「99人以下の中小企業の社員が辞めずにイキイキ働くようになる」を実現する人材育成社です。
せっかく採用した若手社員が一人前になる前に辞めてしまう。その原因は「徒労感」である。このブログでも以前に書きましたが、社員の徒労感は「企業の死に至る病(やまい)」です。
仕事に対して真摯に向き合う人ほど、その結果に対する思いは大きく心を動かします。一所懸命に取り組んだプロジェクトが失敗して利益を出すことができなかったとしても、その仕事を通じて何か得るものがあればそれは徒労とは言えません。
しかし、その仕事がまるで無意味だったとしたら、投入した労力と時間が徒労感(蓄積するストレス)となってのしかかってきます。
社員に、特に若手にそうした思いをさせてはいけません。
経営者は常に、仕事をする「意味」を社員に分からせる必要があります。もし仕事が上手く行かなくても、「この試作品は製品にならないかもしれないが、これを作るために調べた知識や、手を動かして身につけた技術は後できっと役に立つ」、「あのお客様に提案した案件は失注したが、皆で議論して作ったプレゼンテーション資料はこれからの提案に使える」と伝え、わかってもらうことが大切です。
「あれは失敗だった。そんなことは忘れて次に行こう!」というのは、一見さっぱりしていて良さそうな感じがしますが、一所懸命な社員ほど徒労感に襲われます。
徒労感が徐々に蓄積していくとやがて絶望に姿を変えます。「絶望こそが、人間にとってもっとも恐るべき死に至る病である」哲学者キェルケゴールの言葉ですが、まさにその通りでしょう。
「意味」のある仕事をするためには、無意味な(無駄な)仕事を極力減らしていくしかありません。
次のセミナーでは、徒労感(ストレス)を生む無駄な仕事を回避する方法をお伝えします。残席わずかです。是非お申し込みください。
「みずほ総合研究・公開セミナー」
生産性を向上する!『仕事の渋滞解消』実践セミナー
~仕事が思うように進まず、ストレスになっている方へ~
2019年8月29日(木) 10:00~17:00
会場 航空会館 会議室(東京都港区新橋1-18-1)
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