今日は1月以来のアミューあつぎ野外ライブ開催日でした。
準備をしていたら『…ポツ』と雨が落ちて来ました。天気予報では晴れ予報だったので決行したのですが、いくら狐の嫁入りとは言え機材を濡らしてしまってはならじ!と、ブルーシートやビニール袋を機材にかけてのスタートとなりました。写真のみらいあいこさんの後ろにあるブルーシートはキーボードです。
そうこうしているうちにいつしか狐の嫁入りも通り過ぎ、青空が頭上に広がってきました。その頃には
常連のゴスペルグループも登場して、楽しいステージを聞かせてくれました。
また、後半には
《吾輩は猫かも知れない楽団》バンマス(?)のオサギさんがソロで登場し、懐かしいフォークソングを披露してくれました。
今日は桜の満開時期ということもあって、みらいあいこさんのオリジナル曲《さくら色》をはじめとしたこの時期らしい曲を演奏することができました。ネコ楽団としてはまだカバー曲の比率が高いのですが、いずれはオリジナル曲の数も増やしていくべく、準備する予定です。
来月には愛川町のカフェでインストアライブも開催される予定です。みらいあいこ&ネコ楽団の活躍の幅が、少しずつ広くなってきました。
昨日の発表会の疲れもあってか、今日はかなり遅くなるまで爆睡していました。やはり舞台に生徒を送り出す立場として、何だかんだ気疲れしていたのだろうと思います。
さて、明日はアミューあつぎでの野外ライブがあるため、今日のうちに花見をしてしまおうと支度をして出かけました。我が家から歩いて30分程の所に相模川の堤防があり、その上の車道の横には御覧のような桜並木が続いております。この並木の横に下るとちょっとした広場があり、更に下ると相模川の川原に出ます。そこでは早くも敷物を広げて花見に興ずる酔っぱらい…基、花見客が多く見受けられました。
そこから少し進むと、相模川に合流する小鮎川の土手沿いの道に出ます。その土手の中程には
御覧のような見事な枝垂桜が咲き誇っています。ただ、こちらは宴会の出来そうな平らなところが無いためか人影も疎らで、これだけ見事な桜にも関わらず観に来る人は殆どいません。たまに近隣住民と思われる人が自転車に乗って通りかかるのですが、見慣れているのかわざわざ止まって見上げるような素振りも無いため、ほぼ独占状態で観賞していました。
さて、先程も書きましたが明日は二ヶ月ぶりのアミューあつぎ野外ライブです。夕方から雨が降ってきていますが、どうやら明日には上がっているようですので、今のところ予定通り開催の運びです。お時間のある方は、是非厚木までお越し下さいませ。
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今日は教室の発表会本番の日でした。
桜満開の中、会場まで向かうと、舞台上でピアノの講師陣が講師演奏の練習の真っ最中でした。そんな状況を横目に楽屋に入って準備していると、生徒がチューニングのためにやって来ました。
毎年舞台に立っているにも関わらず、要らんところに力が入りまくってガチガチになっている生徒…。まぁ、私みたいな海千山千の年増とは経験値が違いますから無理もないと思うのですが、それでもそのまま舞台に上げるわけにもいきませんから、いろんなバカ話をしながらヒートアップした身体と脳味噌をクールダウンさせていきました。
が…それも楽屋の中ではよかったのですが、いざ舞台袖で順番が迫ってくるとガタガタしたりため息ついたり…。
そんな時はこう言います。
「オイオイおまいら、何年経ったら理解するんだよ?いつも言ってるだろ?『始まれば、終わる』んだよ。後はせいぜい顔を上げて楽しめ。」
この『始まれば、終わる』というのは、かの矢野顕子女史の名言です。始まれば、終わる…裏を返せば終わらない舞台は無い…ということ。そう、舞台袖で何言ったって心配したって、いざ舞台上で始まっちまえばこっちのもんなわけです。
そんな言葉を聞いて落ち着いたかどうかは定かではありませんが、とりあえず本番直前の悲痛な背中を撮ってみました。
幼稚園児からヴァイオリンを始めた子も気づけば中学三年生。来月からは新高校生となり図体もデカくなって今やすっかり背丈も抜かれましたが、それでも私にとっては可愛い可愛い生徒です。
結局、本番はいろいろな細かい事故はありつつも無事に終了しました。日頃の練習量等の諸々に関しては当人が一番よく分かっているでしょうから、そこには突っ込みませんでした。ただ、とにかく生徒なりによくやってくれたと思っています。
兎にも角にも、これで春の大きなイベントを一つ終えました。ここでホッとし過ぎて体調不良なんぞにならないよう、気をつけて過ごそうと思います…。
今日は花曇りの一日となりました。時折雨がポツポツ降ったりもしましたが、傘を必要とするまでには至りません
さて、発表会前最後のレッスン日となりました。たまプラーザ駅前の桜並木は
御覧のように、今を盛りと桜花が咲き誇っています。ここ数年はソメイヨシノの開花が早く、発表会の頃には終盤戦になってしまったりしたのですが、今年は正にグッドタイミングで満開となりました。
夜になれば
昼間とはまた違った華やかさで、道行く人の目を楽しませてくれます。ただ、それに伴って『歩きスマホ撮影会』もあちこちで開催され、ほうぼうで衝突事案が発生したりもしていました。あのながらスマホ族の
「自分だけは誰にもぶつからない」
という根拠の無い自信は、どこから湧いてくるのでしょうか?
さて、明日は発表会本番。果たしてどんな演奏になりますやら。
今日は一日強い風の吹く日でした。ただ、ソメイヨシノはあざみ野でもまだ三分咲きくらいなので、花散らしとまではいかなかったようです。
さて水曜日、今日もあざみ野の《雫ノ下珈琲》にお邪魔しました。今日は若干暑いくらいだったので、ちょっと趣向を変えてコーヒーゼリーをオーダーしてみました。そして出てきたのがこれです。
一瞬
『ワタシハアイスクリームヲタノンダノカシラ?』
とフリーズしかけましたが、これがれっきとしたこちらのお店のコーヒーゼリーなのであります。
何たってこのアイスクリームの量!コーヒーゼリーをほぼ覆い尽くさんばかりの勢いで存在感を放っています。よく見るとアイスクリームのすそ辺りに黒いものが見え隠れしていて、辛うじてこれがコーヒーゼリーであることを認識させてくれます。
何でも、マスターさんが以前アイスクリームを扱う会社で就労されていたことがあって、そのツテでアイスクリームを安価に仕入れるルートを持っていらっしゃるのだそうです。だからこそ、こんなにもバニラアイステンコ盛りなコーヒーゼリーが提供できるのだとか。やはり人徳というものは大切ですね。
勿論、コーヒーゼリーはお店こだわりのドリップコーヒーを贅沢に使用したもので、口の中で溶けるとコーヒーの芳醇な香りがバニラと共に鼻に昇ってきます。
こうした仕上がりも、コーヒーと真摯に向き合うマスターさんだからこそでしょう。恐らく、夏場になったらかなりの人気メニューになるのではないかという予感がします。
試してみたい方は是非あざみ野にお出かけになってみて下さい。あ、ただし木曜日は定休日ですので、それ以外の曜日にどうぞ。
そんな中、今日は午前中にデスクワークを済ませて、午後に《Cafeあつめ木》にお茶を頂きに出かけました。何にしようか迷ったのですが、時期的にそろそろ終わってしまうということで、今日はタルトタタンにしました。
こちらのタルトタタンは、タルト生地の上にしっかりと煮含めた紅玉りんごのコンポートがギッシリと積み重ねられた、ボリューム満点の逸品です。オーダーを受けてから表面に砂糖をふり、熱したスプーンを押し当ててキャラメリゼしてから饗されるタルトタタンは、コンポートの甘味と紅玉の持つ独特の酸味、キャラメリゼのほろ苦さが相俟って、何とも言えない大人のタルトです。添えられたバニラアイスクリームとの相性は言わずもがなです。
もう時期的に紅玉が終わってしまうため、恐らく今お店にある分で今期のタルトタタンは最後になるかも知れません。そんなことを思いつつ噛み締めながら、美味しく頂戴しました。
日毎にソメイヨシノが花を開かせています。予報通り、今週末には満開になりそうです。
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今日は月曜日、小田原の教室の日です。そんなわけで、いつものように小田原に出かけました。
厚木でもソメイヨシノが開花しましたから、こちらでも…と思って小田原城址公園に寄り道してみたのですが、まだまだお花見するには覚束ないくらいしか開花していませんでした。恐らく来週あたり桜が満開になれば、もっと沢山の観光客で賑わうであろうと思われます。
本当は桜に囲まれたお堀端でも撮りたかったのですが、そんな雰囲気でもなかったので、今日は小田原城天守閣を久しぶりに撮ってみました。天守建築としては小規模な方なのでしょうが、それでもこうして暮れ始めた空に凛と立つ姿は素敵です。たまには城内に入ってみようかとも思ったのですが、時間的に余裕が無かったので止めました…。
ふと気づけば三月もあと一週間、金曜日には発表会も待ち構えていますし、その次の日曜日にはアミューライブも控えています。少なくともこの一週間は絶対に体調を崩せません。頑張ります!
そんな陽気に誘われてか、厚木でもソメイヨシノが開花していました。まだまだ二分咲きといったところですが、こうして実際に目の前にすると本格的な春の訪れを実感させられます。
写真は近所の公園で咲いていた花ですが、陽の光を裏側から受けて光り輝く桜というのも、また風情があるものです。今週末には満開になるという予報が出ていますが、天気予報を見る限りにおいては今週いっぱい花散らしの雨や風は無さそうです。
これから暫くは、行く先々でのお花見が楽しみです。
先月、月末恒例にしているアミューあつぎ野外ライブがなかったため、主に今月末に久々に開催されるアミューライブとその前後に開かれるライブで披露する予定の曲をいくつか合わせてみました。私も、今までにみらいあいこさんが作曲したいくつかの作品を新しくアレンジして、そのコード譜を作ってオサギさんやみらいあいこさんに渡しました。写真はその中の一つ《さくら色》のギターコード譜です。
しかし、楽器の出来ない人間がイメージだけで『ああしてほしい、こうしてほしい』と口で伝えるということには限界があります。ピアノで「こんな感じ」と弾いてみても、それがギター的でないと演奏しにくくなってしまうわけです。だからと言ってギタリストからも「こんな感じ?」と提示された弾き方を聞いてみると、自分の頭の中で鳴っていた感じとはそんなにリンクはしないのです。でも、キチンと伝えられない私もいけないので、最近はだいたい自分の想像している70〜80%くらいのものが再現できればOKとするようにしています。
勿論、自分でギターが弾ければそれに越したことはないのですが、早々に挫折した人間としてはあまりエラそうなことも言えません。その辺りは自分のボキャブラリーとコミュニケーション能力の低さに辟易させられます。これは自分の今後の大きな課題です。
それともう一つ難しいのは、自分ではいいアレンジが出来たと思っていても、その大元を作曲したみらいあいこさんが納得しなければどうにもならないわけです。この辺りは何ともジレンマなのですが、あくまでも私はアレンジャーですから仕方ありません。
そんな中でも、みらいあいこさんの代表作の一つである《ネコになりたい》という曲のリアレンジバージョンは気に入ってもらえたようで、内心ホッとしています。これはいずれライブで披露する他にレコーディングする予定にもなっているので、今から楽しみです。
昨日東京ドームで行われたマリナーズ対アスレチックス戦はイチロー選手引退が報じられた後にプレイボールとなりましたが、結果深夜に至るまで続いた長丁場でした。イチロー選手は4回バッターボックスに立ちましたが、最後まで快音を響かせることはありませんでした。
そして8回で監督から選手交代が告げられてライトからベンチに戻ってくると、ドームに万雷の拍手が満ち溢れました。ベンチからはチームメイトたちが出てきて、伝説的選手を労いました。今年、折角マリナーズに移籍した菊池雄星選手は涙を堪えきれなかったようでしたが、そんな菊池選手をイチロー選手は笑って抱きしめていたのが印象的でした。
45歳まで現役を貫き活躍し続けるためにイチロー選手がどれほどのことを積み重ねてきたか、それは凡人たる私には想像すらつきません。一見飄々としているように見えますが、地道なトレーニングを重ねて45歳にして体脂肪率7%を維持しているという事実が『プロフェッショナル』たる彼の矜持を証明しています。
28年もの間、第一線で活躍してきたイチロー選手が今後どんな道を歩むのか気になりますが、これからもいろいろな場面で我々を楽しませてくれそうな気がしています。でも、先ずは「お疲れ様でした」!
本来ならば墓参をして、先祖の回向をすべきなのだと思いますが、それもなかなか厳しい状況です。と言うのも、嘗て我が家の墓は茨城県水戸市のお寺にあったのですが、一昨年父方の祖母が天寿を全うして以降、父の兄弟で唯一存命している叔父が建てた新しい墓に、水戸の遺骨を全て移動して納めることとなったのです。ただ、その新しい墓の場所というのが福島県いわき市と県境を接する茨城県北茨城市という、水戸よりも更に遠いところになってしまったのです。
私が住まう神奈川県厚木市から茨城県北茨城市までは、東京駅から特急に乗ったとしても片道四時間、そこから更に山の中にあるお寺までは車で20〜30分はかかります。行きたいのはやまやまなのですが、自力での移動手段を持たない私にとっては余りにも遠いのです。
どうしたものか…と思いあぐねていたのですが、嘗てあるお寺の僧侶の方から
「御自宅に仏壇があるのであれば、そこでしっかりと回向なされば大丈夫です。その思いは必ず御先祖様の元まで飛んで行きますから、しっかりとお供物やお線香をあげて回向なさって下さい。」
と伺ったことがありました。なのでその言葉に従い、我が家の仏壇にお供物とお線香をあげて経文を読誦し、彼岸の回向に代えさせて頂きました。思いが届いているといいのですが…。
昨日は肩透かしを喰らいましたが、さすがに今日、東京のソメイヨシノの開花宣言が発表されました。来週末には満開が予想されています。その頃はちょうど横浜の教室の発表会の日に当たるので、今から楽しみにしておこうと思います。
何でも標準木に5〜6輪花が咲くと『開花』となるそうですが、今日は午後になって気象庁職員が観測しても、目測では4輪ほどしか開花していなかったのだそうです。しかも、この『開花』の基準がなかなかに厳密で、雄蕊や雌蕊が目測で確認できるくらい全ての花弁がきちんと開ききっていなければならないのだそうで、花芽の頭がふんわり開いたくらいでは『開花』には至っていない…ということなのです。まぁ、本来の開花宣言予想日は明日ですから、明日の状況を楽しみにしておきましょう。
さて水曜日、今日もあざみ野の《雫ノ下珈琲》にお邪魔しました。今日は若干暑いくらいだったので、アイスコーヒーをお願いすることにしました。
マスターさんが
「先週検討したものです」
と、アイスコーヒーを出して下さいました。そう、先週2種類のアイスコーヒーをテイスティングしたのですが、その時に『新しい配合』で淹れた方が出てきたのです。
それまでこちらではマンデリンをベースとした苦味の強めなアイスコーヒーを提供していらっしゃいました。そして先週新たに開発したのはケニアをベースとした後味のスッキリとしたアイスコーヒーでした。今回出されたこのアイスコーヒーは、後者だったわけです。
頂いてみるとスッキリした味わいが心地良く、スイスイと頂けてしまう感じの大変飲みやすいアイスコーヒーでした。私は普段アイスコーヒーにはミルクとガムシロップがマストなのですが、これくらいスッキリしていればストレートでもいけてしまうかも知れません。
開店から5ヶ月、それでもお店をより良くすべくマスターさんなりに奮闘しておられるようです。今も、来たるべき夏のメニューについていろいろと試行錯誤中だとのことでしたので、それはそれで楽しみにしていようと思います。
ところで、我が家での音楽的作業に欠かせないのが、このトイピアノです。知り合いから譲り受けたものですが、玩具ながら何と4オクターヴもの音域があるのです。これだけ音域が充実しているトイピアノは、他に見たことがありません。
発音体も、例えばカワイから発売されている2オクターヴ程の普及型はアルミのパイプが並べてあるのですが、このトイピアノには
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こんな風に黄銅製(?)の金属棒が音階順に並べられています。アルミパイプのトイピアノはカンカンした軽い音色ですが、こちらは例えて言うなら昔の柱時計の時打ちの鐘のような、かなり響きのいい音色です。知人曰くかなり古いものだとのことでしたが、本体の何処にもメーカー名が書かれていないので、いつ何処で作られたものか詳細は分かりません。
入手してから2年近く、その間かなりこの子にお世話になりました。ただ、トイピアノなので当然のことながら小さく、弾く時には正座をしないといけないのでなかなかシンドいのです。それに、ちょっとばかり酷使してきたためか最近心無しかいくつかの鍵盤の反応が鈍くなってきたような気もしています。
そろそろ○フオクや○モティあたりで中古でいいから電子ピアノでも買って、この子の負担をなるべく軽くしたいな…とは思っているのですが、それはそれでなかなか出物が無いので、ちょっとばかり考えあぐねているところです。
まぁ、いずれにせよあともう暫くはこの子のお世話になることと思われます。本格的にくたびれてしまわないよう、なるべくいたわりながら大事に使っていこうと思います。
そうは言っても仕方ないので、折角出来た時間を有効に使うべく《Cafeあつめ木》にお茶をしに出かけることにしました。今日はほぼ迷うことなく今月の月替わり生ケーキをオーダーしました。三月の生ケーキは『イチゴ』です。
御覧下さい、この正しいイチゴショートケーキ。日本人たるもの、これをケーキと言わずして何をケーキと宣うやら。幼少期を不○家のケーキで育ってきた昭和人にとって、ミントの葉がのっている以外は余りにも懐かしい光景です。
頂けば、クリームの甘味とイチゴの酸味が間違いない味わいをかもし出してくれます。ちょっとしたノスタルジーに涙腺が緩みそうになりながらも、美味しく堪能しました。
今日はキッチンで、男性スタッフが新商品の開発をしていました。いずれ提供されることがあるのか、ちょっと楽しみです。
ここは私が現在住んでいる三軒長屋の左端(我が家は三軒長屋の中央)で、嘗て書道具店が入っていたものの何年も前に閉店していて、シャッターが閉まりっぱなしになっていたところだったのです。今日も、私が出かける時にはシャッターが閉まっていたはずなのですが、夕方になって帰ってきたらシャッターが開いていて暖簾が下げられ、中から明かりが漏れていたのです。
『え゛っ?!Σ(゚Д゚;ノ)ノ』
とフリーズしながら恐る恐る暖簾越しに中を覗いてみると、中にカウンターがあって客と思しき何人かがこちらに背を向けて座っていました。更によく見ると、畳んで置いてある椅子の横に折りたたみ式の譜面台が置かれていて、その横にはギターまで置いてあるのです。恐らく興の乗った客が爪弾くのでしょう。ただ、壁にも暖簾にも屋号が無いので、どういった店なのかは外から見ただけでは分かりません。
毎日壁を接して生活していたのに、何ならリフォームしている音どころかリフォームの気配すら感じなかったのに、いつの間にこんなことになっていたのか…私の頭の中は軽くパニックになり、暫く呆然と立ち尽くしていました。
一体どうなっているのか…入って確かめてみればいいのでしょうが、人見知ラーな私としては入っていいものかどうかすら分からないので、結局スルーして帰宅してしまいました。でも、いずれは店に入って真相を確かめてみた方がいいのでしょうか…?