一工夫

１レッスンは３０分と決まっているので、その決められた時間の中でどう起承転結をつけて時間通りに終わるか…というのが、音楽教室講師の最重要課題の一つです。その時間管理のために時計は不可欠なアイテムなのですが、生徒によっては時計をチラチラ見ながら、その場を何とかのらりくらりとやり過ごそうとする奴もいるものなのです。

勿論、「そんなことされないような魅力的なレッスンをすればいいではないか」と言われてしまえば至極ごもっともなのですが、私もそんな完璧な人間ではありませんから、みんながみんな…というわけにいかない時もあるわけです。

だからと言っていちいち時計をチラ見することを注意してばかりもいられませんし、でもそれを捨て置くのも何だかシャクにさわる…そこで考えたのが写真の方法です。

これはピアノの上の光景なのですが、写真立てを置いてその陰に時計を置くことによって、目隠ししてしまうわけです。で、どうせ隠すなら『付加価値』のある目隠しを…ということで、いわゆる《名画》と言われているものの写真や絵葉書を入れておくのです。

内容は季節やその時の気分によって変わりますが、あまり強烈なもの…ピカソとかダリとかクリムトとか岡本太郎とか…でないものを選んでいます。だからレオナルドやラファエロの時もあれば、フェルメールやレンブラントやルーベンスの時もあれば、ヴェラスケスやドラクロワの時もあれば、シスレーやピサロやモネやルノアールの時もあれば、セザンヌやゴッホの時もあれば、尾形光琳や円山応挙や伊藤若冲の時もあり…と様々です。

この中の絵は一月毎にとりかえます。すると一年で１２点の絵とふれあうことになるわけです。そうすると、最初興味を示さなかった子も「あ、また絵が変わった」というところから、自然と絵に親しみを持ってくれるようになるわけです。今までにも、これをきっかけにして展覧会に足を運ぶようになった子達が何人もいますので、思わぬ情操教育にもなっていて一石二鳥です。

６月はのクロード・モネ作《Le Pont japonais（日本風の橋）》を飾りました。これは今、国立新美術館で展覧会を開催しているワシントンナショナルギャラリー所有の作品ですので、この絵そのものが出展されているかどうかはわかりませんが、これをきっかけにして「六本木まで出かけてくる」と言っていた生徒がいます。

ともすると、音楽教室というところはある種狭い部屋の中で、閉鎖的にレッスンをこなすようなことになりがちなのですが、かつて数多巨匠の作品が演奏された場には音楽だけではなくて、絵があり、彫刻があり、時代のトップモードが集い、詩が読まれ、政治が語られていたわけです。だから現代の、しかも芸術教育の場において、せめてレッスン空間に、それに相応しい上質の絵を飾ることによって少しでも子供達の総合的情操教育に寄与していけるよう、これからも続けていきます。

明日から７月なので、帰ったらまた中身を考えます。

今日の《cafe32°F》

こう暑いとさすがにホットを飲む気にはなれず、アイスコーヒーとパウンドケーキのセットをお願いしました。

アイスコーヒーはじっくり１０時間かけて抽出した水出しコーヒーです。仕事の丁寧さが伝わってくる、深い味わいが魅力です。

今日のパウンドケーキはクルミでした。香ばしいクルミと（多分そうなんじゃないかという個人的憶測に基づき）生地にほんのり香る黒砂糖（だと思う…）の甘味がなかなかです。ケーキの右隣りに写っている丸い物体はストロベリーマスカルポーネアイスクリームです。甘酸っぱい感じが、これまたＧＯＯＤ！！

パウンドケーキの中身はいろいろと変わります。多いのはラムレーズンかアップルシナモンなのです…が、個人的にドライフルーツとシナモンが苦手なので、こういう中身の時でないとパウンドケーキ頼まないんですよね…御主人、奥様、申し訳ございません…m(_ _;)m。

因みに御主人から伺ったお話によると、今日開店から１８：００現在までで、ホットコーヒーをいれたのは１回だけだそうです（笑）。そうですよね、何しろ今日の都内での最高気温は３５°Ｃだったそうですから…(＿□＿;)！！

トロピカルぅ～♪

お暑うございます。嫌になりますね…。

あざみ野で遂にハイビスカスが開花しました。強力な日光に照らされて数多の植物がうなだれている中、この子は生き生きと上を向いていました。

かつて中学生の時「日本は温帯湿潤気候帯」と習った記憶がありますが、こういう花が咲くということは、日本はもう立派な亜熱帯気候帯になったのでしょうね…。

因みに今日、山梨県甲府市では３８度を記録したそうです。やめてほしい…（；´д｀）

しゃんと上を向いて

教室の近くに生えていたセージの花です。

そう、あのハーブのセージです。ドライハーブの状態ではよくわかりませんが、実はこんな綺麗な紫色の花を咲かせるのです。そして当然ですが、多少虫がいるのを覚悟して顔を近づけると、ハーブとしてのいい香りがします。

セージやローズマリー等のハーブは、結構お花も楽しめます。ただ、もとが野草なので、ちょっと放っておくととんでもなく成長し過ぎます。お庭に植える場合には呉々も御注意を…。

劇的変化！

一昨日『らしい子』として写したのと全く同じランタナの株です。前回は半開状態でしたが、今日見たらほぼ満開になり、以前はまだ開いていなかった中央の株が、かつての両脇株の開き具合まで開花していました。

その姿を見てビックリ！半開状態では黄色っぽかった外輪が、内輪が咲き出すにつれて、外輪の色がピンクっぽく変色しているではありませんか！

私は、二色使いのランタナという花は、最初からそのように開花するものなのだろうと思って疑わなかったのです。だから最初この子をみた時に、写真中央部にあるような半開状態を見て、てっきり外輪が黄色で内輪が蕾そのままのピンク色の二色使いの花が咲くものだと思ってしまったのです。しかしこの変色の様を目の当たりにしたことによって、咲きながら尚変化していくという神秘性に、今更ながら驚き入ったのであります。

今回のことで、遅まきながら知恵のレベルが１上がりました。何事も一部を見て知った気になってはいけませんね…m(_ _)m。

本来ならば…

画面中央に写っている星型状の物体は、今やニュースですっかりお馴染みとなりました熊谷駅名物軒下ミスト噴霧器です。ここからミスト、つまり霧を発生させて、少しでも駅前の気温をさげようじゃぁあ～りませんかという、涙ぐましい設備です。

もし熊谷らしい天気の日だったら、ここから盛大にミストが降り注いでくる…はずなんですが、今日は涼しいので稼動していませんでした。なぁんだぁ残念だなぁ～(＾Д＾～)♪（オイ…）

日本一暑い街…？

あれから無事に品川のビルを下りて、次に訪れたのは熊谷市…そう！つい先日、伝説の３９．８度を記録した日本一暑い街に、からっきし暑さに弱い私が来てしまったのです！（勿論仕事でですよ、好き好んでなんか来やしません！）

)゜0゜(ヒィィと思いつつ、覚悟を決めて電車から降りた…ら、あれ？何だかうすら涼しい…。何と今日は全国的に前日より気温が低くなっておりますが、熊谷もご多分に漏れず１４時現在の気温が２６度という、ある意味とっても快適な気温だったのです。

なぁんだぁ～、折角街頭温度計を見て「ありえね～っっ！」とかって叫ぼうかと思ってたのにぃ(^O^)♪（心にもないことを…）。

高～い！

品川駅に隣接しているビルの２６階からの眺めです。とっても判りにくいと思いますが、画面中央は新宿新都心方面です。かつて巨大な白ダリアの画像を載せたことがあるホテルで結婚式のお仕事です。

こういうところに来ると、あの震災以降大体皆の考えることは…

「ここにいる時に地震が起きたらどうしよう…)゜0゜(ヒィィ」

と、とりあえず無事に終わることを祈りつつ…。

あま～い♪

と言っても一昔前のギャグではありません（笑）。

都内のアオ〇マフラワーマーケットの前をたまたま通り掛かったら、何ともいえない甘～い香りが鼻先をくすぐったのであります。で、もしや…と思いつつ香りの方にさそわれてみたら、何とクチナシのブーケがあったのです。切り花でもなかなか見掛けないだけに、ちょっとビックリしました。

店頭のボードには『花のもちは長くありませんが、香りは長く楽しめます』と書いてありました。このお題目をよしとするか否かは個人差です…？！

らしい子

これが、私が把握しているランタナの標準的な咲き様なんだと思います。いわゆる同心円の二色使いというものです。もうちょっとすると、中のピンク色の部分も開花してきますね。因みにこの子は外円が黄色メインになっていますが、逆に外円がピンクメインのものもよく見掛けます。

この花を、もし人が作り出したのであれば物凄い執念だと思うし、天然物として存在していたのであれば正に神の業というべきでしょう。最初に発見した人はどう思ったのでしょうか？

その昔、ヨーロッパが大航海時代を迎えて以降、新たな土地と未知の宝を求めていわゆるトレジャーハンターが世界中を駆け巡っていた頃、それと同様に未開の土地に分け入って、珍しい（特に蘭を中心とした）植物を探して王侯貴族に献上したプラントハンターという人々も活躍していた時代がありました。彼等の活躍無しに現在のガーデニングは成り立たなかった…とまで言われていますから、ひょっとしたらこの子達（例え直接的でなくても原種となるような植物）も、そんな運命を辿ったのかも知れませんね。

今日のcafe３２°F

今日はアイスティーとスコーンのセットです。胃にはあまり良くないとわかってはいますが、やっぱり冷たい飲み物は止められません。

今日マスター御夫妻が、コーヒー・紅茶ギフト用のパッケージデザインを、カタログとニラメッコして検討していらっしゃいました。近日中には決める御予定だそうですので、楽しみです（プレッシャーかけているわけではありません、念のため…）。

梅雨は何処へ…

暑い（；´д｀）…暑い(ι´О`ゞ)…暑い（シツコイ！）。

今日、埼玉県熊谷市では３９．８°Ｃという最高気温が記録されたとか…３９．８°Ｃってぶっちゃけた話、結構重症のインフルエンザ発症した時の体温くらいっていうことですよね、やめてほしい…（っていうかこういう場合、いっそ四捨五入して４０°Ｃってしちゃいけないんですかねぇ…「一応３０度台ですっ！」っていうギリギリのこだわりなんでしょうか？）。

本当に今年は梅雨が梅雨らしくないような気がします。６月中に沖縄で梅雨明けした時に東北地方ではまだ梅雨入りしていなかったり、九州では年間降水量の８割相当の雨が数日間で降ってしまったり…。

関東地方はどうかと言えば、そんなに言う程の降水量があったわけではありませんし、いわゆる「梅雨らしい連日の雨降り」という感じがそんなにないのです。何ならこのまま梅雨明けしてしまえばいいのにと、個人的には思っております…(￣_￣|||)。

ご褒美

特に小さな生徒達にお家での練習を喚起し、かつモチベーションを向上させるために、宿題をちゃんとやってきたら出来たところにシールを貼ってあげています。で、どうせならその子が好きなキャラクターやアイテムを聞いて、希望に沿った絵柄のものを貼ってあげるのですが、この選択肢も私が講師をし始めた頃と今とではだいぶ変化してきました。

十数年前ならほぼ間違いなく男の子はミッキーマウス辺りだったし、女の子ならほぼ間違いなくディズニーのプリンセスかキティちゃん辺りを貼ってあげればまず問題なかったのですが、最近は同じディズニーでもミッキーだけじゃなくてくまのプーさんとかファインディングニモとかリロ＆スティッチとか、個人個人の好みが細分化してきました。

ディズニーキャラクター以外ならば、男の子だと電車や飛行機等の乗り物系やサッカーボール等スポーツグッズをモチーフにしたものが好まれますし、女の子には何てったってリラックマの人気が絶大です。

とりあえず入会してきた時に、好きなキャラクターなんかをリサーチするのですが、そんなわけで最近はシール探しにも一苦労しております。ディズニーキャラクターくらいなら教室や町の文房具屋にもあるのですが、特にリラックマなどは東急ハンズやLoftみたいな大きなお店、ヘタするとキディランドや東京駅地下のリラックマストアまで行かなければいけない場合が出てきますから…。ああいう店に大の大人の男が一人で入るのには、結構な勇気がいるものなのですよ（力説してど～する…）。

今日のセパレーション

お馴染みあざみ野の《cafe３２°Ｆ》です。

今日は暑さにめげた気持ちに正直になって、アイスカフェラテwithバニラアイスフロートです。こういう日のアイスカフェは格別ですね。

因みに私は、こういうフロート系の飲み物でアイスクリームが氷と接して、そこにドリンクが絡んでシャーベット状にシャリシャリになったところをスプーンですくって食すのが大好きです(*￣∇￣*)。こういうのがお好きな方、結構多いのではないでしょうか？

暑い…（；´д｀）

全国的に夏至でございます（当たり前だろっ）。嘘かホントか、教室の近くの温度計の電光掲示には、燦然と輝く３２°Ｃの表示が…。

「今年は特に夏場の電力不足が予想されますので、尚一層の節電を」とは、某東〇電力からのお願いですが、こう暑い中だと正直「ふざけんなボケ！」と絶叫したくなります（一部下品な表現がありましたことをお詫び申し上げますm(_ _)m）。

これから夏休みにかけて、ず～っとこんな暑さが続くのかと思うだけで現実逃避したくなります。はぁ…アイスクリーム、宇治金時、クリームあんみつ、水ようかん、わらび餅、葛きりぃ…（何故か途中から和テイストに）…m(~q~;)m

因みに写真は夏至の空です。