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博士の異常な愛情 または私はいかにして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか

2013年08月15日 | コンサルティング

・・・というタイトルの映画を観ました。1964年のアメリカ映画です。主演は「ピンクパンサー」で主役のクルーゾー警部を演じたピーター・セラーズ、監督は「2001年宇宙の旅」や「シャイニング」のスタンリー・キューブリックです。

この映画は核戦争を扱ったコメディなのですが、冒頭に「映画はフィクションであり、このような事態は絶対に起こりえない」というアメリカ空軍の解説が出てきます。

お話は、正気を失ったアメリカ空軍の将軍が勝手にソ連(ロシア)に向けてB-52数十機による核攻撃命令を出すところからはじまります。その危機を将軍の副官が機転を利かして大統領に知らせ、なんとか阻止するのですが、1機だけかろうじてソ連の空軍基地を核攻撃することに成功(?)してしまいます。その結果全面核戦争が起こり人類が滅びることが決定的になるのですが、「人類を生き残らせる策」を大統領の科学顧問のストレンジラブ博士が披露します。将軍の副官、大統領、ストレンジラブ博士をピーター・セラーズが1人3役で演じており、とても面白いです。

1950~60年代は米ソの冷戦時代であり、お互いに核兵器による軍拡競争がありました。私(平野)もこの時代に少年期を過ごしており、核兵器による人類の滅亡は「明日起こるかもしれない”絵空事”のような現実」という感じで受けとめていました。

核兵器の数は年々減少してきてはいるものの、まだまだ十分過ぎるほど存在しています。「ブラック・コメディの傑作」というこの映画のうたい文句から「ブラック」が消える日はしばらく来そうもありません。それでも弊社は、未来があると信じて「人を育てる」仕事を続けていきます。

「博士の異常な愛情(1枚組) [DVD]」、 モノクロ、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、 2003

(人材育成社)


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