います。(ソフトバンク)
他にも、大企業の社長訓示には「非常に大きな期待」を新人に寄せているものが多いようです。困難や挑戦、企業文化といった重い言葉も目立ちます。もちろん、そうした期待に応えるだけの力があるからこそ、厳しい競争を勝ち抜いて入社してき人たちなのでしょう。
さて、今年の新入社員に私から一言声をかけるとすれば・・・「どんな仕事にも楽しい要素はあるので、それを見つけてください。」といったところでしょうか。これは、メリーポピンズの中の「A Spoonful of Sugar(お砂糖ひと匙で)」という歌の一節です。
In every job that must be done. There is an element of fun you find the fun and snap! ・・・
この先困難な仕事もたくさん待っていると思います。それでも、仕事の中にちょっとした楽しみのかけらを見つけることができる人は、きっと伸びる人だと思います。
(人材育成社)