今日は県立厚木西高校吹奏楽部の第26回定期演奏会を聴きに出掛けました。大学の同期だったトロンボーンの子(ったって40過ぎですが…)が嘱託顧問として指揮者をしているので、久しぶりに姿も見てみたくなったのです。
全体は3部構成で、第1部はかつての吹奏楽コンクールの課題曲だったものを含めた邦人作品、第2部はボディパーカッションにコーラスにダンスパフォーマンスにといった高校生らしい独自のステージ、第3部ではアメリカの作曲家ジェイムズ・バーンズの作品と、盛り沢山の内容でした。
勿論、指導者の力によるところが一番大きいのだとは思いますが、最近の高校吹奏楽のレベルは、かつて自分がやっていた30年くらい前と比べると格段に上がっています。私達が現役の時に、こんなに難しい曲ばかり連ねた演奏会を企画したら、みんなぶっ倒れてしまったでしょう。
個人的に感じたのは、低音が充実しているなということです。これは非常に大切なことです。しかも、ともすると金管の低音楽器が目立ちがちになりますが、ここの吹奏楽団は木管低音楽器も充実しているのです。
特に素晴らしいのがバスクラリネットの充実振り!あれだけ響く、いい意味でドスの効いたバスクラの音が聴ける吹奏楽団はそうそうありません。実はコンサートが始まる前にプレコンサートがあり、そこでバスクラリネットトリオが出てきたのですが、その音の太さと豊かさに驚かされました。
アンコールでヴァーグナーの《ローエングリン》から《エルザの大聖堂への行列》が演奏された後、卒業生が一人ずつ指揮者に起立を促されて万雷の拍手を受けているのを見ながら、私も涙が止まらなくなってしまいました。こういう豊かな音楽環境に身を置けたことは、彼等の今後の人生にきっといい影響を与えてくれると思います。終演後、聴きに来てくれていたクラスメートとロビーで喜び合っている出演者達を見ながら、ちょっと羨ましいな…と思いつつ会場を後にしたのでした。
全体は3部構成で、第1部はかつての吹奏楽コンクールの課題曲だったものを含めた邦人作品、第2部はボディパーカッションにコーラスにダンスパフォーマンスにといった高校生らしい独自のステージ、第3部ではアメリカの作曲家ジェイムズ・バーンズの作品と、盛り沢山の内容でした。
勿論、指導者の力によるところが一番大きいのだとは思いますが、最近の高校吹奏楽のレベルは、かつて自分がやっていた30年くらい前と比べると格段に上がっています。私達が現役の時に、こんなに難しい曲ばかり連ねた演奏会を企画したら、みんなぶっ倒れてしまったでしょう。
個人的に感じたのは、低音が充実しているなということです。これは非常に大切なことです。しかも、ともすると金管の低音楽器が目立ちがちになりますが、ここの吹奏楽団は木管低音楽器も充実しているのです。
特に素晴らしいのがバスクラリネットの充実振り!あれだけ響く、いい意味でドスの効いたバスクラの音が聴ける吹奏楽団はそうそうありません。実はコンサートが始まる前にプレコンサートがあり、そこでバスクラリネットトリオが出てきたのですが、その音の太さと豊かさに驚かされました。
アンコールでヴァーグナーの《ローエングリン》から《エルザの大聖堂への行列》が演奏された後、卒業生が一人ずつ指揮者に起立を促されて万雷の拍手を受けているのを見ながら、私も涙が止まらなくなってしまいました。こういう豊かな音楽環境に身を置けたことは、彼等の今後の人生にきっといい影響を与えてくれると思います。終演後、聴きに来てくれていたクラスメートとロビーで喜び合っている出演者達を見ながら、ちょっと羨ましいな…と思いつつ会場を後にしたのでした。