共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

よいお年を…

2016年12月31日 22時38分35秒 | 日記
いよいよ今日は大晦日、2016年も今日で最後です。

振り返れば、何だかいろんなことがありました。何があったかは…過去ログを御覧頂くことにして、今日も買い出しやら何やらで出掛けておりました。

途中で空腹になったので、ランチに蕎麦を食べることにしました。ふと気づけば、これが年越し蕎麦になったわけですが、だからと言って特別感は無く、いつものかき揚げ蕎麦での年越しとなりました。

来る2017年はどんな年になるのか…それは神のみぞ知るところでしょうが、先ずは健康で無事に過ごしたいと思います。

今年も拙ブログを御覧頂きまして有り難うございました。どうぞよいお年をお迎え下さいませ。
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頑張りましたので…

2016年12月30日 23時30分40秒 | グルメ
いよいよ2016年も今日と明日の二日のみとなりました。

割りとまともに寒くなった中、今日は松飾りやら何やら、あれこれと買い出しに奔走しました。いっぺんに運べないものについては配送サービスを活用したりしたのですが、それでも運びきれないと判断したものについては駅前と家とを何往復もするという大車輪ぶりでした。普段は全く気にならないのですが、こういう時になると車を持っていないことが悔やまれてなりません。

散々歩き回ってくたびれてしまったので、今日はちょっと贅沢して夕食にすき焼きを頂くことにしました。定食屋さんで出されている一人鍋で、人参が細切りだったのと春菊の代わりに水菜が入っていたのとが気になりましたが、それでも久しぶりに甘辛割下のすき焼きを堪能しました。

あれだけ奔走したのですから、一日くらい贅沢してもいいですよね…?

さて、後は大晦日を迎えるのみとなりました。何だかんだあった2016年も明日で終わります。あと一日頑張りましょう!
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爽やかスープと春の使者?

2016年12月29日 23時10分38秒 | グルメ
年内の通常営業は昨日で終わり、後は粛々と2017年を迎えるのみとなりました。

とは言うものの、昨晩の茨城県北部を襲った震度6弱の地震は遠く離れた厚木にも伝播してきて、年の瀬だというのに言い知れぬ不安感を抱かずにはいられません。身内の無事は確認しましたが、東日本大震災はまだ終わってはいないということを、嫌でも再認識させられる出来事となりました。

さて、今日は木曜日なので本来であれば定休日なのですが、年末臨時営業中だということで《Cafeあつめ木》にお邪魔して、今年最後のランチを頂くことにしました。

キッシュにしようかスープにしようか…と悩んだ結果、今日初お目見えだったスープのセットをお願いしました。今日のスープは『鶏肉団子と白菜の塩レモンスープ』です。

タイトルを見ただけではよく分からなかったのですが、出されてビックリ!味付けのためにレモンの果汁だけが入っているのかと思いきや、スープの中にレモンのスライスそのものが浮いているではありませんか!

ビジュアルだけでは味の想像がつかなかったのですが、優しい塩味に鶏肉の旨味と白菜の甘味が効いたスープにレモンの酸味が程よく爽やかさをプラスしていて、何とも心地よい味わいです。スープの上に添えられた白髪ネギと黒胡椒のアクセントが効いていて、スープ全体の風味を引き締めています。

こうした料理に柑橘類を使う場合、日本人的感覚としてどうしても柚子を使うことを一番に思いつきますが、香りは立つものの柚子の果汁の酸味そのものは優しすぎて薄まってしまうような気がします。このスープにレモンを使ったのも、そうした理由があるのかも知れません。今年最後のランチを、美味しく頂戴しました。

ところで、食後のコーヒーを頂いていたら、どこからか店内に生けるための切り花が届いたという知らせがありました。何の花が来たのかと思ったら



何と蝋梅ではありませんかΣ(Д゚;/)/!

一瞬『作り物?』かとも思ったのですが、紛れもなく本物の蝋梅が、枝いっぱいに咲き誇っていました。

まさか年の瀬に蝋梅の花と遭遇するとは夢にも思っていなかったので、すっかり面食らってしまいました。今年の冬は割りとまともに寒くなったと思っていたのですが、やはりどこか昔の冬らしい冬とは違っているのでしょうか…?

因みに新年は早速2日から営業を開始されるそうです。ただし2日と3日は正午オープン、4日から通常営業とのことでした。

今年の5月に新装オープンしてから7ヶ月ほどですが、ランチにつけデザートタイムにつけお世話になりまして有り難うございました。この場を借りて《Cafeあつめ木》の全スタッフさんに篤く御礼申し上げます。また来年も拙ブログのネタを提供して頂けますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
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下品だこと…ε=(`へ´*)

2016年12月28日 23時58分22秒 | 日記
先にお断りします。お食事中の方は御遠慮頂いた方がよろしいかと存じます。

今日、出かけた先で個室の御手洗いを借りていた時、突然外からドアをガンッ!と引っ張られました。何の前触れもなかったのでビックリしたのですが、外の誰かはそれからも二三度ドアノブをガチャガチャと無遠慮に引っ張って、開かないことを確認したらそのまま何も言わずに去っていったようでした。

御手洗いという空間は窓も無くかなり狭いところです。しかも、使用目的が目的ですから、中にいる人はかなり気分が緩くなっているわけです。そこに、いきなり断りもなく侵入されそうになった時の緊張感たるや、なかなかのものなわけです。

今日に限らず今までにも何回も経験していることですが、いつから日本人はノックもしないようになってしまったのでしょうか?

これは私の教室でも起きていることなのですが、教室に入会した最初の頃にノックもしないで入って来ようとする生徒が多いのです。ただ、そういう場合に私は

「はい、やり直し!」

と言って部屋から叩き出してしまいます。これは大人だろうと幼稚園児だろうと同じです。

それで分かればいいのですが、中には何のことだか分からず部屋の外でキョトン(・_・)としている生徒がいます。そういう場合には

「他人のテリトリーに断りもなく入って来るんじゃないの。ノックくらいして、私の了解を得てから入っていらっしゃい。」

と言ってやり直させます。そして、次回以降それを習慣化させるようにしています。

後々聞いてみると、私に言われるまで誰からもそんなことを注意されてこなかった…という生徒が殆どでした。恐らく家の中でもトイレと言わず何処と言わずノックもせずに入っていくことに、誰も異論を唱えないのでしょう。でも、例えばその子達がある程度大きくなってアルバイトをするようになったり就職するようになったりした時に初めて最低限のマナーについて注意されるような世の中になってしまったとしたら、これはゆゆしき問題です。

昨今は親子関係にしても教師と生徒の関係にしても、友達のようなフランクな付き合い方が良しとされる傾向にあります。勿論、それ自体を否定する気はありませんが、『親しき仲にも礼儀有り』、例え気心の知れた間柄であっても引くべき一線はあるはずなのです。

ところが、これは親や教師に留まらず、最近はお祖父ちゃんお祖母ちゃんまでが子供達に対して注意をしなくなってきています。その理由が「事を荒立てて子供達に嫌われたくないから」…もう聞いていて呆れかえってしまいます。

嫌われたくないからと、世の中の大人達が子供達に教え諭すことを止めてしまえば、子供達は注意されないことに味をしめて更なる下品な行為に及ぶかも知れないのです。それが子供達の中である程度積み重なってしまった時にはもう手遅れなのですが、そうなってしまってからはヘタレな大人達は為す術も無く、ただ遠巻きに見ているだけなのです。

そこへいくと私は別に子供に嫌われようが何しようが痛くも痒くもないので、仮に生徒が礼儀を欠いた行動に出ようものなら

「ふざけんな!」

と一喝します。それで嫌になって辞めるならそれまでのこと…と思っていますが、今まで一喝した後に辞めていった子は一人もいません。それは多分、私が本音で子供達にぶつかっていっているからだと思います。

子供達は、大人達が思っている以上に大人のことを『自分に対して全力で相手をしてくれるかどうか』ということを、かなりつぶさに見ています。そこで子供達からの内心オーディションに落ちた大人は、ひたすら子供達にナメられ続けます。そして残念ながらそれは、その大人が子供達に対して、かなり豪快な一発逆転特大ホームランでも打ち上げない限り延々と続きます。

日本人が昔から大切にしてきた礼儀、礼節、思いやりという高次元な文化は、本来きちんと子供達と向き合うことの出来る大人達によって支えられてきたはずなのです。それを日本人自体が忘れかけているから『おもてなし』という言葉が流行語大賞などという下世話なものに出てきたりするのです。

私は常日頃から上品な人間でありたいと思って生活しているつもりです。『上品』というのは、何もシャナリシャナリと妙に高級なものを身につけて丁寧な言葉遣いを駆使しオホホホ…と口に手を添えてすました笑いをしているようなお高くとまった人のイメージを持たれがちですが、要は『下品な行動や言動を慎む』という意味です。

ただ、そこはあまり上品な家庭に育ったわけではないため、子供達に注意する際にかなりぶっちゃけた言い方をしてしまうことがあるので、気をつけなければいけないな…という自戒の念にもしょっちゅうかられています…。

でも、これからも私は子供達と本音でぶつかれる人間でありたいと思います。そうした大人がもっと増えていけば、少なくともノックもせずにトイレのドアを開けようとする日本人は減らせるのではないかと思っています。
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何じゃこりゃ?な難曲 ~ ベートーヴェン《二つのオブリガート眼鏡のためのデュオ》

2016年12月27日 21時50分28秒 | 音楽
年末ということで、鋭意大掃除の真っ最中でございます。

それにしても改めて整理してみると、我が家ってこんなにも楽譜が沢山あったのか…と驚かされます。さすがに同じところに20年以上住んでいると、物持ちの悪い独り住まいでもそれなりに楽譜が貯まるようです。

そんな中、天袋から面白い楽譜が出てきました。ベートーヴェンの室内楽でヴィオラとチェロとの二重奏曲なのですが、タイトルが《二つのオブリガート眼鏡のためのデュオ 変ホ長調》という、何ともヘンテコリンなものです。

これはベートーヴェン自身が付けたタイトルですが、何のことだかさっぱり分かりません。もしかしたら、初演の時に演奏した人達がとんでもない近眼の人達だったのかも知れませんが、それが反映されたタイトルなのかどうかは謎です。

ただ分かっていることは、とにかく恐ろしく難しい曲だということです。何しろ聴いて頂ければ分かりますが、ヴィオラもチェロも通常の音域をはるかに越えた高音域まで演奏しなければならないので、かなり高度な演奏技術を必要とします。何でこんな楽譜が我が家にあったのかは謎ですが、若気の至りで『やってみよう♪』などと軽はずみなことを考えていたのかも知れません。

まあ、今から少しずつ練習して、いずれ演奏できたらいいな…とは思うのですが、そのためにはかなり腕のいいチェリストに協力して頂かないと…。

どんな曲か、興味のある方は下の動画を御覧になってみて下さい。

Beethoven: Duo For Viola & Cello in Eb Major | Gandelsman, Bagratuni
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ニャンという格好で…

2016年12月26日 23時43分06秒 | 日記
今日は年内最後の小田原レッスン日となりました。さすがに街中からはすっかりクリスマス色が払拭され、辺りはすっかりお正月モード全開となっていました。

いつもよりちょっと早めに小田原に到着したので、久しぶりに小田原城に寄ってみることにしました。いつもの正面口からではなく北側の御用米曲輪の方から登城しようとしたら、道のど真ん中にこの子がこんなあられもない姿で寝そべっていたのです。

そっと近づきながらしばらく観察していたのですが、人に慣れているようで全く逃げる気配を見せません。それどころか



こんな感じのあられもなさ全開で毛繕いを始めてしまったのであります。

その間も何人もの人が通りかかって眺めていたのですが一向に毛繕いを止める気配は無く、終始あっち向きになっていました。

尚もしばらく観察していたら、



間借りなりにも普通の座り方になって毛繕いを始めました。これはもしかしたらいい感じの写真が撮れるかも!と思いつつしばらく見ていたら、いきなり



『ニャンだ?!』

と睨まれてしまいました。どうやらちょっとしつこかったようです(^_^;)。

『ごめんよ~、邪魔するつもりはなかったんだよ~…』

と謝りつつそっと離れて、思い出したように天守閣方面に向かったのでありましたε=ε=(ノ・・;)ノ。
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Shining Xmas !

2016年12月25日 23時10分22秒 | 日記
今日はレストランでの演奏の仕事で新百合ヶ丘に来ました。ピアノとフルートとヴァイオリンという編成でしたが、それ用に出来ている楽譜があったので、ほぼほぼそれを使ってのステージとなりました。

特に無茶なリクエストも無く、無事に終了して解散しました。新百合ヶ丘駅近くの連絡通路には、御覧のような光のクリスマスツリーが飾られていました。このツリー は電飾の色が次々と変わるタイプで、楽しげに見上げる人達が周りに沢山いました。

他にも、駅からデパートに繋がる通路には



こんな感じに飾られていました。

また、駅のコンコースにも



こんなステージ付きの大きなツリーが設置されていて、カップルや親子連れが入れ替わり立ち替わり記念撮影をしていました。

夜になって、さすがに少し寒くなってきました。皆様、風邪なと召されませぬようお気をつけ下さいませ。
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クリスマス・イヴ

2016年12月24日 21時20分22秒 | 日記
今日は全国的にクリスマスイヴでございます。とは言うものの、日中は相変わらず暖かな陽気に恵まれました。

今日は先ず《Cafeあつめ木》でランチを頂くことから始めました。今日はやはりスウェーデン風ミートボールのキッシュでしょう。本当はスープセットもクリスマスイヴ限定の鶏肉の入ったホワイトシチューだったのですが、個人的に鶏があまり得意ではないので止めました…。

前回ローズマリー…と書いてしまいましたが、ローズマリーではなくタイムやナツメグの効いたキッシュは格別です。考えてみれば、肉料理に使うハーブと言えばタイムだということは分かりそうなものですが、先入観で誤記してしまいました、お詫び申し上げます…m(_ _)m。

美味しいランチを頂いてから、夕方からのクリスマス・イヴ礼拝に参加するために横浜の教会に向かいました。



こちらは横浜・山手にある小さなチャペルですが、今日は大勢の参列者で立ち見が出るほどでした。しばらくぶりに再会した知人達と旧交を温めながら、楽しく参加することができました。

終了後はお庭で



ホットワインのお接待を受け、柑橘の香りの効いた甘いワインを頂きました。他の参列者達も手に手にホットワインを楽しみながら、庭に飾られたイルミネーションを背に記念撮影をしていました。

すっかり温まったところで、挨拶もそこそこに教会を後にして桜木町まで戻りました。夜の桜木町は



御覧のきらびやかさです。

万国橋の上から撮影しましたが、ここでも数メートル置きにカップルが自撮りする様子が見られました。

ワールドポーターズの前から汽車道を通って桜木町駅まで辿り着き、電車で横浜駅に着いて相鉄線に乗り換え、海老名駅からバスに乗って最寄りで降りるまで、終始大勢のカップルに進路を妨げられての帰宅となりました。まぁ、それはさておき、皆さんそれぞれに楽しいイヴをお過ごし下さいませ。

Merry Xmas !
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『お気持ち』を噛み締めて

2016年12月23日 23時34分36秒 | 日記
昨日に引き続き、今日もまた日中は暖かくなりましたた。何故にこの師走の時期に上着無しで平気でいられるのかが分かりません。

今日は天皇誕生日です。定例の記者会見がありましたが、夏に発進なされた御言葉を踏まえての、非常に表現言語を選んだものとなっていたようにお見受けしました。

生前退位…いや、生前譲位というべきでしょうが、天皇皇后両陛下とも傘寿を越える齢を重ねられ、お若い時分のような国事行為や宮中祭祀も儘ならなくなってくることは容易に想像できます。また、イギリスのエリザベスⅡ世女王陛下と夫君フィリップ殿下が卒寿を迎えられて、公式行事への参加が難しくなっておられる状況も、生前譲位に向けてのお考えに少なからず影響を及ぼしていることでしょう。

戦後、天皇については『日本の象徴であり、その地位は国民の総意に基づく』と日本国憲法に規定されていることもありますから、安易に譲位について言及することは差し控えなければなりません。しかし、幼少期に先の大戦を経験され、戦後、皇太子時分にはひめゆりの塔で火焔瓶、即位されてからは国体でハンマーを投げつけられ、御在位中に阪神淡路・中越・東日本・熊本と四度もの震災に見舞われ、その度に被災地に足を運ばれ、パラオやフィリピンといった旧激戦地に赴かれて慰霊をされ…。

そしてその間にも、国会が召集されればお出ましになり、大臣を任命し、国会で可決成立した法案文書に御名御璽をされ、各国から任命派遣された大使の信任式に臨まれ、尚且つ精進潔斎の上で宮中三殿にて古装束に身を包まれて祭祀を執り行われ…恐らく壮年期の男性でも苛酷なスケジュールを日々こなされておいでなのです。

そうしたことを念頭に置いて今日の会見を拝見した時、今まで偏に国民の安寧を祈って下された陛下に対して、今度は我々国民が恩返しをすべき時に来ているのかも知れません。

さて、そんなことを思いながら、今日も仕事前に《Cafeあつめ木》にお邪魔しました。

今日のランチセットは何かな?…と思ってメニューを開いたら、スープセットのところに『ハッシュドビーフホワイト』なる文字が…( -_・)?

これは気になる!ということで、早速オーダーしてみました。そして出てきたのが上の写真です。

見た目は完全にホワイトシチューです。しかし、頂くとハッシュドビーフの味わいが口いっぱいに広がるので、終始(-ω- ?)(´・ω`・)?(; ̄Д ̄)?と混乱します。その謎を解明すべくスプーンを進めるのですが、今度は具として入っている馬鈴薯がなかなかのボリュームで入っていて、気づくとかなりお腹いっぱいになっています。味わいの謎はともかく、かなりなボリュームの大満足スープです。

一頻りくつろいでから、夜にステージのある現場へと向かったのでありました。
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思いがけずお呼ばれ

2016年12月22日 22時55分16秒 | グルメ
ここ数日の暖かさの中で、遂に今日は上着を置いて出かけるほどの暖かさとなりました。12月だというのにじんわりと汗ばんでいる自分に、驚きと戸惑いを隠せません。

今日、生徒の家にホームレッスンに行ったら、レッスン後にお茶をお呼ばれしました。そこにあったのが、このシュークリームです。

思いがけずゆっくりとしたひとときを過ごしながらも、このサンタさんの飾りを見て、改めて今日は師走の末なんだ…ということを想起させられたのでありました。

夜になって風が一層生ぬるくなり、雨足が強くなってきました。明日は祝日ですが、気温も含めてどうなりますやら…。
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鏡のカノン?(゜゜;)(; ゜°)

2016年12月21日 23時06分51秒 | 音楽
今日は冬至でございます。とは言うものの、実際には日中には18℃にまで気温が上昇して、凡そ冬至らしからぬ暖かさとなりました。

ところで、今日生徒に面白い曲を弾かせようと思って楽譜を用意しました。作曲者は言わずと知れたモーツァルトで、《シュピーゲルカノン=鏡のカノン》といいます。

カノン…と一口に言ってもいろいろな方式のものがあります。

この曲はヴァイオリン奏者2名用の曲です。上の楽譜を御覧頂くと、左端にト音記号が書かれている一方、右端にト音記号が逆さまに書かれているのが分かりますでしょうか。

実はこの曲、

○ ж ○
人 ┰ 人

こんな感じで奏者2名がテーブルを挟んで向かい合い、テーブル上に楽譜を置いて左上と右下から『せーの』で弾き始めると、真ん中ですれ違って右下と左上でちゃんと曲が終わるようになっているカノンなのです。

多少強引なところもありますが、それでもちゃんとハモりながらヴァイオリンデュオの曲として成立してしまうのですから驚きです。しかも、こうした妙な曲を計4曲も書いたというのですから、モーツァルトという人の頭の中って一体どうなっているのでしょうか…?

とりあえず生徒には音取りをしてもらって、然る後にデュエットをしてみたいと思っています。
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美しきホットケーキ

2016年12月20日 20時27分37秒 | グルメ
今日は、日中は上着が要らないくらいに暖かな日となりました。

折角の陽気の良さに、思いっきり洗濯物を済ませてから《Cafeあつめ木》にお邪魔しました。今日はランチは済ませてしまったので、午後のコーヒータイムを堪能することにしました。

とは言うものの、さて何にしようか…と思案した結果、今日はホットケーキとコーヒーをお願いすることにしました。こちらのホットケーキは1枚盛りと2枚盛りとが選べるのですが、今日は2枚盛りをお願いすることに決めました。

こんがりとキツネ色に焼き上げられたホットケーキからは甘い香りが立ち上ぼり、熱々のところにメイプルシロップをかけると、更なる甘い香りが鼻をくすぐります。

そして、このホットケーキに花を添えているのが



このバラの花のかたちに作られたバターです。

まぁ、一体どうやったらこんなに綺麗に出来るのかと思うくらいに美しいものです。そこにメイプルシロップをかけると、また違った色合いを楽しむことができます。それを、外はカリカリ、中はフンワリしたホットケーキの上で溶かして頂くと、何とも言えず幸せな気持ちになれます。苦味の効いたコーヒーと一緒に、美味しく頂戴しました。

さて、今週末にはクリスマスを迎えますが、ここ数日の暖かさが一体いつまで続きますやら…。
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哀悼

2016年12月19日 21時43分20秒 | 日記
今日、フェイスブックの書き込みで大学時代にお世話になったソプラノの先生が他界されたことを知りました。

この先生は、年末恒例のヘンデル《メサイア》公演の際に必ずと言っていいほどソプラノのソリストを務められていた先生でした。決して派手ではありませんでしたが、美しく素直な声は宗教作品のソリストとしてはうってつけで、毎年の《メサイア》の公演で先生の軽やかで澄んだ声で歌う『いざ喜べ、シオンの娘たちよ』をはじめとしたソロが聴けることが楽しみでした。

また学生時代には、私が所属していた弦楽アンサンブルサークルと声楽科の学生の合唱サークルとの合同公演でモーツァルトの《レクイエム》を演奏した際にもソリストを引き受けて下さったこともありました。

個人的には、先生の門下生の発表会の裏方スタッフをさせて頂くという御縁も頂きました。卒業後は様々な演奏会でソリストとして御一緒する機会があり、リハーサル前に御挨拶に伺うと私を覚えていて下さって

「あら!いらしたの?よろしくね。」

と優しく声をかけて下さいました。先生と一緒に演奏したベートーヴェンの第九、フォーレの《レクイエム》、ブラームスの《ドイツレクイエム》、ハイドンの《天地創造》…どれをとっても思い出に残る舞台でした。

今はもう、あの軽やかに澄んだソプラノを聴くことは叶わなくなってしまいました。今日、先生の御実家のある神戸で告別式があったようですが、せめてもの野辺送りに思い出深いモーツァルトの《レクイエム》を贈りたいと思います。

最後に

五十嵐郁子先生、その節はいろいろとお世話になりまして本当に有り難うございました。私は先生の歌が大好きでした。今でも、そしてこれからも、私の中で先生の美しい声は生き続けています。いつか私がそちらに伺うようなことがありましたら、僭越ながらまた御一緒させて下さい。

合掌。

Mozart Requiem Karl Bohm
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御足参り

2016年12月18日 23時33分26秒 | 神社仏閣
最初にお断りしておきます。今日は長いです。

今日は久しぶりに鎌倉まで出かけました。同じ神奈川県内の厚木から割りと手軽に行ける観光地でもあり、数々の歴史ある名刹が建ち並んでいるところでもあるので、一時期はかなり定期的に出かけていました。ところが、最近は特に理由もなく、何となく足が遠退いていました。しかし、先日中央林間の駅で上のポスターを見かけて、そう言えば随分前に行ったきりしばらく行っていないことと、その日がちょうど日曜日に当たっていることとで、久しぶりに出かけてみる気になったのです。

小田急の『鎌倉・江の島フリーパス』を買って藤沢へ向かい、そこで江ノ電に乗り換えて電車に揺られること20分強で長谷駅に到着します。そこから10分程歩いた先に、観音霊場として名高い海光山慈照院長谷寺があります。御本尊は奈良・初瀬の地に建つ長谷寺の御本尊と同じ巨大な十一面観世音菩薩です。そして、今日12月18日は長谷寺の歳の市の日で、この日には『御足参り(みあしまいり)』という特別な参詣ができます。

この『御足参り』は、普段は立ち入ることの出来ない壇上に登壇して、岩座の上に立たれている御本尊の御足に直接触れて礼拝出来るというものです。写真では分かりにくいかも知れませんが、画面右下に御本尊の御足に手をついて腰を屈めて礼拝している人が写っています。



本堂で受付を済ませて列に並び、徐々に大きな本堂に近づきながら歩みを進めること30分余りで御本尊の目の前まで歩みを進めます。世話役に促されて焼香をした後に登壇し、順番を待ちます。

やがて、靴を脱いで御足元に近づくよう案内されます。三丈三寸(9.18メートル)もの像高を誇る御本尊は、真下から見上げるととてつもない大きさです。やがて、左右一人ずつ岩座に上るよう僧侶に促されて御足元に近づき、打ち鳴らす御鈴に合わせて御足に手をつき頭を垂れます。

私は右足側でしたが、長く人々に触れられてきた御足先は金箔が落ちて下地の黒い漆塗りが露出していました。その様にこの観音様がここで過ごしてこられた歴史の長さと人々の信仰の篤さを垣間見つつ、御本尊の高く盛り上がった御足の甲と大きな爪とに触れて、しばし御本尊との一体感を感じていました。

その後、本堂横に新設された観音ミュージアムという建物にも入ってみました。これは、前身の長谷寺宝物館を改築して、それまでの寺宝の展示だけに留まらず、御本尊である観音菩薩を主題とした博物館として新たにオープンしたものです。

1階には開山徳道上人の像や鎌倉時代に鋳造された梵鐘等がで展示されていました。その奥には、御本尊の御前立ちとして安置されていた江戸時代の十一面観世音菩薩像と、室町時代作の《観音三十三応現身立像(かんのんさんじゅうさんおうげんしんりゅうぞう)》が展示されています。これは観音経に説かれている、衆生の願いに応じて三十三の姿(『応現身』または『応化身』と呼びます)に化身して救済するという観音菩薩の化身した御姿を表したもので、三十三全ての御姿が残っている、全国でも非常に珍しい作例のものとのことでした。

2階では、ミュージアム開館1周年を記念して公開中の《長谷寺縁起絵巻》を鑑賞しました。これは奈良時代の養老5(721)年に大和長谷寺の開山徳道上人が巨大な霊木で2体の十一面観世音菩薩像を造らせ、1体は奈良・初瀬の山に安置し、もう1体は縁あるところへ流れ着くように海に流したところ、15年もの歳月をかけた末に長井浦(現横須賀市長井)の沖合いに流れ着き、引き揚げられて現在の地に祀られたという寺伝を絵解きしたものです。実際の絵巻の内容は大和長谷寺に関することが殆どでしたが、それでも色鮮やかな画面からは、この特徴的な長谷寺式十一面観世音菩薩に対する人々の篤い思いが伝わって来るようでした。

~*~*~*~*~*~*~*~*~

さて、折角長谷まで来たのですから、ここを外す手はありません。ということで、そのまま高徳院に向かいました。お寺の名前だけだと( -_・)?と思われる方も多いかと思いますが、高徳院とはこちら



御存じ、鎌倉の大仏様の坐しますお寺です。

ちょっと夕暮れのような感じに写っていますが、これでも15時台です。冬至が近いこともあって、目に見えて日が落ちるのが早くなっています。

そんな中でも御覧のように、参拝客が途切れることはありません。特徴的だったのは、やはり海外からの観光客が多かったのですが、特に白人系の方が熱心に手を合わせていたことです。昔いた知り合いのイタリア人の来日目的が『仏教を真剣に学びたくて』というものでしたが、一心不乱に手を合わせている白人さんの横で自撮り棒で写メっている日本人のバカップルを見ていると、彼等の方がよっぽど阿弥陀様に真摯に向き合っているように見えてなりません。

更に、一旦長谷駅まで戻ってから線路沿いの小路を5分ほど歩いたところにある御霊神社にも参詣しました。ここは歌舞伎十八番の内《暫(しばらく)》の主人公としても有名な鎌倉権五郎景政(かまくらごんごろうかげまさ)を御祭神として祀っています。

御霊神社というと、平塚市横内にある早良親王をお祀りした御社を思い出しますが、この御社はかつてこの地にいた大庭・梶原・長尾・村岡・鎌倉の5つの豪族の祖霊を祀っており、当初は五霊神社と称していたようでした。それが、いつの頃からか武勇の誉れ高い鎌倉権五郎景政一柱を祀る御社となり、名前も御霊神社と変わったのだそうです。

この御社は参道に特徴があります。というのも



何と鳥居の目の前に江ノ電の線路があり、それが参道を横切っているのです。これは観光パンフレットにも写真が掲載されていて、多数の鉄道ファンが撮影に訪れることでも有名です。私が参詣している間にも警報器が鳴って遮断機が降り、4両編成の江ノ電が通過して行きました。

今日は久しぶりにプチ鎌倉散歩を堪能することができました。年が明けたら、北鎌倉~鎌倉~長谷~藤沢という、一日かけて巡る鎌倉散歩に久しぶりに繰り出してみようかな…と思ったのでありました。
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クリスマスシーズンキッシュ

2016年12月17日 18時18分18秒 | グルメ
今朝、厚木市の最低気温が-2度まで下がりました。あまりの寒さに目覚めてしまい、どんなもんだか様子を見に外に出てみたら、家の横のところにかなりしっかりとした霜柱が出来ていました。

この寒さはロシアの大統領が引き連れて来た…わけではなく、俗に言うクリスマス寒波と呼ばれるものではないかと思います。この寒さに着いていけない子供達が続々と風邪をひいているので、彼等と接する講師側としても注意が必要です。

今日は午後からの予定の前に《Cafeあつめ木》にお邪魔しました。今日のランチは『スウェーデン風ミートボールのキッシュ』です。

これは旧店舗時代から毎年末の定番キッシュとして出ていたもので、それから移転改装を経て2年越しに頂くこととなりました。何をもって『スウェーデン風』と称するのかと言うと、ミートボールフィリングにマッシュポテトが練り込まれているのが特徴なのだそうです。

そこにセージやローズマリーといったハーブや、ナツメグ等のスパイスを効かせて揚げた大粒のミートボールが、御覧のようにキッシュ生地の中にゴロリと入っています。キッシュ生地の表面にもローズマリー等のハーブを散らして焼き上げられていて、食卓に運ばれるとそれらの焦げた独特の香ばしい香りが食欲をそそります。

ミートボールにマッシュポテトが練り込まれているだけあって、挽き肉だけで作られたものとはまた違う滑らかな舌触りです。噛み締めるとハーブやスパイスの香りが立ってきて、思わず箸…ならぬフォークが進みます。ニンジンサラダの上にはパプリカとエノキ茸のオイルピクルスが添えられていて、適度な箸休め(フォーク休め?)になっています。今回も、食後のコーヒーと共に美味しく頂戴しました。

あつめ木ユーザーにはお馴染みの年末限定絶品キッシュ、興味のある方は是非お試しになってみて下さい。
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