共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

総裁キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!! けど…

2012年12月11日 20時01分00秒 | 日記
今日の午後、厚木の街が一時騒然となりました。

皆様御存知の通り、今月始めに衆議院の解散が宣言されて以来、世は(傍目には)選挙一色でございます。そんな中、本厚木の駅前にただならぬ人だかりができたのです。

実は2、3日前から散々予告されていたのですが、厚木地区の自民党の候補者であるヤンキー先生こと義家ひろゆき氏の応援に、安倍晋三自民党総裁自らが駆け付けたのであります。時ならぬW有名人の来訪に道行く人々が次々と足を止め、それがつもりにつもった結果、行くも帰るも儘ならないほどの状況に陥ってしまったわけです。

私がここに差し掛かった時には、ちょうど義家氏の演説が終わって、いよいよ安倍総裁からのお言葉が発っせられる頃だったのですが、1、2分も聞かないうちに嫌になって、とっととこの場を退散しました。というのも、まあどいつもこいつも酷いシワガレ声なのですよ。端的に言えば『発声の基本がなっていない』といいますか…。

第一、街頭演説をする時にはほぼ間違いなく拡声器を使うわけですから、冷静に考えればわざわざ地声を枯らす必要はないわけです。まあそれでも「どうしても地声を大にして主義主張を叫びたい!」というのであれば、もう少しきちんとした発声を心掛けて大声を発すればいいのですが、おおかたの候補者はそういう訓練は受けていないでしょうから、どうしようもないのかも知れませんね。

それに…いろいろと聞こえのいい美辞麗句を並べて「日本を取り戻しましょう!\(^0^)人(^0^)/」なんてこの人に言われても、何だかイマイチ説得力に欠けるのです。

思い出してみて下さい。小泉純一郎元首相が辞任・引退してから約6年、その間に民主党政権下も含めて6人も一国の首相が交代してしまっていて、実はその6人全員の任期を足しても小泉元首相の任期には及ばないのです。そして、その『辞任スパイラル』の口火を切ってしまったのは、確かこの壇上の人ではなかったでしょうか…そんな人にどんなに熱弁を奮われても、何だかちっとも耳に入ってきません。

そんな演説を各テレビ局のカメラがズラッと並んで撮影している中、何故か1台だけアサッテの方を向いて撮影しているテレビ東京のカメラがあったので「何だろう?」と思ってレンズの向いている方を見たら、何と解りやすいニュース解説でお馴染みの池上彰さんがいらしたのです。恐らくこの光景が、この週末の選挙特番に使われるのかも知れません。そっちの方がよっぽど印象に残ってしまったのでありました…(-_-;)。
コメント
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