共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

忘れてた…

2016年05月31日 23時50分15秒 | 日記
今日は夕方から、先日のアミューあつぎ路上ライブの反省会と今後の予定のすり合わせ会とを兼ねて、みらいあいこさんと一緒に《Cafeあつめ木》にお邪魔しました。

第一回目ということや天候に恵まれたこともあってか、なかなかの盛況ぶりをみせた感がありましたが、終わってみれば、同時に荷物の運搬やセッティング等で見直すべき点も多々受けられました。今回は男手が多かったものの毎回そういうわけではないだめ、今後に向けての叩き台作りもしてみました。

お茶を頂きながらの打ち合わせで、私は深煎りのフレンチブレンドと『和柑橘のシフォンケーキ』を、みらいあいこさんはオリジナルブレンドと『淡路産新玉ねぎのキッシュ』をオーダーしました。

『和柑橘のシフォンケーキ』は開店当初からある定番メニューで、『かぼちゃのシフォンケーキ』と交互に出てくるものです。通常シフォンケーキといえば、かなり多めのサラダ油を使用するものですが、このシフォンケーキはお店独自の工夫により、油を使わずに作られています。そのため通常のシフォンケーキよりも少しザックリしてはいますが、それでも爽やかな柑橘の香りと共に充分しっとりした食感を楽しめるシフォンケーキです。

『淡路産新玉ねぎのキッシュ』は今月の月替わりメニューです。厚く刻んだ新玉ねぎがたっぷり入ったキッシュには、これまた新玉ねぎで作ったピクルスご添えられています。こちらもほんのりと甘酸っぱくて美味しい一品です。たのみもしないのに何故そんなことを知っているのかと言うと、以前オーダーしたことがあるためです(^^ゞ。

ところで、オーダーが運ばれてきた段階で気づいたことがありました。

「このキッシュは『月替わりメニュー』、そして今日は5月31日…Σ(゜Д゜;)!」

そう、このキッシュは今日が最終日だったのです。それをすっかり忘れて、普通にケーキをオーダーしてしまったことに、心の中で後悔したのでありました。
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微妙…

2016年05月30日 18時21分38秒 | 日記
何だかんだ、昨日の野外ライブで疲れました。ただ出演していればいいだけのライブと違ってタイムキーパーや物品の貸し借り、施設側への説明等のこともありましたから、いろいろと気を遣う場面も多かったもので…。

一夜明けて小田原の教室に着いて、近くのコンビニに寄ったらこんなものがありました。《たけのこの里》の新商品マンゴー味です。本当は《きのこの山》のバナナ味もあったのですが、個人的にバナナ香料が得意ではないので、必然的にこちらを選びました。

レッスンの合間に食べてみましたが、正直チョコレートにマンゴー味はあまり合いません。やっぱり私は普通の《たけのこの里》が好きです。

でも、これも商品開発の方々の努力の賜物なのでしょうから、これ以上私見を述べるのは控えます…m(__)m。
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第一回路上ライブ

2016年05月29日 18時53分02秒 | 日記
さて、今日はいよいよアミューあつぎでの路上野外ライブ、記念すべき第一回目当日です。ここに至るまで事務手続きや確認作業でいろいろと振り回され、当日の準備にも若干手間取りましたが、これも想定内でした。あとは開幕してしまえばもうこっちのもんです。

バタバタしながらも、みらいあいこさんをトップバッターにして何とかライブがスタートしました。ライブハウスで固定したお客の前でプレイするのと違って不特定多数の道行く人達が立ち止まって聞いてくれたりするので、また違った臨場感を感じることができます。

実際にやってみると、ビル風に煽られて譜面がめくれてしまう対策は取っていたものの、譜面台そのものが思った以上に激しく倒れてしまうということは詰めが甘い点でした。これについては、今後大いに改善の余地があります。それでも、各アーティストさん達はそれぞれにのびのびとパフォーマンスをされていたので、主催者としてはホッとしました。ボカロ曲については…頑張りました。

当初、会場側から騒音クレームについて注意喚起されましたが、実際にライブを見てもらい基本がアコースティックであることを確認してもらったら納得していたようでした。音量については各所に事前にぬかりなく根回しをしていたことも功を奏したようです。先ず、滑り出しは上々といったところでしょうか。

来月は26日に、同じ場所で野外ライブを開催する予定です。御都合よろしければ、お運び下さいませ。
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大変です…

2016年05月28日 23時55分38秒 | 日記
いよいよ、アミューあつぎでの野外ライブが明日に迫ってきました。この日のためにいろいろと下準備がありましたが、後はもうライブを開催するだけです。

…と言いたいところですが、個人的にはそんなにノウノウとしてもいられません。それというのも、ついこの前の火曜日に決まったボカロ曲が大変なのです。

写真はみらいあいこさんから渡された、明日演奏するボカロ曲の『楽譜』です。

通常の楽譜は五線紙に音譜が書いてあるものを指しますが、みらいあいこさんから渡される『楽譜』は常にこうです。ここに書かれているのは曲の歌詞と、そこに該当するコードネームだけ。音符は一切ありません。つまり、後は聞き覚えているメロディラインを頭の中で辿りながら、何とかかたちにするしかないのです。

元々ギター的な発想で考えれば、この書法は何の不思議もありません。しかし、これが鍵盤となるとそうもいかないのです。つまり、ギターであればコードによって手のかたちが決まっていますから、後はそれに沿って構えてジャンジャカ掻き鳴らしていればいいのですが、鍵盤はコードによって押さえ方が決まっているわけではないので、これだけの乏しい情報を駆使して、何とか自助努力のみでかたちにしなければならないわけです。

こちらとしても一旦引き受けたからには、なるべく原曲に近いかたちに弾ければ…と思ってはいるのです。しかし、今回の場合は『楽譜』をもらってから本番までの日にちが余りにも無さ過ぎて、ちょっとテンパっております。

しかも、ついさっきみらいあいこさんからLINEが来て、何と明日の今日だというのに追加オーダーが来たではありませんか!もう、目玉ボーン!!(⊃ Д)⊃≡゜ ゜です…。

はぁ、疲れた…(; -。-) =3 とりあえず今日ははもう寝ます。

今回はコード弾きで何とかかたちにすることになりそうです。そうじゃなければ間に合いません。後は、普段生徒に言っている『始まったからには、何があっても止まらずに最後まで演奏する』を肝に銘じて頑張ります…( ω-、)。
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今日の《cafe32゜F》

2016年05月27日 22時17分10秒 | 日記
今日あざみ野駅に着いたら改札内外に警察官が立っていて、この上なく物々しい雰囲気を醸し出していました。そう言えば今日は伊勢志摩サミットが終結し、バラク・オバマアメリカ大統領が歴代アメリカ大統領として初めて被爆地広島を訪れる歴史的な日ですから、無理もありません。日本警察の威信にかけて、テロなど発生させたらエラいことです。

私が大学生だった頃、厚木のバーで酔っ払った挙げ句

「第二次世界大戦を終わらせてやったのはアメリカだ。完全に潰されずに主権を回復させてやっただけ、日本人は俺達に感謝しろ。」

と喚き散らしていた素行の悪い白人米兵がいたので

「人類が絶対に使ってはならない原子爆弾を、しかも御丁寧にウラン型とプルトニウム型の二種類を広島と長崎に投下して盛大な人体実験をしなければ戦争を終わらせられなかったトルーマンなんぞ、とんだヘタレぢゃ(-。-)y-~」

と言って危うく殴られそうになったのは、今となってはいい思い出です。

あの時の米兵がもし今でも生きているのなら、今回の現職大統領の広島慰霊をどう見ていたのか…今となっては知る由もありません。

そんな昔のことを思い出しながら、今日は久しぶりにガトーショコラを頂きました。濃厚なチョコレートの風味が鼻に抜けると、幸せな気分になれます。もしかしたら、ここしばらくこのお店以外でガトーショコラは食べていないような気がしますが、これだけ美味しいガトーショコラがここで頂ければ充分です。

さて、では教室に戻ってボカロ曲の練習をします。。。。゛(ノ‥)ノ
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はしたない…(*`⌒´*)

2016年05月26日 23時23分06秒 | 日記
今日も日中は暑くなりました。ようやく夏服の準備ができたのはいいのですが、急激に体型の出やすい服装になったことに、少なからず焦りを覚えるオトシゴロです…。

教室を終えてから、近くのフードコートで夕食を済ませてしまおうと思い立ちました。

ピーク時を過ぎていたとはいえ、フードコート内ではそこそこの人達が食事をしていました。私も座って食べ始めたのですが、それと同時にちょうど斜め前に座っていたこの少女が視界に入ってきたのです。

恐らく父親以外の家族と食事をしていたようですが、ガッと股を開き、左手を完全にテーブルの下に追いやって文字通りの犬喰い、おまけに口を閉じずにクチャクチャと無遠慮に咀嚼音を撒き散らかす始末…。食べ始めた時には存在を認識していなかったので気にもしていなかったのですが、視界に入ってきた途端ものすごく気になってしまったのです。

若干話は飛びますが、亡くなった私の母は美容師という職業柄か美意識がとても高く、マナーについてとても厳しい人でした。

曰く

「箸を使う食事は器を持て。手皿など言語道断。」

「箸を揃えるのに、御膳や皿の上でトントンするな。」

「食事中に肘をつくな。」

「食事中に、ものを噛んだり汁をすすったりといった無用な音を立てるな。」

「口にものが入っている状態で喋るな。」

「椅子に座る時に足を投げ出すな。」

…といった具合です。

特に私の妹には、女子として恥ずかしい行動は慎め!と、かなり厳しく躾けていました。妹が中学生か高校生の時、一度だけたまりかねて反抗したことがありましたが、

「マナーっていうものはね。ただ闇雲に形式ばって生活しろっていうことじゃないの。不特定多数の人間がいる空間で、お互いに嫌な思いをしない、させないための高度で文化的な気遣いの結晶なの。」

「あんた、○○っていう雑誌のモデルさんに憧れてるんでしょ?ああいう美的な人たちは、少なくともあんたみたいに大股開きで食事なんて下品なマネは、脚のかたちが悪くなることも含めて絶対にしないわよ。まあそれでも、あんた自身が将来的にO脚になって、スカート姿で出かけるのが恥ずかしくなって、男子にモテなくなってもいいって言うんだったら好きにすれば?」

と一言ピシャリ!と言われたら、ぐうの音も出ませんでした…。

私も正直『うるさいなぁ…(-""-;)』と思っていたりしましたが、そのおかげでしょうか、結婚式や法事といった正式な席で我々兄妹がマナーが分からずにまごつくということは殆どなく、周りの大人達から感心されることが多かったように思います。そうした意味においては、日頃口煩く叱ってくれた母に感謝しています。

そうした環境下で育ってきてしまった私にとって、この光景は耐え難いものがありました。ただ、目の前に座っている母親と思しき女性が何の注意もしないところをみると、この家庭ではこれを良しとしているのでしょう。

この後この家族がどうしたかは見届けていませんが、少なくともこの少女が将来好きな彼氏の前でボロを出さないことを願って止みません…。
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暑気払い!赤辛味噌ラーメン!

2016年05月25日 23時33分48秒 | グルメ
昨日より多少涼しくなった…とは言いつつも、やはり暑いに違いはありません。まだ湿度がそこまで高くないからいいようなものの、このまま梅雨になぞ突入された日には堪ったものではありません…(ー_ー;)。

こういう時には迎え酒ならぬ迎え暑気!とばかりに、久しぶりに本厚木駅南口にあるラーメン店《壱八屋》に足を運び『赤味噌チャーシュー麺』をお願いしました。

この見るからに辛そうな印象に違わず、濃厚な味噌の風味と共になかなかな辛さがやって来ます。それでも、辛いものに弱い私でも大丈夫なくらいの辛さなので、美味しい味噌の風味を損なうことなく堪能できるので大好きです。

夏場になると味噌ラーメンをメニューから外してしまう店もあるようですが、ここは一年中置いてあるので、味噌ラーメン好きとしては嬉しい限りです。この夏にも、またお世話になります!
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大変だぁ?! ~┗|∵|┓金曜日のおはよう

2016年05月24日 19時25分05秒 | 日記
さて!今回はちょっと大変なことに手をつけなくてはならなくなりました。

昨今、横浜や川崎は言うに及ばず海老名や相模原といった近隣の自治体と比べても、私の住まう厚木市は様々な観点から野外での文化的イベント事で著しく遅れをとっています。かつて一度『ハーモニカの街あつぎ』などと付け焼刃的に銘打ってイベントを展開しようとしたこともあったのですが、結果的にはそれはもう見事なまでにスベりにスベって跡形もなく消え失せました。今では誰も覚えていません。

そうこうしているうちに、先ず青山学院大学に出て行かれ、更に音楽イベントで厚木を売り出したいのであれば恐らく一番便利に使えたであろう昭和音楽大学にも見切りをつけられて出て行かれるという、痛恨のミスまで厚木市はやらかしたのです。昭和音楽大学はその後、かつて本厚木駅下車バス20~30分という僻地から新百合ヶ丘駅下車徒歩5分という好立地に校舎を移転し、川崎市が推進している『音楽の街かわさき』の活動に目出度く一役も二役も貢献しています。皮肉なものです。

その後厚木市ではジャズナイトを開催したり大道芸を呼んだりしてはいるのですが、どれもこれも何だか今ひとつパッとしません。街の造りからして野外イベントに向かない感じなのを差し引いても見ていてイライラするくらいにパッとせず、長年忸怩たるものを感じていました。

ただ、そんなことでただ臍を噛んでいても仕方ないので、「市の企画がパッとしないのであれば自分たちで打ち出してしまおう!」ということに考えが至りました。そこで、いつもサポートプレイをしている愛川町在住のシンガソングライターみらいあいこさんと相談の上で、みらいあいこさんとそのお仲間の歌い手の皆さんとで、本厚木駅近くの商業施設『アミューあつぎ』の前で初の路上ライブを敢行することにしたのです。記念すべき第一回目は、今度の29日となりました。

大変なことというのは、その路上ライブの内容についてです。実は今回の参加者の中にみらいあいこさんのお嬢さんが入っているのですが、基本カラオケで済ますはずだった彼女の歌の伴奏を1曲することになったのです。ところが、指定された曲が何とボカロ、つまりボーカロイド用の《┗|∵|┓金曜日のおはよう》という曲だったのです。

私も曲自体は聴いたことがあるのですが、まさか演奏することになるなんて思いもしませんでしたので、大慌てで聴きなおしてみたのです。そうしたら結構なアップテンポな上に音数も多く、若干焦っております…。

そうは言っても何とかしなければいけないので、これから超短期間ではありますが、自分の技術の範囲内で何とかしようと思います。

路上ライブの概要ですが


実施会場:アミューあつぎメイン入り口横広場(小田急線本厚木駅東口下車徒歩5分)

開演日時:5月29日(日) 14時~

出演予定:みらいあいこ、夕凪禅次郎、R(あーる)、シークリオネ、津田啓


となっております。

この路上ライブは、これから毎月最終日曜日に恒例化していく予定です。野外で楽器を扱う関係上、雨天時は中止となります。御了承下さい。

週間予報を見る限りにおいて29日は大丈夫なようですので、皆様のお越しをお待ち申し上げております。

さて、ボーカロイド練習しなくちゃ!

┗|∵|┓金曜日のおはよう/HoneyWorks feat.GUMI
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春の名残、夏の奔り

2016年05月23日 22時08分40秒 | 日記
今日は厚木でも最高気温が29℃に達しました。まだ5月だというのに、気温だけは真夏日まであと一息というところまで来てしまったわけです。今日はまだ空気がカラッとしていたからよかったようなものの、これに梅雨時の湿気が加味された状態を想像するだにゾッとします…。

今日は教室が早く終わってしまったので、まだ営業中だった《Cafeあつめ木》にお邪魔しました。何にしようか迷ったのですが、今日は夏の奔りの暑さ対策も兼ねてコーヒーフロートをお願いしました。

苦味の効いたアイスコーヒーの上に鎮座坐しているアイスクリームは、お店の自家製です。買ってきたバニラアイスクリームとはまた違った濃い味わいのアイスクリームが、深煎りのアイスコーヒーとよく合います。

こちらのアイスクリームは、定番のバニラアイスクリームと、月替わりフレーバーのアイスクリームとがあります。因みに今月はレンゲハチミツだそうです。

サービスとして手前の小皿にのせられているのは、これまたお店特製のタケノコの甘酢漬けです。開店前の春のうちにお客さんから大量に筍を分けてもらったそうで、それをお店に運んで甘酢漬けにされたものです。キッチンにはその時の奮闘の様子を物語るようにタケノコの甘酢漬けの入ったビンがディスプレイの如く居並んでいますので、しばらくはサービスとして堪能できそうです。

コーヒーフロートを頂きながら、ふとした切欠で、お店にとっても私にとっても今後の進展になりそうな音楽絡みの企画の話で盛り上がりました。具体的な内容はまだ伏せますが、面白いことができそうです。

具体化したら、また改めてお知らせ致します。お楽しみに。
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紫陽花の前に

2016年05月22日 19時26分35秒 | 
今日は買い物をしたり打ち合わせをしたりと、いろいろとバタバタした一日でした。その分、暑さに晒されずに済んだことはよかったのですが…。

移動中、ふと目をやった先にイヌマキの白い花が満開になっていました。この花が終わると、いよいよ本格的な紫陽花の季節を迎えます。

最近、一週間が過ぎ去るのがやたらと早いような気がします。何なら、私だけ一週間が五日間くらいしかないような気すらするのです。それを知り合いに愚痴ったら、

「年とった証拠ヨ…ε=(-。-)y-~」

と一刀両断されました…( ω-、)。
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生誕300年記念 伊藤若冲展

2016年05月21日 23時20分15秒 | 日記
今日は大仕事でした。と言っても思いっきりプライベートですが…。

今日は上野の東京都美術館で絶賛開催中の《若冲展》に行って来ました。今年が若冲生誕300年の節目の年に当たるということで、かなり大規模な回顧展となりました。

《若冲展》については、ここ数日の混雑状況のツイッターを見ていると『210分待ち』とか『300分待ち』といった呟きが多数見られたため、これは気合いを入れて観に行かねばなるまい!と一念発起して始発のバスに乗って本厚木駅に出て、一路上野を目指しました。

8時くらいに上野公園に到着し、一路都美術館を目指しました。そうしたら、早くも看板を掲げた係員が

「《若冲展》のチケットをお持ちの方の列はこちらで~す♪(´・∀・`)」

と、朝の爽やかな空気の中で声を張り上げていました。ところが、指し示している先は都美術館とは全然アサッテの旧東京音楽學校奏樂堂の方…。

(*´-ω・)?と思いながらも、促された方に向かって行くと、開館一時間以上前だというのに既に長蛇の列!そしてそこには燦然と輝く『入館120分待ち』の文字の看板を持った係員が!!(⊃ Д)⊃≡゜ ゜

う~ん…さすがは若冲恐るべし。もっとも、昨今はマスコミがジャニーズタレント等を使って人気を煽り過ぎている感も否めませんが、それでもまあ、これだけの人が若冲の作品に関心を持つというのは喜ばしいことです。

朝の8時に120分待ちには面喰らいましたが、こちとら200分超えは覚悟の上での参戦でしたから、思いの外早く入れそうなことにほくそ笑んで…いや、ワクワクしておりました((o(^∇^)o))。

結局、都美術館の敷地に入るまでに120分、敷地に入ってからチケット受付に辿り着くまでに更に90分ほどかかって、ようやく会場に入ることができました。昨今は、かつて国立博物館で開催された《日本国宝展》で多数の熱中症患者を出してしまった教訓からか随所に給水ポイントと救護所が設けられていて、係員が盛んに熱中症対策を呼び掛けていたのが印象的でした。

今回は伊藤若冲生誕300年記念ということで、鹿苑寺や慈照寺といった京都の名刹に納められた襖絵や掛軸が多数展示されていました。

中でも圧巻だったのが、若冲円熟期の傑作である《釈迦三尊像》全3幅と《動植綵絵(どうしょくさいえ)》全30幅の掛軸です。これは若冲が京都・相国寺に納めた連作の大作で、現在《釈迦三尊像》は相国寺に、《動植綵絵》は御物、つまり皇室の持ち物として宮内庁三の丸尚蔵館に保管されています。

私も一度《動植綵絵》が全巻展示されたのは観たことがありました。しかし、その時には中心に有るべき《釈迦三尊像》は出品されなかったため、ちょっと残念に思っていたのです。それが今回は、それらが本来有るべき完全なかたちで一堂に会するという、大変貴重な機会となりました。

南宋画に見られるような、わりと豪華な出で立ちの釈迦三尊を中心にして、鳥や獣や花々までもが釈迦如来の説法に聞き入っているように配されたこの連作は、若冲50代の円熟期を迎えた時期に10年以上の歳月をかけて完成させた傑作です。鳳凰や孔雀、雀や鶴や鶏といった鳥の羽根や、牡丹に芍薬、梅に桃に薔薇といった花の花弁の一つ一つに至るまで実に精緻に描かれていて、観る者を惹き付けて離しません。

これらの絵を描くにあたって、若冲は様々な技法を採り入れています。その中でも、このポスターにもなっている『老松白鳳図』の鳳凰には、白い胡粉で描いた羽根の裏側から黄土色の色を挿す裏彩色という技法が用いられていて、実際に観るとまるで金泥で仕上げたような輝きを放ちます。こればかりは写真や画集では分からないものです。

この他にも《鯨白象図屏風》や《果愬涅槃図》といった代表作が目白押しでした。そして最後に、ある意味昨今の若冲ブームの火付け役ともなった、アメリカの若冲コレクターであるジョー・プライス氏のコレクションが数年ぶりに来日していました。若き日の作品《葡萄図》や《動植綵絵》と極めて近い構図の《紫陽花双鶏図》と並んで、枡目描きという特殊な技法が用いられ、かつて宇多田ヒカルの『SAKURA』のMVにも使われた異色作《鳥獣花木図屏風》までが登場したとあっては、もう感嘆の極みです。

会期はあと3日間限りです。次に《動植綵絵》が観られるのはいつになるか分かりませんし、ましてや釈迦三尊とのコンプリート状態は望むべくもないかも知れません。そういった意味でも大変貴重な展覧会と言えます。

もし御覧になりたい場合には、開館時間には上野公園にいるくらいの覚悟と、日焼け止めや水分補給等の熱中症対策を万全にしてお出かけ下さい。
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今日の《cafe32゜F》

2016年05月20日 22時05分46秒 | 日記
風邪は随分前に治ったはずなのに、ここ最近ちょっと多めにブレスをとると、むせるように咳が出てしばらく止まらなくなる現象が続いています。医者に行っても、特に肺炎になっていたりはしていないのだそうで、とりあえず当たり障りの無い咳止めを処方されて終了…。

まあ、差し当たって問題なければいいのですが、喋りづらくって困ります。むせながらも一生懸命喋った挙げ句

「ご免なさい、何て言ったのか殆ど分かりませんでした…。」

なんて言われてしまうと、正直凹みます…。

そんなモヤモヤを抱えつつ、今日は特に教室が始まるまで用事もなかったので我が家でウダウダしていたら、気づいた時には結構いい時間になっていました。とりあえず身支度を整えてから、いつものように教室前にお店にお邪魔しました。

今日は洋梨のチーズケーキとコーヒーのセットをお願いしました。もう少し早く来ていればココアシフォンがあったらしいのですが、私が到着した時には、メニューボード上のココアシフォンのところに無情な斜線が…( ω-、)。それでも、こんがりとキャラメリゼした洋梨の乗ったチーズケーキは、大人な風味の美味しいケーキでした。

今日はあまり落ち着いて頂けませんでしたが、折角のコーヒータイムですから、今度はもっと時間に余裕を持って伺いたいと思います。

因みに、昨晩大騒ぎしていた連絡通路のガラス屋根はどうにか処置をしたらしく、通れるようになっていました。出勤時には気づかなかったワ…(*^O^*)ゞ。
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一大事

2016年05月19日 21時18分52秒 | 日記
たまプラーザの教室を終えて、東急田園都市線で中央林間まで戻って来ました。

さて、小田急線に乗り換え…ようとしたら、何やら連絡通路が騒がしいのです。しかもよく見てみると、何と小田急線への連絡口にシャッターが下りているではありませんか!Σ(゜Д゜ υ)

何かと思っていたら、規制線を張っていた警察官と小田急線の駅員とが、それぞれバラバラに拡声器で怒鳴り散らしていました。最初は何だかさっぱり分からなかったのですが、どうやら

「この先にある中央改札口には不具合があるため行けませんので、北口改札口まで遠回りして下さい!」

と言っているらしいことだけは分かりました。

ただ、時刻としてはまだまだ遅くもない時間帯だったので、何の不具合があったのかだけでも知りたいと警察官を捕まえて聞いてみたら、シャッターの向こう側にある連絡通路上のガラス製の屋根にヒビが入っていて崩落の危険性があるので通せない…ということでした。

それぞれが連携せず、ただ闇雲にワアワア言っているから訳が分からなかったのですが、ようやく何事か分かったので

「それは大変なことですね…」

とだけ言って、大人しく北口まで遠回りしました。

それにしても、私は明日も通勤でここを通らなければならないのですが、果たして大丈夫なのでしょうか…?
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特定外来生物 オオキンケイギク

2016年05月18日 21時55分08秒 | 
今日もまた神奈川県は夏日になりました。と言っても25~26℃くらいで湿度が低いと、むしろ若干爽やかなくらいではあります。

そんな中、最近私の生活圏になかったものを久しぶりに発見しました。いつもとちょっと違う道を歩いていたら、この目にも鮮やかな黄色い花が風にそよいでいたのです。

これは、拙ブログではすっかりお馴染みになった感のある『オオキンケイギク』です。一見コスモスのようにも見えますがキク科の多年草で、元々日本にあった固有種ではなく、戦後に海外から入ってきた外来種です。

実はこの花、こんな可愛らしい成りをしていながら大変な問題児でして、繁殖力が強く草丈も高いため、日本固有種の植物の育成を阻害するものとして、環境省から『特定外来生物』の称号を授与されている曲者です。カミツキガメ等の動物とは違い、植物で『特定外来生物』に指定されているものは僅か12種類ですが、この花はその筆頭に揚げられています。とにかく繁殖力が強いので、見つけたら根ごと引っこ抜いて枯らしてしまうしか駆除の方法はないようです。

私が撮影していたところが売却地だったのですが、撮影中に知らない人に声をかけられました。よくよく聞いたらその売却地の持ち主のお身内だったようですので、上記のようなことを一頻り説明したのですが、聞き終わると

「これってそんな草なの?」

と驚きながら、いきなりその場でボリボリとオオキンケイギクの株を抜き始めてしまったではありませんか!!(⊃ Д)⊃≡゜ ゜

あまりの対応の早さに驚きましたが、土地の所有者がすることなので止め立てするようなことでもなし、ましてやその発端が自分となれば何をか言わんや…ということで、軽く御挨拶だけして早々に引き揚げたのでありました。
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平穏を願って ~ 生誕150年 エリック・サティ 《3つのジムノペディ》

2016年05月17日 20時38分28秒 | 音楽
昨日の21時23分に茨城県南部を震源とした地震が発生してから、様々な方々から安否確認の問い合わせを頂戴しました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

あの時、私は小田原から厚木に戻ってきた直後くらいでした。駅前を歩いていたところ、私を含めその場にいた人達の携帯電話から一斉に緊急地震速報のジャリンジャリン!!という警報音が鳴り響き、その数秒後に、立っている私でも分かるくらいにユラ~…っと地面が横に揺れたのです。

幸い、ほんの数秒前ではありましたが緊急地震速報は発令されたことで多少の心構えをすることが出来ていたこともあって、実際に揺れだした瞬間にも特にパニックになる人はいませんでした。程なくして震源が茨城県南部と分かった時には不安になりましたが、その後確認したところ私の親類縁者に怪我人はいませんでしたし、明けて今朝、実家の様子を見てきてくれた従兄弟から『異常なし』の報告を受けて現在に至ります。

それにしても…あの緊急地震速報の不快なシグナル音というのは、恐らく百万遍聞いても聞き慣れることはないでしょう。もっとも、そのように作ってあるのだとも思いますが…。

ざわついた気持ちをどうにか整理すべくあれこれと用事をしていたら、今日5月17日は19世紀末にフランス・パリを中心に活躍していたピアニストで作曲家のエリック・サティの誕生日だということがカレンダーに書いてあるのに気づきました。サティは1866年生まれですから今年は生誕150年ということで、いつも以上にCDや楽譜を目にするようになっています。

そんなわけで、今日はサティの代表作のひとつでもある《3つのジムノペディ》を聴くことにして、ちょっと面白い動画を転載しました。通常のピアノ版ではなく、印象派の巨匠クロード・ドビュッシーが編曲したオーケストラ版での演奏です。ピアノのシンプルな響きが紡ぎ出すのとはまた違った、管弦楽の衣を纏ったジムノペディを御堪能下さい。

Trois Gymnopedies (Orchestral) - Erik Satie
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